今回は神奈川県相模原市の藤野地区で『山の目』の調査と藤野の山々を歩いてきました。
中央線の車窓から藤野駅を通り過ぎる際に、ひと際目を引くのが山の中にポツンと置かれた緑のラブレターです。

この緑のラブレター自体は非常に目立つところに設置されており、実際に中央高速道路を車で走っている方も見かけたことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか?
この奇抜なモニュメントの正体は、旧藤野町時代の「ふるさと芸術村構想」の折、30以上設置された野外環境アート作品の一つとなっています。
しかし、地区のシンボル的な存在となっている緑のラブレターのほかにも、山全体を活用した奇抜で大胆な野外環境アートがもう一つだけ存在していることはご存じでしょうか?
そのアートの正体は『山の目』と言われている作品です。

幹線道路からも離れた山奥に設置されたものとなっており、目的意識が無いまま車を走らせていては、まず辿りつけないような場所に設置されています。
そういうわけで今回は、そんな山の目の調査を行って参りました。
また、ついでと言ってはなんですが、藤野にある好展望の山々を歩いてきたので、そちらの模様も併せてご紹介させていただきます。

たまにはのんびりと藤野の里山を歩いてみませんか?
(登山日:2025年2月1日)
そもそも『山の目』とは?
旧藤野町で1986年から提唱されていた、『藤野ふるさと芸術構想』の一環で地区に30余りの野外環境アート作品が作られ、山の目についてもその一つとなっています。


よくよく探してみると藤野地区の至るところに野外環境アート作品が点在しているのがお分かりいただけるはず。
製作者は造形作家である『高橋政行』氏によるもの。一つの目玉の直径は約7メートルとなっており、まじかで見るとそのスケールの大きさが良くわかります。

見慣れた山が突然目を覚まし、変貌する下界にメッセージを送る。
藤野観光協会 『芸術の道』パンフレットより抜粋
春のうららかな日溜まりの中から、あるいは夏のキラキラと輝く新緑、真赤に燃える紅葉の中から、そして静寂の雪に眠る。
四季の移ろいとともに送られる無言のメッセージに、人は何を感じるのだろうか。
『山の目』までのアクセスと眺望ポイント・コースマップ
- 『山の目』を眺められる展望地、名倉向原地区のポイントまでは、藤野駅から約3㎞、徒歩で40分ほど
- 『山の目』の真横までアクセスする場合は、さらに徒歩15分ほど(鶴島金剛山・名倉金剛山を経由せず舗装道を歩いた場合)

なお、石楯山・鶴島金剛山については眺望が良いのでついでに立ち寄っただけで、省略は可能です。余裕があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお、名倉向原地区から山の目を観賞する場合、意外と距離があるので気付かずに通り過ぎてしまうおそれがあります。眺望のポイントには案内板も立っていますので、そちらを目印にして探してみるのが良いかと思います。


藤野駅からのアクセスを写真付きでご紹介します。参考としていただければ幸いです。
①JR藤野駅までアクセスし改札を出たら、駅正面の交差点を右折しましょう。


②右折して少し歩くと左手に下り坂が現れるので、そちらを下ります。そのまま弁天橋まで進みましょう。


③弁天橋を渡り、坂道を登ると三叉路です。こちらは右手(上野原市方面)に進んでいきます。


④5分ほど歩くと『芸術の道』への進入路が現れます。案内板が見つけにくいので、見落とさないように!


⑤芸術の道に入ると、いくつかの野外環境アートを通り過ぎ、峠道を30分ほど歩きます。


⑥学校法人シュタイナー学園が見えてくると目的地はすぐそこです。左手前方の高倉山の中腹に注目しましょう!
目の案内板も出ていますので、目印としてください(*- -)(*_ _)ペコリ


石楯山~鶴島金剛山~山の目までのコースタイム
私が実際に歩いたコースタイムは休憩を含めて5時間ほどとなりました。石楯山・鶴島金剛山を経由しなければ、短縮は可能です。
- 11時00分 藤野駅 出発
- 11時40分 石楯山(1座目)到着
- 12時00分 (休憩20分)出発
- 12時45分 山の目眺望ポイント
- 13時05分 (休憩20分)出発
- 14時00分 鶴島金剛山(2座目)到着
- 15時00分 高倉山(山の目)到着
- 16時20分 藤野駅GOAL!
難易度について
今回歩いたコース中では特段危険な個所はありませんでした。また、登山についても、踏み跡は明瞭・案内板も適度に設置されています。
ただ、今回のコースだと、どうしても舗装道路を歩く区間が長くなってしまうため、車の往来には注意が必要となります。
・・・
以下は実際に歩いた際の模様となります。よろしければ、併せてご覧ください(*- -)(*_ _)ペコリ
【ここから行動開始】藤野駅からスタート!
いきなりですが午前11時に藤野駅到着です。

登山を開始するのであれば、半分以上ふざけた時間からのスタートとなりますが、本日歩くコースであれば、約4時間程度を見込んでおけば周りきれるタイムとなるので、まぁ許容の範囲内でしょうか…。
さて、本日の行動開始が遅くなった理由については…
寝坊でございます。

平日一週間を馬車馬のごとく働き通し、やっと迎えた休日です。
せっかくなので『奥多摩あたりの山に行こうか。』とも考えていたのですが、起床することは叶いませんでした…。
結局、起床できたのは朝9時であり、充実した一日にリカバリーをすべく、『寝坊した時に登る山リスト』の最上位にあった、山の目と鶴島金剛山へと急遽、行先を決定したのが今回の経緯でございます。
当ブログは登山ブログを標榜していることもあり、朝一からの行動開始が望ましいわけですが、起きられなかったものは仕方がない。

自業自得の寝坊で始まった休日ですが、それをなんとか取り戻し充実した休日を取り戻すべく奮戦した男の旅が、今、始まります。

・・・
冒頭はプロローグ調にまとめてみましたが、結局は起きられなかった自身の心の弱さが原因です。深く反省しています(*- -)(*_ _)ペコリ

さて、話を戻します。藤野駅に着いたところで、早速、目的地までの行動を開始!
・・・と行きたいところですが、ここは一回深呼吸。

まずは駅に併設されている、観光案内所『ふじのね』さんに立ち寄ることを強くおすすめします。


こちらでは藤野地区周辺のハイキングマップや見どころなどを記したパンフレット類が一堂に配布されています。
今回であれば、『芸術の道』に関するパンフレットもしっかりと準備がされているので、受け取っておくと良いでしょう。

その他にも柚子を使った名産品なんかも販売されているので、帰りにお土産御を買うのも有りな場所です。

買う気が無くても、眺めているだけで楽しい場所なんですよね。
・・・
さて、ふじのねでパンフレットを物色したところで、芸術の道・山の目方面へと進んでいくのですが、藤野駅から出てすぐのこの景観は個人的に気に入っているポイントです。

左上には緑のラブレターが鎮座し、のどかな山並みの下には閑静な住宅街が広がっています。
この景観を見るたびに、自然と人との調和がとれており、なんだか穏やかな気持ちになるんですよね。
さて、上の写真にも写っている弁天橋を通過~


橋のたもとには、早速、芸術作品がお出迎えしてくれます。
橋を渡り、坂道を登っていくと三叉路に行き当たりますが、コチラは右手の上野原市方面へと進んでいきましょう。

そのまま5分ほど歩くと『芸術の道』への入り口となります。
わかりづらいので見落として通り過ぎないよう注意が必要なポイント。


芸術の道へと入っていき、シュタイナー学園方面へと進むのが『山の目』までの最短ルートとなるのですが、本日はその前に一か所寄り道をしていくこととします。
ちょっと寄り道 石楯山の展望台へ
芸術の道へと入って行かず、上野原市方面へと直進すること約10分。
石楯尾神社に到着です。


石楯尾神社の少し先に石楯山の登山口があるので、本日一座目に向けて登山開始。
なお、山頂までのコースタイムはわずか5分
ここまでのアクセスについては、以前に緑のラブレターへ訪問した際に詳細に記載をしておりますので、こちらも参考としていただけると幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
ちょっとした坂道を登っていくとすぐに山頂(=見晴し台)に到着となります。


石楯山の山頂は個人的にすごく気に入っている場所で、藤野方面に訪れると『何とかして行程に組み込むことができないか?』を考えてしまう場所でもあります。
山頂からは上野原市方面の展望が素晴らしく、秋山川の濃いブルーも良いアクセントになっています。

正直、駅からたった30分ほどでこの景観は反則級だと思う…。
藤野駅方面の視界も良好で、以前に縦走した鷹取山・小渕山・岩戸山の眺めもバッチリ。
そして、その奥に控えるのが生藤山・茅丸となります。

5山ともに藤野十五名山に選定されている山ではあるのですが、如何せん、藤野地区自体が高尾山と大月市というメジャーなエリアに挟まれていることもあって、影が薄めなエリアとなっています。
気に入っている点のもう一つは、秘密基地のような雰囲気があることです。



今回の訪問で3回目となるのですが、未だにこの山頂で他の登山者と出会ったことがありません。
日当たりも良好で、静かな山頂を堪能するにはもってこい。

ついついボーっと長居をしてしまいます。
こんなに景観の良い場所なのにもったいないなぁ~と思う限り。
・・・
さて、ずっと佇んでいたいという気持ちがありつつも、今日のメインである山の目へと移動を開始しなければなりません。

名残惜しいけどバイバイ。
次はツツジの季節に遊びに来るよ。
『山の目』の展望ポイントである名倉向原地区へ
石楯山の山頂からは、まず名倉峠へと向かいます。

名倉峠までは痩せ尾根を通って約20分ほど歩くこととなりますが、登山道は明瞭で案内板もあります。



アップダウンの連続ですが、そこまでの高低差はありません。
のんびりと歩いて行きましょう。
暫し歩いて、アスファルト舗装の道が見えたら、そこが名倉峠となります。

峠を右手に向かって進んでいきましょう。
山間の林道のようなイメージを持たれるかもしれませんが、生活道路として使われている現役の車道です。

意外と交通量が多いので、道路の端を歩くのが無難。
名倉峠から10分ほど歩いて、突如として学校風の建物が現れるとシュタイナー学園前に到着となります。


少し調べてみると小・中・高の12年間で一貫した教育を行っているようですね。
12年も苦楽を共にした友人とは、きっと一生モノの仲間となるでしょう。
わたしにはそんな友人が何人いるだろうか…。
・・・
シュタイナー学園の目の前には、包丁岩なる看板が立っており、一体どれのことを言っているのか…最初はわかりませんでしたが、眼下に見えているのがそうですね。


確かに包丁のような見事な刃渡りに見えないこともないのですが、それよりも景色がキレイでそっちに見とれてしまったよ…。
そして、包丁岩から数十メートルほど離れたところで急に姿を現すのが、本日の目的である山の目となります。

いや、かなり唐突に現れたので自身も( ゚д゚)ポカーンとなりました。
『あぁ、ここがそうなんだ。』という感じで、心の準備が全くできてませんでした。
山の目は、合併される前の旧藤野町においてスタートした「ふるさと芸術村構想」で設置された野外環境アート作品の一つとなっています。

見慣れた山が突然目を覚まし、変貌する下界にメッセージを送る。
藤野観光協会 『芸術の道』パンフレットより抜粋
春のうららかな日溜まりの中から、あるいは夏のキラキラと輝く新緑、真赤に燃える紅葉の中から、そして静寂の雪に眠る。
四季の移ろいとともに送られる無言のメッセージに、人は何を感じるのだろうか。
根がネガティブなもので…。
こんなことを書かれると『監視されてるの?』と感じてしまうあたり、私には美術的なセンスはないんだろうなと…。
・・・
とは言いつつも、山全体をアートの一部としてしまうということ自体が奇抜で面白いなぁと思います。

まさに豊かな発想力が生み出した芸術といえるのではないでしょうか?
しかも、こんな作品を思いついたところで製作するのも難しいでしょうからね…。
芸術家の方はこんな自由な発想をもとにのびのびと創作活動を行える点はすごく羨ましく感じてしまうのですが、その反面、金銭的に不自由なく創作活動できている方は果たしてどれくらいいるのだろうか…。
なお、山の目の付近には富士急バスの『向原バス停』があるにはあるのですが、本数が少ないので、当てにするのは危険かも。

ちょうど合う時間帯があれば利用するくらいの気持ちでいるのが良いかと思います。
さて、実はこの山の目に関しては、実際に間近まで見学することも可能であったりします。
せっかくここまで来たのだから、『行く以外の選択肢など無い!』…ということで、今回の旅はもう少し続きます。
好展望の山 鶴島金剛山へ
山の目については、高倉山という山に設置されているのですが、このまま行って帰ってくるだけでは、本当にただの散歩になってしまいます。

いちおう、登山ブログの端くれとしては、何とか登山を絡めたうえでご紹介をしたい!
・・・そんな思惑もあり、高倉山に連なる、鶴島金剛山と名倉金剛山とセットで縦走を行うルートへと進んでいきます。
開始が遅かったこともありますが、山の目の眺望ポイントからでも、1時間ほどで高倉山までアクセスできる程度の縦走路となりますので、暗くなる前には余裕で帰路にはつけるだろうという計算です。
・・・
まずは、眺望ポイントから鶴島金剛山の登山口へと向かいます。
登山口については、そのまま山の目方面へとアスファルト舗装の道を直進していき、途中で観光トイレの案内板があるので、こちらの分岐を登っていきます。


そのまま真っすぐに進んでいけば5分で登山口に到着するのですが、観光トイレの目の前には『吠える』という、これまた野外環境アート作品が展示されています。
この『吠える』という作品の前は広場になっており、眺望も良いです。
そろそろ休憩したいと思ったら、ここまで歩いてくるのがおすすめ。



ちなみに、下の写真が『吠える』という作品と説明文となるのですが・・・


人間社会の営みは、自然界の営みにも似て、変化する環境と密接な関りを持っている。『吠える』は凝縮された万物の叫びであり、自己への回帰でもある。
本気で何が書いてあるのか理解ができなかった。

私の感受性が不足しているのか…。スピッツの曲の歌詞よりも難解な一文…。
・・・
さて、難解な芸術アートに触れて頭がパンクしそうになりましたが、簡単に行動食を済ませて出発します。

鶴島金剛山の登山口は『吠える』から5分ほど直進したところに位置してます。
案内板もあるので、迷う心配はありません。
・・・
さて、ようやく登山ブログらしいパートに突入です。
登山口からは樹林帯の登りが30分ほど続くのですが、今日は流石にまだまだ元気が有り余っていたので余裕でクリア~。



20分ほど登っていくと分岐に到着します。

少し紛らわしいですが、尾根上には二つの『金剛山』が連なっており、
- 右手に進むと鶴島金剛山(眺望良し!)
- 左手に進むと名倉金剛山(山の目方面へ)
…となります。ピストンする必要は生じますが、鶴島金剛山へは登っておくことをおすすめします(*- -)(*_ _)ペコリ
・・・
そういうわけで、鶴島金剛山方面へ。
分岐からは痩せた尾根の平行移動といった様相です。危険個所は特にありませんでした。



山頂直下だけは急登となります。踏ん張っていきましょう!
展望は抜群! 鶴島金剛山山頂の様子
さて、急登を乗り越え鶴島金剛山へと到着です。標高は約491m。

登山口からのコースタイムは約30分。本日の行程で最も高いピークに到着となりましたが、果たしてこれを登山と呼んでよいものか…。
そんな自問自答はありましたが、山頂からの眺望は一級品です!

上野原の市街地を横切るように流れる桂川の眺めと奥に広がる山並みは、長閑でありなダイナミックさも感じさせてくれるもので、非常に見ごたえのある景観でした。
山頂から市街地が近いのが理由なのかもしれませんね。
・・・
山頂は狭くて大人数が滞在するには不向きな山頂です。

ただ、時間も遅めの到着ということで山頂は終始一人で独占となりました。

この景色を独り占めしているという優越感に浸るのも悪くない…。
ちなみに、こちらの鶴島金剛山については、何故か『山と高原の地図(陣馬・高尾)』にはコース・ピーク共に記載がなされていない場所となっており、文字通り穴場的な場所なのかもしれません。

本日は登山口付近で、一組だけとすれ違いましたが、『地元の方だけが知っている山』というのも秘密基地感があってワクワクしてしまいます。そんな私はやはり幼稚だろうか…。
・・・
さて、本日は山の目という面白い芸術作品も見れたし、立ち寄った山からは良好な展望を味わうことができました。
『今日は充実した一日を過ごせたって言うことで良いよな?』

自分自身に正直に。答えはもちろん『Yes』でした。寝坊で登山をしようか迷ったけれども、こうして行動を起こしてよかった。
『迷ったら行動しろ』というのは真理である。
人生でこうした自由な時間が、あとどれほどあるかわからない以上、兎にも角にも、行動あるのみです。
・・・
さて、なんだか〆っぽくなりましたが、ここからさらに『山の目』に会いに行くことを忘れてはいけません。
今日の旅はまだまだ続きます。
名倉金剛山を経て『山の目』の付近まで
鶴島金剛山を辞去してからは速やかに分岐まで戻り、山の目のある高倉山方面へと進んでいきます。
分岐からも引き続き痩せた尾根を歩くこととなりますが、登山道は穏やかです。

転落防止のフェンスはありがたいのですが、よく公園や車道脇の歩道で見るタイプのもので、なんだか場違い感があって面白かった。
・・・
分岐から5分ほど進むと早くも名倉金剛山に到着となります。残念ながら鶴島金剛山と違って展望はほとんどありません…。

山頂には標柱と簡素な祠が備えられているだけとなっています。
隙間から丹沢山塊がよく見渡せるのですが、樹木が邪魔してちょっと消化不良気味かもしれませんね…。

方角的には右手の方にチョろっと映りこんでいるのが蛭が岳のハズです。
・・・
さて、いろいろ文句を垂れていますが、こちらの名倉金剛山は言わずと知れた(?)、藤野十五名山に選定されている山となっています。

藤野十五名山とは、藤野町と地元山岳団体により構成された「藤野名山選定委員会」により選定された藤野を代表する山と峠です。
- 茅丸(かやまる)1019m
- 生藤山(しょうとうざん) 990.6m
- 陣馬山(じんばさん) 855m★
- 明王峠(みょうおうとうげ)738.9m★
- 石老山(せきろうざん)694.3m
- 矢ノ音(やのね)633m
- 石砂山(いしざれやま) 578m
- 峰山(みねやま) 570m
- 鷹取山(たかとりやま) 472.4m★
- 鉢岡山(はちおかやま) 460m★
- 名倉金剛山(なぐらこんごうざん) 456.4m★
- 日連金剛山(ひづれこんごうざん) 410m★
- 岩戸山(いわとやま) 377m★
- 京塚山(石山)(きょうづかやま)358.7m★
- 小渕山(おぶちやま) 355m★
今回、名倉金剛山に登頂したことで、藤野十五名山の登頂数が9座となりました。すべての山の標柱と自身が映った写真を撮影したうえで、駅前の『ふじのね』に持参すると缶バッチがもらえるというご褒美もあったります。
缶バッチは先着順と言うことで数に限りがあるようですが、興味がある方は、是非、挑戦してみてください(*- -)(*_ _)ペコリ

そういうわけで、パシャリと自撮り写真を撮影しておきます。自分の分がまだ残っていますように<(_ _)>
・・・
さて、再びプチ縦走を開始です。登山道は歩きやすくペースもあがります。



道中には2か所ほどベンチもあって休憩できるようになってしました。ハイカーに優しい仕様になっており有り難い限りです。
まぁ、そこまで疲れる道中では無かったので、使いませんんでしたけどね。
それよりも、見晴し台と看板まで立てておきながら、展望が一切ないことの方が気になったかな…。

そこそこハイカーさんもいるみたいなんで、なんとかならないものでしょうか…。
完全に名前負けしている見晴し台からもう少々進んでいくと車道と合流します。こちらが天神峠というポイントです。

ちなみに、分岐からこちらの天神峠までに要した時間はわずか20分程度でした。
車道から藤野駅方面へと進んでいくと高倉山への登山道が見つかります。


最後は登り返しとなりますが、目的地である高倉山まではホント目と鼻の先(所要10分ほど)となりますので、もう少し頑張りましょう!
なお、最後の登り返しでは、高倉見晴しという、『見晴しと謳いつつも全然見晴らしの良くない偽ピーク』も通過していくことになりますので、騙されないように。



暫し歩いて行くと、ようやく山の目のポイントに到着したようです。ただ、高倉山の山頂もすぐなので、まずは山頂をピークハントしていくことします。
最後のピーク! 高倉山と間近で見る『山の目』の正体
そういうわけで、本日最後のピークとなる高倉山に到着となりました。標高は約379mとなります。


見ての通りですが、展望はほとんどありません。踏むほどの場所では無かったかもしれませんが、すぐそこにピークがある以上は踏まないという選択肢はありません。
ちなみに高倉山の山頂には、日向山という山頂碑もあって混乱しました。どっちが正しいのやら…。

さて、それではお目当ての山の目とのご対面に参りましょうか。
・・・
高倉山から降りて先ほどの分岐まで戻ってきました。

こちらの分岐から斜面を下っていくと山の目すぐ隣へと降り立つことができます。結構、急な斜面上にありますので、注意して下っていきましょう。
そして、ようやく『山の目』とご対面です。

緑のラブレターもそうでしたが、運動会などで使われているテントのような素材で組まれたアート作品のようです。
また、こちらも緑のラブレターの真上に降り立った時に感じたのですが、こういうアート作品は、引いたところで眺めるからこそ楽しめるということです…。
正直、ここまで訪れる意味はあんまりないかなと感じたのが正直な感想です。私はブログのネタにもなるので、いいんですけどネ。
最後に山の目が見つめている先の景色となります。

こうして藤野里山を見守り続けていくのでしょう。
藤野地区の『藤野ふるさと芸術構想』が今どのような取り組みを行っているかはわかりませんが、こういったユニークな取り組みは風化されずに受け継がれていって欲しいなと感じましたとさ。
藤野芸術の道を歩いて藤野駅まで
さて、山の目に別れを告げたところで、現実に目を向けましょうか。

ここからは徒歩約50分をかけて藤野駅へと帰らなくてはいけません…。
たいして標高差のある道を歩いているわけでは無かったのですが、さすがに歩きっぱなしということもあり、疲れも出ている頃合いです。この帰り道は少しだけ辛いものがありました…。

ただ、唯一の救いは、藤野の『芸術の道』を下って帰ることとなるので、野外環境アートを探して・眺めて歩くというのは面白い体験だったかもしれません。
そういうわけで、帰り道で見つけた野外環境アートを一挙ダイジェストでどうぞ!
➀『庵』については山の目の眺望ポイントのすぐ近くに展示してあります。中も覗けるのですが、正直、手入れがされている気配は無く、ボロボロでした…。


②『回帰する球体』については、鶴島金剛山の登山口方面、『吠える』のすぐ近くに展示されています。植物の種子を表しているようですが、個人的には宇宙を感じた作品でした。


③『FLORA・FAUNA』も山の目の眺望ポイントの近くにある作品です。最初はベンチだと思って腰かけてしまいそうになったのは良い思い出です…。


④『芽輪』は天神峠を越えて藤野駅方面と下っていく峠道に展示されている作品です。発芽のエネルギーを表した作品とのことで、数ある芸術作品の中でもこの作品が一番腑に落ちたものでした。


⑤『空を持つ柱』は芽輪から少し下った先の峠道に展示されています。『これまでの塊の空間とは異なる虚空間を想像することで…(以下後略)』…難解過ぎて、何が何やらわかりません…。


⑥『雨』も天神峠から下った先に展示されています。有名映画の『ショーシャンクの空に』ごっこができる場所です。


・・・
簡単ですが、『芸術の道』で見つけたアート作品をご紹介させていただきました。この道を歩けば、あなた隠れた感性が開花するかもしれませんよ!
…なんてね。
終わりに
藤野とは面白い場所です。
今日一日藤野を歩き回って純粋にそう思いました。

小さな地区の至る所には遊び心満載のアート作品が展示されており、のどかな里山をのんびりと歩いていると、なんだか童心に帰ったような心地さえしたものでした。
個人的に非常に気に入っているエリアであり、もっと有名になっていろんな人に歩いて欲しいなぁと思う反面、このまま静かな山行が楽しめる場所であり続けて欲しいと思う気持ちもあったりします。

どっちが良いのかは私には判断でき兼ねるところではありますが、この日、この場所を歩いたということを記録に残したいと思い、こうしてブログの記事を書いてみた次第です。
もし、このブログを見て、『実際に藤野に行って見たい!』と思ってくださった方がいれば、これほど嬉しいことはないなぁと感じております。
さて、思いがけず、大変な長文となった記事ですが、こちらで筆を置かせていただきます。
最後に…
皆様の次の登山がワクワクした発見に満ち溢れていますように!
それでは。
・・・
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