今回は南高尾山稜を歩いてきました。通称『南高尾セブンサミッツ』と呼ばれる山域です。

今では登山をしない方にとっても定番の観光地になっている高尾山ですが、そちらのすぐ南。南高尾山稜という山域については、ガクッと知名度が落ちる印象です。
実際に歩いてみた感触でもまさにその通りで、高尾山に比べると遥かに歩いている方の人数が少なく静かな山歩きを楽しめた場所でした。

しかし、単純に静かな山域を歩けるだけの場所ではありません。
適度な傾斜でのんびり歩けるコースであることに加え、遊び心のある彫刻、高尾山顔負けの景観を拝めるポイントなど、様々な景色を見せてくれる楽しいコースでありました。


以下からは、そんな南高尾山稜のご紹介となります。よろしければご覧ください(*- -)(*_ _)ペコリ
(登山日:2025年2月23日)
そもそも南高尾山稜とは…?
高尾山の南側に連なる穏やかな山域の総称で最高峰の大洞山でも標高は560mとなっています。日本一登山者が多いとされる高尾山と比べるとハイカーも適度で静かな山行が楽しめる場所。
高尾山口駅➡セブンサミッツ縦走➡高尾山を経て再び高尾山口駅へと下山すると、歩いたコースの軌跡がハート形になることから、ハートルートとも呼ばれています。

- 草戸山(364m):町田市の最高峰。標高が由来で『一年山』として親しまれる山。あれ、1m足りない…。
- 榎窪山(420m):展望は無し…。すみません、この山だけ書くことが見当たらない…。
- 泰光寺山(474m):分岐を見逃さないよう注意①。巻き道があり。山頂まで結構な急登ですが、全制覇するなら避けられない場所…。
- 入沢山(490m):分岐を見逃さないよう注意②。好展望で通称『天空のレストラン』
- 中沢山(494m):分岐を見逃さないよう注意③。展望は無し。山頂には観音様が祀られている。
- 金毘羅山(514m):展望なし。ベンチ多数。大人数で挑戦するなら休憩にはピッタリ。
- 大洞山(536m):南高尾セブンサミッツの最高峰!ただし、展望なし…。
南高尾山稜はこんなところ 特徴的なところ 3つ
- 随所に高尾山顔負けの展望あり!
- 遊び心満点の登山道!
- 多くのピークを踏めるので達成感あり!
以下から詳細にご紹介します(*- -)(*_ _)ペコリ
随所に高尾山顔負けの展望あり!
高尾山の山頂の眺望が優れているのは周知のことですが、南高尾山稜の眺望も全然負けてはいません。
これは登山者の特権ではあるのですが、当然、多くのピークを越えて行くため、それぞれのピークで、それぞれの景観に出会うことができます。


全てのピークが好展望というわけではないのですが、特に草戸山・入沢山、登山道の半ばにある見晴台など…それぞれ違った角度から、異なる展望を満喫できるのは、この縦走を行った人間だけのものです。
高尾山より人も各段に少なく、静かな山頂を楽しめますよ?
遊び心満点の登山道!
景色だけではなく、道中の登山道においても見どころはたっぷりです!
特にド肝を抜かれてたのは西山の竜でしょうか。

セブンサミッツの泰光寺山を過ぎた辺りの西山峠に設置されている彫刻です。
この作品はスケールが大きいのに加えて、意外とデティールも細かいです。この作品を仕上げるのにどれほど時間がかかったのだろうか…。それを考えると下げた頭も上がりません。
また、西山の竜以外にも、フクロウの彫刻や木製のザックかけなど、普段の登山では見かけないようなユニークな仕掛けがちりばめられているのも、南高尾山稜の多きな魅力です。


少々長めの縦走となりますが、こういった遊び心にも癒されながら、きっと楽しい山行となりますよ!
多くのピークを踏めるので達成感あり!
何度か当ブログの記事内でご紹介していますが…
私は山頂を踏むたびに快感を覚える変態です。

…例えそれが展望のない山頂であってもです。
- 景観も何もない山頂に苦労してまで登る意味はあるのか?
- 数を競って何になるのか?
- やっつけ仕事な登山になってないか?
…と言われてしまえばそれまでですが、それでも登りたくなるんだ!仕方ない!
それが中身の無い、徒労のような作業であっても、『今年はこれだけのピークを踏んだんだ!』と後々振り返ってみると、ちょっとした自信・自己肯定感の向上に役立っている気はするんですよね…。
リアルな私は、たまに『自己肯定感低いよね。』と言われることもあったりするのですが、実際に自分の積み上げた経験を数字で確認できるというのは、少なからず心の中の拠り所になっていると感じています。
まぁ、そうでなくても『人生で●座の山に登ったんだ!』と自慢するときに、かさ増しできるというメリットもありますよ!
南高尾山稜のコーマップ
今回はJR高尾駅➡草戸山➡南高尾セブンサミッツの区間を縦走➡大垂水峠バス停のルートで歩いて参りました。

今回は翌日に疲れを残したくない事情があったため、大垂水峠で登山を切り上げてしまいましたが、体力と時間に余裕があれば大垂水峠から高尾山➡高尾山口駅と周回登山とすることも可能です。
また、今回は高尾駅から歩き始めて、大垂水峠からはバスで帰路につきましたが、逆に歩いたほうが良いと感じました。実際、圧倒的にすれ違う方が多かった印象です…。

理由としては、大垂水峠を通過するバスの本数が少ないため、アクセス時に高尾駅等でバスの時間を調整し、高尾駅方面に下山する方が、無駄なく歩けるからとなります。
よろしければ、参考としてください(*- -)(*_ _)ペコリ
コースタイム
今回歩いた南高尾山稜(高尾駅から歩いた場合)の標準コースタイムは約5時間30分となっています。休憩を含め、私が実際に歩いた際のコースタイムは以下の通りです。
- 10時00分 高尾駅 出発
- 10時30分 草戸山登山口(紅葉台西公園)
- 11時30分 草戸山到着
- 12時30分 (休憩1時間)出発
- 14時10分 入沢山 到着
- 14時50分 中沢山 到着
- 15時10分 松枝峰 到着
- 15時30分 大垂水峠バス停 GOAL!
コース全体を通して見どころも多くて、足が止まる時間が多かった印象です。
南高尾山稜の難易度について
高尾山ほどではありませんが、そこそこの人が歩いている場所です。登山道も明瞭で道迷いの心配は無いように感じました。
強いて言うのであれば、いくつかのサミッツに至る分岐の道が分かり辛く、また、ピークまでは、グッ!と急登になる場所も多く、ピークまでの登り降りは特に気を付けた方が良いと感じました。

南高尾セブンサミッツと言われている通り、低山ではありますがそれなりの数のピークを越えて行きます(なお、セブンサミッツとなっていますが、それ以外にもいくつかのピークは有ります。)。
少なくとも高尾山以上に体力は必要となってきますので、その点は勘違いなされぬよう…。
登山口までのアクセス
高尾駅からのアクセスについては、以下からの登山の模様にて紹介しています。
ただ、高尾山口駅から草戸山に向かうのが一般的なようなので、その点は留意願います(*- -)(*_ _)ペコリ
【ここから登山の模様】草戸山の登山口まで
今回の旅の出発点は東京駅でございます。

中央線で乗り換えなしでアクセスできる山域。それが高尾山。正直、その利便性に良さが一番の魅力であると感じています。
中央線で出かけるときの冒頭は東京駅開始が多いわけですが、毎回毎回、似たような東京駅の風景を映していも芸が無いと思い、わざわざホームの端っこまで歩いて撮影した写真がコチラです。

まぁ、だから何なんだ?
・・・と言われてしまえばそれまでなのですが、せっかく写した写真なので、多少、強引ですがこうして使わせていただいた次第です(*- -)(*_ _)ペコリ
・・・
電車移動中はのんびりと読書…をしたかったのですが、相変わらず本日も睡魔に敗北して爆睡でした。

気付けば見慣れた高尾の駅前です。そうは言っても結構久しぶりに来たかな?

高尾駅からは、そのまま高尾山方面へと進んでいくか、陣馬高原下までバスでアクセスをして、陣馬山まで足を伸ばすのが定番コースでしょうか?
今回、向かう南高尾山稜方面へと進んでいくハイカーも二組ほど見かけましたが、圧倒的に少数派であることは言うまでもない…。
さて、ここからは南高尾山稜の一座目である草戸山の登山口である紅葉台西公園までのアクセスをダイジェストでご紹介させていただきます(なお、高尾駅から登山口である紅葉台西公園までは徒歩約25分となりました。)。
①上記の写真は北口を映していますが、最寄りは南口となります。南口を出たら右手へと進み高尾霊園方面へと進んでいきましょう。

②小さな小川を沿いを歩き初音橋という電子の歌声が聞こえてきそうな橋を渡ります。


③初音橋を渡ると階段が現れますので、そのまま登ります。その後は道なりに進んでいきましょう。


④道なりに進んでいくと分岐が現れますが、ここは右手の細い道へと入っていくと紅葉台西公園となります。

⑤高尾霊園のそばにある紅葉台西公園から登山開始!


公園内には登山口を示す案内板もありますので見逃さないように!
さて、登山開始早々は尾根上に上がるため、しばらくは登り基調の登山道となります。

道が細く滑りやすい箇所もあって、意外と険路だったりもします。
ただ、その坂道も長くは続きません。一旦尾根上に出てしまえば穏やかで傾斜の少ない登山道に変化していきます。



ここから草戸山まではいくつか展望のないピークを越えて行きますが、歩きやすい道が続きます。踏み跡も明瞭で、ボーっと歩いていても道迷うことはありませんでした。
草戸山までは本当に静かな山域でした。そのせいか、ハイカーよりもトレランの方々とすれ違うことの方が多かったと記憶しています。
・・・
しばらく穏やかな道を歩いていると鉄塔の脇を通り抜けます。

こちらが本日一か所目の展望スポットとなっています。
都心の高層ビル群までクッキリと眺められれる場所で、とても気持ちの良い場所だったというのが感想です。

手前の鉄塔は景観の邪魔をしているように見えますが、これはこれで良いアクセントになっているのではないかと、言い訳をしておきます( ̄▽ ̄;)
ただ、先にはもっと良い景観の場所があるので、ここで時間を使いすぎる必要はありません。
わざわざこんな写真を撮る必要もありません。

軽く休憩をして次へと向かいます。
ちなみに、お約束のルーティンとなります。

鉄塔の下をくぐる際には必ず撮影してしまうアングル。同じようなことをしている人は多いと思ってます…。
・・・
鉄塔を通り過ぎ、引き続き鼻歌を歌いたくなるくらい、穏やかな道を引き続き進んでいきます。



途中で鎖場(ロープ場)がありましたが、斜度も大したことはないので使用するまでもありませんでした。
そんな道を黙々と歩いていると本日の一座目である八方台に到着となります。


ピークとして数えて良いのかわかりませんでしたが、一応、山頂には三角点も設置されているので、カウントさせていただくこととしました。

三角点以外は特に見るモノも無いのでさっさと先へと進みましょう。
八方台から引き続き歩いていくと名も無き分岐点に到着となります。

山と高原の地図を眺めている限りでは、京王高尾山口駅から南高尾山稜へと歩いてきた際に合流するポイントとなっているようです。
こちらの分岐から5分ほど歩いて草戸峠に到着となります。


景観もそれなりで、ベンチもあって、休憩には最適な場所ではあるのですが、南高尾セブンサミッツの1座目である草戸山まではあと10分という場所なので、心を鬼にして前進することにします。
なお、この草戸峠からは高尾山の展望が開けているのですが、『高尾山は眺める山では無いんだな』というのが率直な感想でした。

のっぺりしていて付近の山と区別がつきにくいんですよね…。
・・・
草戸峠からは一旦下ってから、草戸山に向けて一気に登り返していきます。


最後の登りはそこそこ急登でした。登り終えると草戸山になります。一旦お疲れさまでした。
南高尾セブンサミッツ1座目 草戸山の模様
そういうわけで草戸山に到着となりました。標高は364m。


標高はあと1mほど足りていませんが、その標高から地元の方々からは1年山として親しまれているようです。

そして、何気に東京都町田市の最高峰となっているようです。こういう肩書がついている山頂は登るとなんだか得した気持ちになりませんか?私だけですかね…。
・・・
山頂は一見すると樹木が邪魔して景観が無いような印象を持ちますが、心配はご無用です。

一部区画は樹木が切り払われているため、心置きなく景観を楽しめる場所となっています。

山頂にはいくつかベンチも設置されているのですが、どうせならと言うことで景色を眺めながら、暫し休憩とさせていただきました。展望の開けたがけ地部分は丸太ベンチになっており、休憩には最適でした。

ちなみに、『町田市の市街が一望できる』と書こうと思ったのですが、地図とにらめっこしていると、お隣の相模原市の市街地であることに気付きました。

う~ん。紛らわしい。
・・・
さて、山頂でひと際目を引くのがこちらの立派な鳥居でしょうか?


囲いの中には山之神様が祀られておりました。本日の登山の無事を祈念させていただきました(*- -)(*_ _)ペコリ
山頂では行動食を食べながらまったりと過ごしていました。最近は各コンビニからスティックタイプの食品が販売されており、登山の度に食べ比べをすることにはまっています。

個人的に断然おすすめなのが、ファミリーマートの海鮮スティック『博多明太入りマヨネーズ』です。
瑞々しい食感で全然パサパサ感がありません。登山中でもスルッと一本食べられる手軽さが非常に気に入っています。
最後は山頂の忘れ物。なかなか高そうな保温ボトルが置き去りなっており、正直、どうすべきか少しの間、逡巡していました…。

過去に一度、山頂でキーケースの忘れ物を見つけたことがあったのですが、『気付いて戻ってくるかもしれない…。』ということで、敢えて目立つようにして、そのまま置いて帰ってきたことがありました。
山頂で貴重品の忘れ物を見つけたときはどのように対処するのが正解なんでしょうかね…。
・・・
さて、草戸山とはそろそろお別れをして、次に進もうと思います。

なんせ、ようやくセブンサミッツの1座をやっつけただけですからね…。
草戸山から南高尾セブンサミッツを縦走開始
さて、草戸山の山頂でかなり長めの休憩をとってしまったので、少々、巻きで参ります。
次なるサミッツである榎窪山へ。草戸山の山頂からも、登山道は引き続きよく整備されていて歩きやすいのですが、地味に階段多めののアップダウンで辛かった記憶があります。



そういうわけで階段写真コレクションでございました(*- -)(*_ _)ペコリ
こういう写真を多く張ってしまうと『辛い登山道なのかな?』と誤解されそうですが、フラットで平坦な個所も多いので、そこまで辛い道のりではありませんので、念のため。


道中は所々で城山湖を確認することができたのですが、キレイに眺められる場所は見つけられませんでした…。

どうやら草戸山の山頂から東に下った場所にあるはなさき休憩所からであれば、湖を一望することができたようなのですが…これはリサーチ不足。
それからも黙々と登山道を進んでいきます。

・・・
草戸山の山頂から歩き続けること30分。角地の開けた場所に到達すると、そこが榎窪山の山頂となります。

榎窪山と書いて『えのくぼやま』と読むようですが、学が無いもので…。初見ではなんと読むのかわかりませんでした。

山頂は樹木に覆われており、展望は一切ありません。ベンチはあるので、ちょっとした休憩には良いかもしれません。
山頂脇には鉄塔が立っていますが、フェンスがあって侵入できないようになっています。

よって、恒例の写真はなし。
草戸山と同じく南高尾セブンサミッツの一座となっているのですが、ここはスルーで大丈夫かなと…。
実際、何名かのハイカーが通過していきましたが、誰も足を止めずに通り過ぎていきました。ここが山頂であるということすら、気付かれていない可能性すらあります…。
・・・
さて、榎窪山からは5分ほど歩いて三沢峠へ。



三沢峠は城山湖、津久井湖、高尾山口駅方面への分岐となっている場所です。引き続きセブンサミッツを歩く場合は、大洞山・大垂水峠方面へと進みましょう。
ちなみに、この三沢峠から本日のゴールである大垂水峠までは5.3㎞となっていました。

まだまだ歩くんだなと思うと、少し疲れを感じた場所でした…。
・・・
三沢峠からは穏やかな登山道を進んでいきます。

なんてことはない、ただの樹林帯の一本道ですが、こういう場所を黙々と歩いているだけでも、精神的な癒しになっているのだということに気が付きます。本記事の執筆中は仕事が大変な時期で登山に行けてないんですよね…。
そんな登山道にあって、唐突に現れるのが木彫りのフクロウの彫刻です。

実際に直で見るとかなり凝った造りになっているので、訪れた際には是非探してみてください。
ご丁寧にスマホ台まで設置されているので、記念撮影にはピッタリです。

そういうわけで、一枚記念に写しておきました。

満足。
・・・
さて、木彫りのフクロウの彫刻からほどなくして、分岐に差し当たります。

『泰光寺山に登っていくか、登らず巻いていくか』の分岐となりますが、個人的には『すぐそこにピークがあるなら踏んでいかない理由がない。』…ということで、寄り道していきます。
登りの場面は省略して、泰光寺山の山頂です。南高尾セブンサミッツの一つであり、本日の3座目となります。


まだまだ余裕はあるのですが、セブサミッツに登頂する度に登り下りを繰り返すことを考えると、少し先が思いやられます…。
山頂は樹木に囲まれており、眺望はほとんどありません。木々の合間から景色が見えるくらい。

ただ、陽の光が射して気持ちの良い山頂ではありました。
・・・
さて、登山道へと復帰し次なるピークへと歩みを進めていきます。

三沢峠からはお馴染みの『関東ふれあいの道』に合流しているらしく、より一層、登山道が歩きやすくなっているのがわかります。
泰光寺山から下山して10分歩くと西山峠に到着です。

ベンチもあって休憩にはピッタリな場所です。
・・・といいますか、疲れていなくともここでは休憩をしていくとを強くおススメします。
その理由がコチラ!

超大作!西山の竜でございます。
先ほどの木彫りのフクロウもかなりの力作ではあったのですが、こちらの西山の竜については、スケールが全然違います。

優に2mオーバーの彫刻作品となっており、鱗、爪、目玉などのディールにもこだわりが感じられます。

一体これほどの作品を作成するのにどれだけ時間がかかったのだろうか…。
ちなみに、こちらの西山の竜の前にもスマホ台が設置されています。

先ほどのフクロウと同様に自己主張は強いご様子。
そういうわけで一枚記念にパシャリ。

こんな生物に出くわしてしまったら、腰を抜かすに決まってる。
・・・
西山の竜と戯れたところで次へと進んで参りましょう。

相変わらず、適度な人出で静かな登山道を進んでいきます。
西山峠を越えて10分ほどで再び分岐へと至ります。

右手に登っていくと東山で、左手は巻き道となっています。今日はとことん付き合うつもりなので、迷わず東山の方へと進みます。
・・・
サクッと登り返して、東山の山頂に到着です。


東山の山頂自体は眺望は正直なところ、いま一つな感じなのですが、山頂からさらに奥へと進んでいくと展望台(のような場所)があるので、立ち寄ってみることをおススメします。


山頂の奥には、こちらもベンチが備えてあり、休憩にはもってこいの場所です。

手前のピークが果たしてなんという山なのかは結局わかりませんでしたが、これはこれで良い景色であると感じました。

他のハイカーさんは軒並みスルーしている場所だったので、穴場な場所かもしれません。
ちなみに、この時点では東山もセブンサミッツの一角であると勘違いしていたのですが、登るべきピークはまだまだあるので、さっさと先へと進んでいきましょう。
・・・
ガシガシと進んでいきたいのですが、見どころが多くて嬉しくもペースが上がらないのが南高尾山稜の辛いところ。
登山道に復帰してすぐに語らいのベンチというポイントがあります。


眺望はまずまずといったところでしたが、大人数で休めるベンチがあり確かに語り合うには丁度よさげな場所でした。まぁ、私はソロなので、語らう相手すらいないんですけどね…。
語らいのベンチから程なくして、またしても分岐となります。

右手へ登っていくと、今度こそ南高尾セブンサミッツの一角である入沢山となります。
ここまでピークへの登り返しは省略してきていますが、さすがに何度も回数を重ねてくるうちに足に疲れが見え始めているのもまた事実。

低山の連なる山域ではあるのですが、歩行距離がそれなりに長いのは致し方ないところ。
そんなこんなあって、入沢山へと到着です。標高は490m。

セブンサミッツも4座目となり、折り返しを通過したことになります。
西山峠・東山・語らいのベンチでも写真に写りこんでいますが、山頂碑の脇にぶら下がっているのは、ザックかけらしいです。

折角なので使ってみたい気もしましたが、壊してしまいそうだったので、使用は控えておきました。
山頂からは高尾山の山頂までクッキリと見渡すことができました。

向こうは人で溢れかえっていることでしょうが、こちらの山頂は一人で独占でございました。大声で教えてあげたい衝動にも駆られましたが、いつ人が登ってくるかもわからないので、さすがに控えておきました…。
どこまで知名度があるかは不明ですが、入沢山は別名『天空のレストラン』とも呼ばれているようです。

食事をするにはピッタリの机も備えてあり、まさに天空と呼ぶにふさわしい場所なのかもしれませんね。

ただし、待てど暮らせど料理が運ばれてくることはありません。どうせ一人なので…。
少し寂しくもなりましたが、縦走はまだまだ続きます。
・・・
さて、入沢山で景観を堪能したところで、登山道を再び歩き始めるわけですが、次のピークの前に再度の景観ポイントとなります。

通称『見晴台』というポイントのようですが、ここの景色が今日の中で一番素晴らしもので、印象にも残った場所でした。

右下は津久井湖となっており、左手奥に広がる山塊は丹沢山塊です。景色が良ければ奥に富士山もちょこっと顔を出すポイントだったようですが、この日は曇ってしまい叶わず。
ただ、山間の盆地に広がるのどかな風景は、何か心を打つものがあり懐かしさを感じさせてくれる場所でした。トレラン風の方もこの景色の前には思わず足を止めていたほど。
…ただ、帰って写真を見返してみると思ったよりも暗い写真に仕上がっているのがちょっとショックだった…。

・・・
景観に癒されたところで、見晴台からも引き続き樹林帯の道を進んでいくこととなります。

10分ほど歩くと角地の広場のようなポイントに到着します。

こちらのポイントがセブンサミッツ5座目の中沢山の分岐となります。この中沢山についても巻いていくことは可能ですが、ここまで来たらもう全部登るに決まってるでしょ?
巻いていくという選択肢などない!
・・・というわけで中沢山の山頂に到着です。標高は494m。

平坦な山頂には観音様が祀られているのみで、景観はありません。

正直、ここまでくると作業感が強くなってしまいますが、縦走後のカタルシスに期待することとします。
・・・
中沢山からも引き続き歩きやすい登山道が続くのですが、どうしても高尾駅・高尾山口駅から歩き始めると徐々に標高を上げ続けていくことになるので、後半にかけては、若干、バテ気味に…。



そんなこんなで歩いているとベンチの立ち並ぶピークに到着します。まさしくこちらがコンピラ山で、セブンサミッツの6座目となります。

展望もない場所なので、山頂というよりかはただの休憩場所だと思ってしまい、危うく通り過ぎてしまうところでした…。
標高は約514mとなっており、少しづつですが高度が上がってきているのがお分かりいただけるハズ。

最後の一座を残すのみとなり、本日の縦走もようやく終わりが見えてきました。
・・・
低山の縦走ではあるのですが、最終盤にかけてはさすがにバテていたようで、コンピラ山~大洞山間の写真はコチラの一枚のみでした。

急登という呼べるような場所は無かったと記憶していますが、地味な登り傾斜には少しウンザリ気味でしたね…。
樹林帯を歩いていると広場状の場所へと至ります。

こちらが大洞山となりセブンサミッツ最後の山頂となります。

標高は536mでセブンサミッツの最高峰となるのですが、展望はありません。縦走路を逆にすれば良かったと、このときひどく後悔したのでしたとさ…。
大洞山の山頂には、おなじみ関東ふれあいの道の総括とも呼べる立て看板が設置されているくらいです。

ここから小仏城山を経由して高尾山まで至れば全長16.2㎞ものロングコースが成立するのですが、今日はちょっと勘弁かな…。
一応、最後の山頂で本日の最高峰ではあったのですが、あっさりと終了です。ここからは速やかに下山を開始します。
・・・
大洞山からは松枝峰というピークまでは穏やかな登山道が続きます。



松枝峰の山頂碑は見つけずらいのですが、ピークハンターの方は、是非、探してみてください。おそらく大多数の方がそのまま通り過ぎてしまうくらい、地味な山頂なので…。
・・・
松枝峰から大垂水峠までは急坂です。この区間が一番慎重に行動すべき場所だと思います。

車道が見えてくるとバス停のある大垂水峠にゴールとなります。

陸橋を渡ると小仏城山と高尾山への登山ルートがあるのですが、今日はこちらでお終いとします。

実はこの日の翌日に狙っている山があったので、軽いハイキング程度に納めておくつもりだったのですが、意外と歩きごたえがあり、見どころも満載で、想像以上に楽しめた山行となったのでしたさ。


大垂水峠のバス停からはJR相模湖方面のバスとJR高尾駅・八王子駅方面のバスが就航していますが、本数は少なめです。
30分ほど待って、ようやくお目当てのバスが到着。

改めて、行程を逆にして歩けば良かったと思ったのでしたとさ…。
南高尾山稜セブサミッツ縦走を終えて
『遊び心満載のハイキングコースで楽しかった!』というのが率直な感想です。


木彫りの彫刻や天空のレストラン模した山頂など、最後まで飽きずに歩き切ることができました。
また、遊び心だけではなくて、道中に展望の良い箇所が複数あって山歩きの醍醐味もきっちりと押さえられているコースでした。

特に草戸山・入沢山・見晴台からの展望は大変満足のいくもので、事前の想像を超える場所として今でも記憶に残っています。
日本で一番登山者数の多い山は高尾山らしいですが、その脇にもこんなに素晴らしいハイキングコースが整備されていることを知っている方は少ないのではないでしょうか?
このブログを見て一人でも南高尾山稜の素晴らしさを知っていただけて、『実際に行って見たい!』と感じていただけたなら、これほど嬉しいことはございません(*- -)(*_ _)ペコリ
最後に…
皆様の次の登山が遊び心に満ち溢れたものとなりますように!
それでは。
・・・
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