今回は神奈川県相模原市の藤野地区にある鷹取山・小渕山・岩戸山に登山して参りました。最高峰は鷹取山で標高は472mとなっています。
今回縦走を果たした三山はいずれも藤野十五名山に選定されている山となっていますが、正直なところ、あまりメジャーな山域ではありません。如何せん、となりに控える山梨県大月市の秀麗富嶽十二景にお株を奪われている感が否めず、関東近郊のハイカーであってもこの山々をご存じの方は少ないのではないでしょうか?

確かに秀麗富嶽十二景と比べてしまうと標高・眺望では敵わない所ではありますが、藤野十五名山の魅力はそこではないと個人的には思っています。
藤野地区のセールスポイントとしては、『東京から一番近い里山』というキャッチフレーズで打ち出しており、辛い登山を行う場所というよりかは、のどかな里山の風景や雰囲気を味わう場所だと感じています。

今回はそんな藤野地区の裏山的な存在である山々のご紹介となります。こちらの記事を読んでいただいた皆様が『思わず藤野に行きたくなる。』
…そんな気持ちになるような記事を目指して執筆しています。お付き合いいただけますと幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
(登山日:2025年1月18日)
鷹取山・小渕山・岩戸山はこんな山
- 駅から登れてアクセス良好!
- 短時間でサクッと山歩きをしたいときに最適!
- 藤野十五名山を一度に3座登頂できる!
- ただし、展望にはあまり期待しないこと…。
今回歩いたコースについて
藤野駅から出発して、藤野神社の麓にある登山口から開始。①岩戸山➡②小渕山➡③鷹取山と歩き、野沢峠へと下山。下山後は上野原駅まで45分ほど歩いて帰路につきました。
なお、コースマップについては、フリーハンドで作成しています。あくまで目安としていただき、実際の登山の際には、地図やGPSアプリの使用をお願いします。

実際に歩いてみて、私と逆向きに歩いているハイカーの方が多かったです。おそらく、朝一に藤野駅又は上野原駅から出ているバスに乗り込み沢井入口バス停又は上沢井バス停へとアクセスされたご様子。アスファルトの舗装道を避けたい方は、私と逆で歩いてみると良いかもしれません。
私の場合はできれば縦走を目指したいということで、舗装道歩きを覚悟の上で上野原駅までの歩きを敢行した次第です(*- -)(*_ _)ペコリ
コースタイム
登山口から下山までの標準コースタイムは2時間35分です。実際に私が歩いたコースタイムと経過は以下の通り。写真を撮りながらのんびりと歩いていますので、あくまで目安としてください。
・10:45 藤野駅(ふじのね観光)
・11:15 藤野神社(登山口)
・11:40 岩戸山
・12:15 小渕山
・13:15 鷹取山
・13:45 鷹取山登山口(沢井入口バス停の最寄り)
・14:40 上野原駅 到着
鷹取山・小渕山・岩戸山の難易度について
個人的な見解となりますが、危険な個所は無し。また、踏み跡も明瞭で道迷いの心配も無いように感じました。体力度的にも、三山を縦走してもなお、高尾山と同等か、それよりも優しいレベルであるように感じました。
ちょっとした鎖場(ロープ場)もありましたが、難易度は低く、子供からお年寄りまで支障なく歩けるように感じました。

道迷いについて。歩いている方は少なく静かな山域です。ただ、踏み跡はしっかりついています。案内板も随所に設置されており、迷う心配は無いように感じました。
鷹取山・小渕山・岩戸山の登山口までのアクセス
以下はアクセスの概要です。今回は縦走前提での登山となりますので、公共交通機関でのアクセスを前提でご紹介をさせていただきます。車でのアクセスの場合は藤野駅近辺のコインパーキングの使用をお勧めします。

➀藤野駅に到着したら、駅のコンコースを左手に進みましょう。藤野商工会議所のある方面となります。左手に少し進んでいくと踏切があるので横断しましょう。


②踏切を渡ると正面にトンネルが見えますが、そのトンネルをくぐらずに、脇道へと進んでいきます。

③脇道に入っていくと再度トンネルが見えてきますので、こちらはくぐり抜けましょう。トンネルの前には案内板が設置されていますので、見逃さないように!


④その後はつづら折りの舗装道を道なりに進んでいくと登山口のある藤野神社に到着です。


なお、藤野神社に上がるまでの階段の手前(左手)に登山口がありますが、藤野神社に上がったところにも登山道は伸びています。藤野神社はそこそこ景観も良い地点なので、どうせなら藤野神社にお参りをしてから登山に入ることをお勧めします。


ただ、藤野神社に上がるまでの階段はかなり急です。気を付けて登っていきましょう!
・・・
少々、長くなりましたが以下からが私が実際に歩いた時の登山の模様となります。こちらもご覧いただけますと幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
【ここから登山の模様】藤野駅到着と観光案内所『ふじのね』に寄り道
最近では親の顔よりもで見ているかもしれない中央線に乗って藤野駅に到着です。藤野駅の到着時刻は10時45分となっており、登山にするにしては非常にゆっくりなスタート。


その理由は、今回も寝坊・・・

…というわけではなくて、自宅マンションの集会(…という名の排水溝掃除)に参加していたため、到着が遅れた次第です。嘘じゃないぞ!
いつもよりも遅いスタートではありますが、今回歩く岩戸山・小渕山・鷹取山を縦走してもコースタイムは約2時間30分ちょっととなっており、十二分に余裕を持って下山できるであろうという計算です。
駅から短時間で歩くことができる里山が揃っているというのは、藤野地区の一つの魅力だと思っています。短時間で柔軟な登山を楽める場所。それが藤野!
・・・
既に何度も訪れている藤野駅からはいつもと変わらぬ牧歌的な景観で迎えてくれました。なんだか懐かしさすら感じるほどになってます。

緑のラブレターも久しぶり!
さて、藤野駅に辿りつたら、まず立ち寄っていただきたいのが観光案内所とお土産品売り場を兼ねているふじのねでしょうか。


一応のこと駅と併設となっており、見落とすことはないと思います。ここでいろいろと物色していくのが藤野駅に来た時の恒例の行事となっています。以前は名産品のゆずのジャムを購入して帰ったのを覚えています。


ただ、お土産を物色するのも良いのですが、注目していただきたいのは、充実したパンフレットの数々です。

今回の鷹取山についても個別でパンフレットが作成されており、記念に一枚いただいて帰ることにしました。こういうパンフレットは、クリアファイルに入れて保存しておいて、後々ブログを書く際の参考資料としたり、思い出に浸ったりする際に重宝しています。

多くのパンフレットが所狭しと並べられていますが、はじめて藤野に来たのであれば、是非、手に取っていただきたいのがコチラの藤野十五名山のパンフレットです。

簡易的ではありますが、藤野十五名山に登る際のオススメのルートや地図が掲載されており、登山計画を立てたりするにはピッタリの一品となっています。自身もこのパンフレットがきっかけで藤野十五名山の存在を知ることになりました。
ちなみに藤野十五名山に登頂したうえで、各山の標柱と一緒に撮った写真をふじのねに持参することでオリジナルの缶バッチをいただくことができます。有効期限は無いようなのですが、無くなり次第、終了とのことなので無理の無い範囲で頑張ってみたいと思っています。

登山開始の前からかなり尺をとってしまいましたが、以下から登山道に向けての模様となります。引き続きお付き合いをいただけると幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
登山口の藤野神社(登山口)までとその展望
さて、思いっきり道草を楽しんだところで、登山口に向けて出発することとしましょうか。縦走にそこまで時間を要しないとはいえ、そもそもの時刻が遅いので速やかに移動を開始します。
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そういうわけで登山口までの道中についてはバッサリ省略です。登山口のある藤野神社に到着したところから解説をスタートです。

登山口については、鳥をくぐって左手に見えてくるのですが、折角ここまで来たので、本日の登山の安全を祈願していくこととしました。
ただ、この神社に上がるまでの階段がなかなか急でちょっとだけ怖かった…。本日の登山で一番の危険個所を挙げよ。…と問われれば、間違いなく藤野神社の階段というのが答えになるでしょう。
登り切った後で撮影した写真が以下のとおりとなりますが、高度感がある上に階段の段差の幅も短くて少し登りにくかったかな…。

階段を登り切ると小さな広場のようになっており、ポツンと本殿(?)が祀られているだけでした。

ただ、高台まで登ってきたということもあり、景観はそこそこあります。下の写真が神社のある広場からの展望です。

若干、樹木が邪魔になっている気がしないでもないですが、本日の縦走路では、このポイントが一番展望の効く個所となっているので、目に焼きつけておくことをお勧めします。
ちなみに、本殿に向かって左手の方から登山道に合流する道が整備されており、急な階段を下る必要はありませんので念のため。案内板も無かったので危うく見過ごすところだった…。

それでは、ようやく登山開始とさせていただきます。

藤野神社もバイバイ。きっと、再訪することはないでしょう…。
ようやく登山開始! 岩戸山~小渕山~鷹取山まで
まずは一座目の岩戸山に向けて出発です。
さきほどの藤野神社の部分でも少し触れさせていただきましたが、今回の縦走路中は、基本的に樹林帯の中をのんびりとハイクすることとなるので、展望についてはあまり期待はできません。
そういうわけで、コース冒頭も樹林帯の中からスタートです。

しかし、藤野神社~岩戸山までについては、間伐が行われているようで割と開放的な尾根道を歩くことのできるポイントとなっています。


正面には鉄塔が見えてきますが、鉄塔の下を潜り抜けた直後からが、いきなり今回のハイライト部分となります。
樹木が切り払われており、ごく一部の区間ではありますが、展望がきくようになってきます。尾根上を陽の光が射して大変気持ちの良い里山歩きができるポイントです。

尾根道を振り返ってみるとこんな感じ。

なんでもないような景色に見えるかもしれませんが、こういうのどかで優しい尾根道を登るのも大好きだったりします。
登山をした日はまだ1月中ではありましたが、小春日和のようなポカポカ陽気のもと進んでいきます。


アルプスのダイナミックな稜線も大好きではあるんですが、こういう里山の稜線歩きも、のんびりと素敵な時間を過ごせる場所だと思うので、『低山になんて興味なし!』…みたいな人達にも、是非、足を運んでもらいたいなぁ~。と感じている今日この頃です。
・・・
鉄塔を通り過ぎて、気持ちの良い尾根歩きを堪能していると本日の1座目となる岩戸山に到着となります。標高は377m。

言わずと知れた(?)藤野十五名山のうちの1座となっており、南側の樹木が切り払われ、眺望はまずまずといったところ。
山頂にはベンチが一基だけ設置されており休憩には良い場所ですが、ここまでの尾根道からののどかな眺望の方が好きだったかなというのが正直なところ…。

山頂には歌集『みだれ髪』でおなじみの与謝野晶子の看板が設けられています。

晩年は上野原市の近辺で療養し、療養していた自宅から見える岩戸山を歌として詠んだこともあったとか。この山を『寝姿山』と表現した辺り、歌人の方の発想力は独特だなぁ~と感じてしまいました。
再掲載ですが、岩戸山・小渕山・鷹取山を俯瞰した写真です。

こうしてみると確かにゴロンとだらしなく横たわった人間の風体に見えないこともないかな。
岩戸山については、この位にしてサクサクと先に進んでいくこととします。ちなみにですが、登山口から岩戸山まではわずか30分足らずで到着できるので、疲れは全くありませんでした。
・・・
さて、次なる小渕山までは樹林帯に突入し、ひたすら森の中を歩くこととなります。
…というか、ここから下山するまでは延々と樹林帯のかを歩くことになるので、景色が惜しい方は岩戸山からの景観を存分に楽しんでおくように!



道中では急坂を下っていくポイントもありましたが、長くは続かず、そこまで危険を感じるようなポイントではありませんでした。ロープも随所に張られていますが、使用する必要性もあまり感じなかったかなと。
また、下った分だけ登り返すのが登山の常ではありますが、そもそもそこまでの高度を下げるわけではないので、登りでもそこまで苦労はしませんでした。


登り返しの場面でも鎖場(ロープ場)はありましたが、わざわざロープを掴むほどのレベルでは無かったです。
登り返しを終えると再び樹林帯の中の平行移動が再開です。


眺望はなく、鬱蒼とした森を歩くのですが、こういう時間は嫌いじゃなかったりします。ボーっとしながら、頭の中から湧いてくる思考にまかせて、たわいもないことばかりを考えていた気がします。決して、暇だったからというわけではない。
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そうこうしていると、本日の2座目となる小渕山に到着となります。標高は350m。

ピーク感はあまりなく、平坦な尾根の途中でいきなり山頂が現れる。そんな場所でした。
こちらも藤野十五名山に選定されている山とはなっていますが、周りは樹木で覆われており、眺望は一切ありません。

ベンチなんかもないので、転がっている枯れ木に腰を下ろして一休みとさせていただきます。
こちらでいただくのは、最近ドハマりしている、ファミマの海鮮スティックの博多明太マヨネーズ入りです。

このシリーズには、プレーン味もあって試してみたのですが、やはり明太マヨの方が味にメリハリがあって、自分の好みに合っているなという感想。
海鮮スティックを頬張りながら眺める小渕山の山頂。

こうして振り返ってみると本当に静かな山域を歩いていたんだなぁ~ということが思い出されます。ここまですれ違ったパーティはわずかに2組だけ。
この日の前の週は沼津アルプスを縦走していたのですが、沼津の方は景観は良いものの人出はかなり多く、今日とは全く対極の山を歩いたので、そのギャップが少し面白かった。
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さて、補給を済ませたのでボチボチ出発します。小渕山までとの道中と同様に樹林帯の中をのんびりと歩いて行きます。



前述のとおり、穏やかな稜線上を歩いて行くのは嫌いではないのですが、ここまで何の変化も無いとブログに書き起こした際にネタに困るということに今更ながら気付きました。
ただ、歩いているときは本当に気持ちよかったんですよ!
・・・
そうこうしていると本日の最終目標である鷹取山の近辺まで到達していました。

なんだかあっという間の到着です。ちなみに、小渕山から鷹取山まではコースタイムで約1時間となっています。
ちょこっとだけ急登でしたが特に苦労もせず、一気に山頂へ。
最後の山頂となります。お疲れさまでした。
藤野十五名山の鷹取山山頂の模様
さて、本日最後のピークである鷹取山に到着しました。標高は472m。

かなりゆっくりと歩いたのですが、登山口からはわずか2時間で三山縦走と相成りました。
それと同時に藤野十五名山の完全制覇にも3歩近づいたこととなります。藤野十五名山はこれで9座目となりました。

15個の山を全て登ると聞くと大変なように聞こえますが、本日のように、藤野の山は距離が比較的近くに集中している場合が多く、セットで歩ける山も多いので、15回もの山行回数を重ねる必要は無いということをここでお伝えしておきたい所存。
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山頂は樹木に覆われていますが、一部展望のきく個所があります。

そのポイントがコチラ。冬場でこれなので、樹木が生い茂ってくると期待はできないでしょうね…。

そういう意味では冬場の低山歩きとしてがベストな山と言えると思います。
代わりと言ってはなんですが、山頂にあるこころに残る鐘を打ち鳴らしておきました。

この鐘は、藤野の山域ではよく見かけるもので、見かけると取り敢えず叩いておくのが儀式のようになってます。
そしてこちらも、もはやおなじみとなっている、お地蔵さんのペイントストーンも健在でした。

藤野のピークには7~8割くらいの確率で見かけるのですが、置いてある山とそうでない山の境界がイマイチわかりません。そういえば、岩戸山・小渕山では見かけなかったのですが、見落としてしまったか…。
山頂では本日初の団体様とご一緒となりました。

地元の交友会のハイキングとのことでした。

干し柿やら、お菓子やらを大量にいただいてしまいました。その節は誠にありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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正直、万人におススメできる山ではないのですが、地元の裏山のような山で、今日この場所に来て良かったなというのが感想です。
さて、名残惜しいですが、下山を開始します。
鷹取山から上野原駅までの下山編
いくつか下山ルートはあるのですが、本日は野沢峠方面へと下山していくルートをチョイス。そのまま上野原駅まで繋げて歩くルートとなってます。

一部、急な個所はありましたが、踏み跡もバッチリで引き続き快適なハイクを楽しめました。
とはいえ、山頂から野沢峠までは約20分なんですけどね…。
ちなみに、ここまでの道中で省略してしまっているのですが、岩戸山~鷹取山の間にはいくつかのエスケープポイントが設置されてます。


私のように縦走にこだわらないのであれば、鷹取山から引き返して、藤野駅方面や上沢井バス停の方面へと下山することも可能です。
野沢峠の登山口まで降ってくると本日の山歩きは終了です。


ただ、ここから約50分をかけての舗装道歩きが待っているんですけどね。

野沢峠から上野原駅までは約3㎞の歩き。
正直、この計画はルート取りを少し失敗したかなと思ったポイントです…。歩道はないので、十二分に注意して帰りましょう。
なお、下山に使用した野沢峠のすぐ近くに沢井入口バス停があるのですが、本数はかなり少ないです。あてにするのは止めましょう。


どちらかと言うと、朝一に上野原駅を出発するバスに乗って、野沢峠から登山をするほうが良いかもしれません。ゴールを藤野駅とすればストレスなく帰路に着けそうです。
舗装道歩きは、本当に何も見どころがなかったので割愛です(*- -)(*_ _)ペコリ
強いて言うのであれば、途中で神奈川県と山梨県の県境を跨いだことと…

住宅街越しに見る岩戸山・小渕山くらいなもんでしょうか。

与謝野晶子が『寝姿山』と呼んだのも少し納得の景観でした。
【オマケ】上野原駅の模様
舗装道を黙々と歩いて約50分。ようやく上野原駅に到着しました。
上野原駅は山梨方面へ登山に行く際に、『よく通過する駅ではあるが、実際に降り立ったことはない駅』の代表格ということもあり、ちょっと散策してみることにしました。
・・・
まず目についたのが景観。

上野原駅自体が小高い場所に設置されているのですが、駅からもう少し登っていくとなかなか風光明媚な景観が広がっていました。奥に見えるのは島田湖と言って、相模湖の隣の湖となります。
次いで駅前~。

まさかの駅舎は5階建てとなっており、『こんな造りになってたんだ!』と少し驚いたポイントです。部活帰りの高校生なんかも、普通にエレベーターで改札のある5階まで上がっており、少し面食らった場所でした…。
駅前には観光案内所もあって、名産品を取り扱っていました。


上野原駅からは、八重山などの眺望に優れた低山もあるようなので、次回きたときにゆっくりと物色させていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ
最後に気になったのが駅の観光案内板で見つけた『桃太郎アルプス』という表記。

『桃太郎生誕の地』と銘打っていますが、また争いの火種になりそうな予感…。
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…っと、まぁこんな具合に散策を終えて帰路につきましたとさ。
鷹取山・小渕山・岩戸山の縦走を終えて
記事の中でも触れさせていただきましたが、岩戸山➡小渕山➡鷹取山の縦走は、地元の裏山のような山で、のんびりと穏やかに歩き切ることができました。

藤野の山々を知るきっかけとなったのは、良く中央線の窓から眺めていた緑のラブレターが発端となったのですが、まさかここまでどっぷりと藤野にはまり込むことになろうとは思いもよりませんでした。
やはり、行って、見て、実際に歩いてみないと、その地域の特色や良さというのはわからないものなんだなぁ~ということを実感した旅となりました。
藤野については東京から一番近い里山というキャッチコピーを打ち出しており、壮大な景観やスリルある登山道を目的として訪れる場所ではありません。

どちらかというと通向けのエリアかなぁと感じていますが、気に入った場所だからこそ、もう少し、知名度や賑わいが出ればいいなと思った今日この頃です。
昨今の登山界隈では、登山道の荒廃なんかが騒がれていますが、こんな懐かしさを感じられる場所がいつまでも残ってくれたらいいな…。という思いもあり、ブログを執筆してみた経緯があります。
こんな記事一本で世界が変わるようなことはないかもしれませんが、一人でも藤野に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいな。なんつって。

・・・
さて、ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
これからも、このような形式で試行錯誤をしながらブログを更新していきたいと考えています。皆様におかれましては、たまにで良いので当ブログを覗いていただけますとこれほど嬉しいことはございません。
あなたの次回の登山がのんびりと充実したものとなりますように。
それでは。
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