今回は山梨県大月市にあるお伊勢山に登山をしてきました。標高は550mです。

大月市と言えば秀麗富嶽十二景という富士山の眺望に優れる山々が人気であり、今回のお伊勢山についても、その一角となっています。
しかし、この山の一番の見どころは富士山の眺めではなく、4月頃に迎える満開の桜の木々であるるといえるでしょう。

標高は低山にカテゴライズされる山ではありますが、山一つがスッポリと桜の絨毯に覆われてしまっていると錯覚するくらいの規模となっており、首都圏でハイカーをしている方であれば、是非、一度眺めていただきたい光景となっています。
また、桜を見るだけであればものの30分とかからずに山頂に立ててしまうのですが、そこから花咲山を経由して歩くことで、なかなか骨太な登山を楽しめる場所となっています。

以下からはそんなお伊勢山についてご紹介をさせていただきます。よろしければお付きいただけますと幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
(登山日:2025年4月12日)
お伊勢山の基本情報
| 所在 | 山梨県大月市 |
| 標高 | 約550m |
| 主な登山口 | 上真木バス停 |
| 標準コースタイム | 20分もみておけば十分です。 |
| 山のステータス | 秀麗富嶽十二景 |
※標準コースタイムについては、私が実際に歩いたルートマップ(後述)の通りに歩いた場合のものです。
以下は補足事項です。
- お伊勢山単体であれば、短時間で花見ができる場所です。
- ただし、花咲山の縦走を含めた場合は、岩場などもあるタフなコースとなっています。
- お伊勢山の桜が見頃を迎えるのは例年4月中旬ごろとなっています。
お伊勢山はこんな山 特徴を4つ!
- お伊勢山がもっとも輝く桜の季節!
- お伊勢山だけを楽しむのであれば、散歩気分で楽々ハイキングを楽しめる!
- 秀麗富嶽十二景に選定されており富士山の眺めもGOOD!
- 花咲山までの縦走を含めると骨太な登山を楽しむことも可能!
特筆すべきは桜の光景です。

約3,000本の桜が山肌一杯に咲き乱れる光景は圧巻の一言で、是非、季節を合わせて訪れていただきたい場所となっています!
例年3月下旬〜4月中旬が見頃となるようですが、標高550〜600mの里山としては比較的早めに咲くのが特徴のようですね。
また、お伊勢山だけではものの1時間程度で登山が終わってしまうので、併せて花咲山を縦走して大月駅へと向かうのがハイカーの定番となっているようです。
花咲山までの道中には女幕岩という展望地が設けられており、お伊勢山の桜を眼下に見下ろすことができて、こちらもオススメなポイントです。

今回歩いたルートマップ・コースタイム
ルートマップ
以下は私が歩いた際のコースとなります。
移動距離は往復で約1.2㎞、登60m、下り60mとなりました。ヤマップ・ヤマレコで計測したものとなります。誤差があると思いますので、ご参考までとしてください。

上図の朱書きしている部分が桜の群生地となっており、ゆっくり見てまわることをお勧めします(*- -)(*_ _)ペコリ
また、メジャーなルートとして花咲山の縦走コースを歩く場合は、総距離7.1㎞、登り502m、下り642mとなっています。こちらは標高差こそ大したことが無いように感じてしまいますが、岩場や崖地の多いなかなかタフなコースとなっています。

また、コースマップについては、フリーハンドで作成しています。あくまで目安としていただき、実際の登山の際には、地図やGPSアプリの使用をお願いします
コースタイム
以下は私が実際に歩いた際のコースタイムとなっています。
- 12:20 上真木バス停
- 12:50 お伊勢山山頂
(山頂にて桜の鑑賞で約40分) - 14:10 花咲山登山口
- 15:10 花咲山山頂
- 16:10 大月駅GOAL!
なお、前述のとおりですが、花咲山の模様については別途記事をまとめておりますので、縦走を計画されている方については、コチラの記事も参照いただけますと幸いです。
お伊勢山の難易度・所感
お伊勢山だけを単独で歩かれる場合は危険個所は見当たりませんでした。登山道も明瞭で、桜の季節には非常に多くの方が訪れています。道迷いの心配はかなり低いように感じました。
ただ、高低差はありますので、桜に見とれて転んでしまわないよう注意は必要かもしれませんね…。
登山口までのアクセス
公共交通機関を使用する場合とマイカーの場合(駐車場)をご紹介します。
公共交通機関でアクセスする場合
以下はアクセスの概要です。

- JR大月駅までアクセス
- 大月駅前から富士急バスのハマイバ前行きに乗車(約26分)
- 上真木バス停で下車して登山口(大神社)まで徒歩(約2分)
上真木バス停からは案内板も立っています。シーズン中であれば多くの方が降車するので、あとに続けば迷うことはないでしょう。
また、登山口の目印となる大神社の石碑も目立ちますので、すぐに見つかると思います。

マイカーでアクセスする場合
真木公民館(上真木分館)に若干ですが駐車スペースがあります。体感ですが7台~8台程度は停められそうです。
ただし、私が訪れた際は、桜のシーズン中ということもあり、既に満車でありました。近くに駐車できそうな場所も無かったので、大月駅近くのコインパーキングに駐車をして、バスでのアクセスをお勧めします。
【ここから登山の模様】大月駅前の模様
大月駅前からこんにちは。

今回は登山というよりかは花見の感覚でここまでやって参りました。そういうわけで時刻は11時30分を回ったタイミングの到着となっています。
さすがに遅すぎでしょ!

・・・と思われるかもしれませんが、お伊勢山だけであれば一時間とかからずに見て周ることができる場所なので、心配はご無用でございます(*- -)(*_ _)ペコリ
ちなみにですが、決して寝坊したわけではありません。

仕事の関係で簡単なお使いがあったため、この時間の到着となっています。いや、ほんとに…。
・・・
さて、バスの時刻まで少々時間もあったので、久しぶりに訪れる大月の町をぶらりと散歩して回ることにしてみました。
まず目についたのがコチラでございます。

『ようこそ。桃太郎伝説の街。大月へ!』
・・・ということで、またまた争いの火種となりそうなモニュメントが駅前に完成しておりました。
桃太郎の発祥地と言えば岡山県が有名であると思うのですが、こちらの大月市の方も有力な伝承を多く残しているようで、互いに譲る気はないようですね…。

富士山についても静岡県と争いを繰り広げている中で、多方面に戦線を広げてしまって大丈夫なのかと、一抹の不安を感じてしまいます…。
次いで大月駅前の看板に注目してみます。

『岩殿山へ入山される皆様へ』
…と言うことで落石の影響でメインルートである強瀬ルートが通れなくなっていますよ!という看板となっています。
今回、私が訪れた4月の時点では確かに通行止めではあったのですが、なんと2025年12月25日迂回ルートとして再開通いたしました!
落石が発生してから6年間ものあいだ通行禁止とされていたのですが、ようやく復活となったようで、関東近郊のハイカーとしてはかなり嬉しいニュースとなっているのではないでしょうか?

山頂の富士山の光景はもちろんのこと、稚児落としという崖地は歩いて面白い場所でありました。是非、新ルートで再訪してみたいなぁ~とこうしてブログを書きながら思った所存です(*- -)(*_ _)ペコリ
以下は過去に岩殿山に登山した際の記事となっています。興味があれば、是非、ご覧ください!
・・・
次いで大月駅前の観光案内所となります。各種登山バッチなんかはこちらで購入できるのですが、残念ながら今回のお伊勢山のバッチは販売されていないようです…。

ちょっと残念ではあったのですが、なんと登山バッチのガシャポンがあるではありませんか!
そういうわけで回してみます。ちなみに一回400円也~

当たったのは高川山の登山バッチでございました。

正直、いつも買い求めている金属製のバッチと比べると重量感が無くて安っぽく感じてしまうのですが、キレイな写真が背景に使われており、飾っておく分にはコチラの方がお洒落な気がしています。
そして、観光案内所の前にあるのが、ちょっと場所的に不釣り合いな洋風でモダンな建築物である月cafeでございます。

以下は科の写真となりますが、以前、岩殿山の帰りに寄った際には、外見同様に内装もかなりお洒落な造りになっているのが印象的でした。

カウンター席がきちんと設けられており、一人でも入りやすいのがGOODです。
当時の観光案内所の方からはオムライスは絶品!と伺っていたのですが、ランチとディナーの時間しか取り扱っていなかったのが少しだけ心残りです。

そして、最後にもう一か所。大月駅内の待合室の展示スペースには大人気の山岳漫画であるヤマノススメと特産品の紹介がなされています。

だからなんなんだ。…と思われるかもしれませんが、ヤマノススメについては、結構、好きな漫画であったりもするので大月駅に訪れた際には必ず訪れることとしています。
長々と語り尽くしてきましたが、久しぶりに訪れた大月駅だったため、テンションが上がってしまいました。こればっかりは仕方がない。

ただ、こうして街並みを観察していると、大枠では変わっていないのですが、小さな変化がたくさん見られてなんだか新鮮な気分になったのでした。
大月の市街地は都市部に比べて決して繁華しているとは言い難いのですが、のどかで自然も豊かです。
わたしにとって大月は気に入っている場所の一つです。
大月駅からお伊勢山登山口までの模様
さて、登山とは関係のないことでかなりの尺を使用してしまったわけですが、ここからはキチンとお伊勢山までの道中について解説をさせていただきます。
まずは駅前のバスロータリーへと移動しましょう。

基本的に大月駅のバス乗り場に関しては、駅前で全てが完結してしまっているため迷うことはないでしょう。
目当てのバス路線については富士急バスのハマイバ行となり、途中の上真木バス停がお伊勢山登山口の最寄りとなります。

完全に余談ですが、ハマイバを漢字で書くと破魔射場と書くようです。カッコいい地名ランキングあれば間違いなく上位に食い込んでくるのではないだろうか…。
遅い時間帯の出発ということもあり、さすがに空いているだろと思っていたのですが、バスはまさかの満員御礼の状況でした。

人気の高さが伺えます。外国の方も何人か乗車していて、こんな地方の場所にまで人が集まるのかと軽く衝撃を受けた瞬間でした。
・・・
さて、ボーっと車窓を眺めていると、どうやら目的地に近づいてきたようです。

上の写真は目的地であるお伊勢山の一角なのですが、山肌一面がピンクの山桜に覆われている光景には思わず息を呑んでしまいました。これはかなり期待できるのではないだろうか…。
・・・
そういうわけでバスは筒がなく、目的地である上真木バス停に到着となりました。

ちなみに、バスの乗車時間は約26分。運賃は390円で各種ICカードにも対応しています。
お伊勢山にはいくつか登山道が設けられているようですが、今回は大神社という場所から登り始めることとしました。
上真木バス停からはすぐ近くで案内板も立っているので、迷うことはないでしょう。
記録を見ている限りではここが一番オーソドックスな登山口となっているようです。

そういうわけで、いざ参る。

お伊勢山の登山の様子
さて、格好をつけた写真を載せてみましたが、山頂までは本当に簡単なハイキング程度の道のりとなっています。

鳥居をくぐって登り始めるのですが、コンクリートで綺麗に舗装がなされており、非常に歩きやすいです。
参道の脇にも桜の木々がチラホラ咲いており、これはこれで風流な光景でしたね。

さて、5分ほど参道を登ると公衆トイレに行き当たるのですが、右手に行くとお伊勢山の山頂方面となり、左手に進むと桜の群生地となっています。

楽しみは後に取っておくこととして、まずはお伊勢山の山頂を踏んでおきましょう。
左手に進んでいくと立派な社殿が見えてくるのですが、こちらの脇を通過していきましょう。

社殿を通過すると樹林帯の中へと入りこんでいきます。

ここでようやく登山道っぽい雰囲気を醸し出すのですが、この樹林帯歩きも早々に終了しますので、ご安心を
鬱蒼とした樹林帯を歩いていると次第に明るい尾根道に移り変わっていくのですが、ここの桜もすごかった。

まさに桜の並木道といったところでしょうか。

街路樹として整然と植えられている桜並木とは違って、野趣味のある景観が続いていきます。
個人的には、人で波でごった返す桜の名所なんかよりも、こういう穴場的な場所を静かに歩く方が絶対に幸せな気分になれると思います…。



正直、ため息しかでない景観です…。
さて、そんな風に桜に見とれているとあっという間に、お伊勢山の山頂に到着となります。
山頂を前にして、もう少し歩いていたい気持ちになったのはいつ以来だろうか…。
お伊勢山の山頂の様子
さて、そういうわけお伊勢山の山頂に到着となりました。標高は550mです。

登山口の地点でそれなりに標高があったので、わずか50mほどしか登っていない計算となります。おかげで全然歩き足りない…。
さて、こちらの山頂は言わずと知れた?秀麗富嶽十二景にも選定されている山となっているのですが、景観はというと…
今日の富士山は駄目だったようですね…

今日はスタートが遅れてしまったということもあって、到着は正午になってしまいましたが、富士山を目当てにしているのであれば、朝一でアクセスするべきなんでしょうね…。
ただ、富士山は残念ではありましたが、山頂は広場のようになっており桜もいくつかは見ごろを迎えているようで、これはこれで目に美しい光景です。

ベンチに座って暫し桜を観賞させていただきました。

山頂には立派な記念碑が建立されています。

この方は大月市出身の山岳写真家・白旗史郎氏で秀麗富嶽十二景の選定にも大きく関わったのだとか。

立派な経歴が紹されているのですが、こういうものを見るたびに、『どうして自分もこんな風に生きられないのか…』とちょっと落ち込んでしまうんですね…。
今は仕事もあって、こうして休日は登山に出かけられるだけ幸せなんでしょうが、どうしても劣等感がもたげてしまうのは自尊心が足りないせいなのか。
ちなみに山頂の裏手は共同墓地となっています。

見どころについてはこんなものですが、お伊勢山の真の姿は山頂の反対側にある桜の群生地となっています。
早速、向かってみることとしましょうか。今日のメインはむしろこちらになります。
山頂の反対側 お伊勢山の桜の群生地へ
さて、そういうわけで桜の群生地へと向かうのですが、大神社から登った際の分岐点を右手(公衆トイレのある方)に進んでいきましょう。

・・・
あぁ、これは凄いことになってる…

どのように表現して良いか難しいのですが、第一印象は桜の森に入ったというものでした。

風が吹くと花びらが雪みたいに降ってきて、肩にも髪にもくっつきます。なんだか春の妖精が遊んでいるようにも感じます。

山肌を埋め尽くすように桜が群れており、見渡す限り淡い色で埋め尽くされたように錯覚するほど

写真の中央に写っているのは高川山となっています。富士山は残念でしたが、絵になる高川山で本日のところは満足することと致しましょう。

こんなにたくさんの桜に囲まれたことなんて、生涯にあったかな…



満足するまで桜を眺めて辞去させていただきました。

実は出発時間も遅くなるので、行こうかどうかでずっと迷っていたんですが、行動して良かったと感じています。
最高の時間をありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
お伊勢山登山を終えて
大満足な一日でございました。

富士山の景観も眺めることができていればもっと完璧ではあったのですが、こうして桜の大群生を眺めることができて感無量だったというのが感想です。

ただ、しかし…
さすがにこれだけは歩き足りない!というのも、また事実。

なんせ、1時間も歩いていませんからね…
そういうわけで、ちょっとだけ予定を変更し、近くの花咲山を縦走して大月駅へと帰ることといたしました。
本来、山行ではこのようにみだりに途中で計画を変更するべきではないのかなぁとも思いつつ、どうしても気になる光景があったので、立ち寄ってみることとします。

まぁ、もったいぶる必要も無くて、大多数の方々はお伊勢山と花咲山をセットで歩かれているようなのですが、どうしても記事の分量が長くなり過ぎてしまうので、こちらで一旦区切りとさせていただければと思います(*- -)(*_ _)ペコリ
(あまり記事が長くなると、最後まで読んでいただけないみたいなので…。)
よろしければ次回の記事も併せて読んでいただけますとこれほど嬉しいことはありません。
・・・
さて、ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
これからも、このような形式で試行錯誤をしながらブログを更新していきたいと考えています。皆様におかれましては、たまにで良いので当ブログを覗いていただけますとこれほど嬉しいことはございません。
あなたの次回の登山で素敵な桜の景色と出会えますように!
それでは。
・・・
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