早いもので2024年も残り僅かとなってしまいました。
年をとるほど時間の経過が早く感じられるものですが、『本当に今年は365日もあったのか?』と疑いたくなってしまう今日この頃です。
そういうわけで、『今年が本当に365日もあったのか?』の確認をする意味でも、今年の出来事や制覇した山々の思い出を振り返ろうと思います。

『個人的な出来事を書き連ねて誰かのためになるのか?』と思うところはありますが、書きはじめたら止まらなくなってしまいました。
いつもとはテイストの違う記事ですが、お付き合いいただけますと幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
【今年一番の出来事】ブログを始めたこと(2024年2月末開始)
やはりこのブログの開始が一番大きな出来事だったかなと思っています。

『ブログを始めただけでしょ…』と思われる方もいるかもしれませんが、個人的には非常に印象に残る。そして、思い切った出来事だったと思っています。
・・・
昨今では『youtube』、『インスタ』、『旧Twtter』などなど…誰もがSNSを通じて情報の発信者となれる世の中になっていますが、わたくしはそういう『自分で何かを発信するということ自体に一切関わりなく生きてきた人間』です。
正直なところ、『SNSなんかやって何が楽しいの?』と思っている側の人間でした。
しかし、年齢も30代に突入し、登山仲間が一人、また一人減っていくということを繰り返し経験していると、自然とソロでの活動が大幅に増加している状況でして・・・
ソロはソロで気ままに歩けて好きではあるのですが、やはり心のどこかで『誰かとこの経験を共有したい!』という承認欲求が生じてしまう一面もあるわけです。

そういったわけで、『自分の承認欲求を満たすためにブログを始めた!』ということにはなるのですが・・・
あわよくば『こんなブログを見てくださっている方々が山に行くための一助になれば!』という思いもあり、一念発起をしてブログを始めてみた次第です。
現在のSNSでは、短文で、より映えるような写真が求められており、長ったらしい文書はあまり求められてはいないような気はしていますが、それでも自分が山に行って感じたことなどを全て文書で残していけたらよいなと考え、『ブログ』という媒体を選んだ経緯もあります。
どこまでうまく『山の楽しさや感動』を伝えられるかは未知数ですが、しばらくはこの形式で記事をあげ続けて行こうと思います。
今年のどれだけの山に登ったか?
今年の登山日数は32日間でした。
大体ですが、1年間のうちで丸々1か月は登山に費やしたことになります。
この数字を多いと感じるか少ないと感じるかで『登山ジャンキーであるか否かの判別できるのではないか』と感じています。

(画像はイメージ)
ちなみに、わたくし的には『登山に出かける回数がかなり減ったなぁ~』という感触です。

私は現在では30代の折り返しとなる年齢ですが、20代の頃には狂ったように山に登り続けていた時期がありました。それこそ毎週末登山に出かけており、年間で50日~60日くらいは山に出かけていた記録が残っています。
ただ、今の会社では無事に昇進を果たし、職責も20代の頃よりも格段に重くなっています。責任のある立場での仕事は精神的にも負荷がかかり、気力の減退を感じます。
登山日数は20代のころの半分くらいに落ち着いてきており、少々、寂しさや焦りを感じてしまう今日この頃ですが・・・
だからこそ。
一回一回。一期一会の登山をより濃いものにしよう!そう心の中で誓いを立てて、今後も登山を楽しんでいけたら良いなと考えています。

また、登山だけでなく、出かけた地方の名産・名物・歴史・観光地なども思う存分に味わい尽くし、このブログを読んでくださっている皆様にも、『そんな体験のお手伝いができれば良いな!』という気持ちで執筆していこうと思います。
そんなブログを目指して参りますので・・・
来年も本ブログを、何卒、よろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
さて、以下からは『今年の印象に残った登山』ということで、ダイジェストチックにまとめております。こちらもお付き合いをいただけると幸いです。
今年の印象に残った登山
振り返ってみると今年も多くの山々に赴いたわけですが、その中でも特に印象に残った山行をご紹介させていただきます。
いずれはブログの記事にもしようと思っていますので、ある種の予告と思っていただければ幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
両神山荘に宿泊したこと
『両神山』には1度登ったことはあったのですが、日帰りの登山だったため、こちらの『両神山荘』に宿泊したことは当然ありませんでした。

しかしながら、前々から泊まってみたいと思っていた場所でもありました。
なぜ、泊まってみたいのか?
理由はこちらの山荘で提供される幻のキノコと呼ばれる『イワタケ』を味わってみたかったからです。

イワタケ(岩茸)は、山岳の岩壁に着生する地衣類の一種です。つまりは、『キノコ』ではありません。温帯の地域に生殖し、日本では山菜料理として食される高級食材の一種です。年中採取が可能ですが、断崖絶壁等の採取が困難な場所に生育するため採取には多大な労力を要する。
『成長が1年でわずか1mm程度と非常に遅いため1kgで1万円以上の値がつくほど高価である。』(ウィキペディアより抜粋)とのことで、『一体どんな味なのか?』と非常に気になっていた珍味でした。
そして、こちらの両神山荘では夕食時にイワタケが振舞われるということを事前に把握していたため訪れてみた次第です。
・・・で、実際に食してみた感想なのですが。
非常に独特な食感をしていました。

正直、イワタケ以外のどの食材に食感が似ているのかと言われると、当てはまるものが無いような気がします…。この独特な食感が高級食材とされる所以なのかもしれんせん。
ちなみに、イワタケについては両神山荘のご主人が『イワタケ獲りの名人』としてテレビにも出演されてたとのことですが、ご高齢ということで年々収穫量が減っているとのことです…。
この高級な超絶珍味を味わってみたい方については、早速、両神山荘に予約の電話入れましょう!
〇 両神山荘
住所:〒368-0201埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄
電話:0494-79-0593
※ 予約は基本的には電話のみのようです。
※ 麓には似たような名前で『国民宿舎 両神荘』という宿泊施設もあるのでお間違いなきよう。
ちなみに、宿泊翌日にはきちんと両神山にも登山して参りました。

天候にも恵まれて最高の山行となりましたとさ。
雲ノ平周辺の100名山をテント泊で縦走したこと
2つ目の印象に残ったイベントは『雲ノ平へテント泊』してきたことです。

雲の平については20台の若かかりしころに何度か訪れたことがあったのですが、いずれの訪問も山小屋での宿泊としていました。
しかしながら、今回はテント泊での登山。
それも、4泊5日でのテントという自身の最高記録を更新する長旅となりました。

- 一日目は登山口のある『折立キャンプ場』で前泊
- 二日目は太郎平小屋そばの『薬師峠キャンプ場』で一泊。薬師岳へ登山
- 三日目は『黒部五郎小舎キャンプ場』で一泊。その手前にある黒部五郎岳に登山
- 四日目は『雲ノ平キャンプ場』で一泊。キャンプ場に至るまでに鷲羽岳・水晶岳の二山縦走
そして、死ぬほど辛い目にあってきました。

詳細はブログで書かせていただきたいと思いますが、思い出すだけでも軽く眩暈がするほどです…。
天候自体は一日も雨に打たれることはありませんでしたが、晴天に恵まれたのは3日目のみ…。

ただ、晴天となった3日目は『鷲羽岳』と『水晶岳』に登頂し、最高の眺めを堪能することが出来ました。
辛い目にあった分だけ、下山した時の達成感は半端ないもので、間違いなく今年一番の大冒険となったのでした。

意外と『雲ノ平』に向かうまでの詳細なアクセスを紹介しているブログは存在していないようなので、挑戦される方の参考となれるよう、記事の執筆を行おうと思っている所存です(*- -)(*_ _)ペコリ
火打山から妙高山への縦走を達成したこと
いきなりですが、登山をするなら、出来る限り縦走できるようにプランを組むようにしています。
ピストンでの登山だと『登頂してまた戻るのか…。』という作業感をどうしてもぬぐい切れないんですよね…。
その点、縦走であれば、常に新しい景色を楽しみながら新鮮な気分で歩き切ることが出来るので魅力を感じています。
さて、そんな縦走教な私ですが、今年で一番印象に残った縦走録は『火打山から妙高山にかけての縦走』でした。

こちらのコースでは『絶景の尾根歩きを楽しめる!』というようなコースではないのですが、アメリカCNNの選ぶ『日本の美しい風景31選』にも選ばれたことのある高谷池(こうやいけ)の眺めや・・・

ふたつの百名山から眺めることが出来る絶景・・・

燕温泉方面へと下って、秘湯の『黄金の湯』を堪能するなど、充実した縦走を堪能することができました。


人気の縦走コースではありますが、
- 縦走途中の『高谷池ヒュッテ』と『黒沢池ヒュッテ』の予約が取りにくかったり…
- 火打山から妙高山までは険路であったり…
- 妙高山の直下は長めの鎖場があったり…
と、そこそこ面倒な登山計画を練らなくてはならないと思いますので、そこら辺の注意点についても、いずれ本ブログで紹介ができればと考えております(*- -)(*_ _)ペコリ
逆に達成できなくて悔しかったこと・・・。
これは『未踏破の百名山に一座も登頂できなかったこと』ですね…。
未踏破の百名山については、主として『北海道』・『九州』・『南アルプス』エリアに集中しており、長期の休暇でも取らない限りは実現は難しい場所に位置しています。

いずれも、東京都内で普通のサラリーマンをしている私にとっては、なかなかハードルが高い場所です・・・。
いつか行ってみたい!
で、終わらせることの無いように、来年は有給休暇なども組み合わせて、もっといろいろな場所に繰り出していければ良いなと考えております。
・・・
さて、ここまで駄文にお付き合いをいただき誠にありがとうございました。
これからも、皆様が登山の旅に出る足掛かりとなるようなブログ執筆が出来れば良いなと考えている次第です(あと承認欲求を満たすため・・・。)。
ここまで読んでくださったあなたの来年の登山が充実して、安全なものでありますように。
それでは。
・・・
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