【花咲山】お伊勢山の桜の絨毯と険しい痩せ尾根の縦走登山【難易度|アクセス|コースマップ|登山ルポ】

低山

こちらの記事では『花咲山』のルートマップ・難易度・コースタイム・アクセス・登山の模様等を写真多めで解説しています。

今回は花咲山に登山して参りました。標高は約750m。

基本的には登山口の近くにあるお伊勢山とセットで登られることの多い山となっており、実際に私自身も併せて登山を行って参りました。

ただ、後ほど詳細については解説させていただくのですが…花咲山については標高とコースタイムの割にはなかなか過酷な登山道だったというのが強烈に記憶に残っています。

難路と呼ぶにふさわしい登山道でした…。

選択肢としては、花咲山の縦走を回避してお伊勢山単品でお花見だけを目当てにするのも『全然有り』な行程であると感じているのですが・・・

しかしながら、花咲山の道中からはお伊勢山を眼下に見下ろすことのできるポイントがあり、そこから満開の桜で埋め尽くされたお伊勢山の遠景は、なかなかお目にかかれないような光景で、是非、おススメしたい眺望スポットとなっています。

そういうわけで、今回はお伊勢山のお花見の後に、併せて花咲山を縦走して大月駅まで下山するパートとなっています。

登山道の注意点などを詳細にまとめさせていただきましたので、宜しければお付き合いください(*- -)(*_ _)ペコリ

(登山日:2025年4月12日)

花咲山の基本情報

所在山梨県大月市
標高750m
主な登山口上真木バス停から徒歩
標準コースタイム約4時間

※標準コースタイムについては、私が実際に歩いたルートマップ(後述)の通りに歩いた場合のものです。

以下は補足事項です。

  • お伊勢山の帰りに花咲山を越えて大月駅まで縦走することができます。
  • 登山道については、岩場・崖地が複数あり。なかなかの険路です(後述)
  • 並行して走っている中央高速道路のせいで少しうるさいかもしれません…。

花咲山はこんな山 特徴を4つ!

  1. 女幕岩からはお伊勢山の桜の絨毯を眺められる!
  2. 山頂の展望は無し。ただし、道中に展望の良い箇所多数あり!
  3. 定番はお伊勢山とセットで縦走
  4. コースタイムは控えめ。ただ、アップダウンの多い険しい道が続く…

特筆すべきは1番目の女幕岩からの眺めでしょうか。

冒頭でも触れさせていただきましたが、桜のシーズン中に訪れたならばお伊勢全体が桜に木々にすっぽりと覆われてしまっているかのような光景に出会うことができます。

景色の一か所にだけピンクの絵の具をこぼしてしまったかのような光景で印象に残る光景となりました。縦走するのであれば足を止めていただきたいポイントです。

なお、登山道については、後ほど詳細にご紹介をさせていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ

  

今回歩いたルートマップ・コースタイム

ルートマップ

以下は私が歩いた際のコースとなります。

移動距離は7.1㎞登り502m下り642mとなりました。ヤマップ・ヤマレコで計測したものとなります(なお、数値についてはお伊勢山と併せて登山した場合の数値となっています。)

国土地理院地図を加工して作成

なお、コースマップについては、フリーハンドで作成しています。あくまで目安としていただき、実際の登山の際には、地図やGPSアプリの使用をお願いします。

コースタイム

登山口からお伊勢山・花咲山を経て大月駅まで歩いた場合の標準コースタイムは合計約5時間となっています。

以下は私が実際に歩いた際のコースタイムとなっています。

  • 12:20 上真木バス停
  • 12:50 お伊勢山(1時間の花見)
  • 14:10 花咲山登山口
  • 15:00 大岩山
  • 15:15 花咲山
  • 16:10 大月方面登山口
  • 16:30 大月駅(GOAL!)

 

花咲山の難易度・所感

あくまで個人の見解となりますので、参考情報としてください(*- -)(*_ _)ペコリ

お伊勢山と繋げて縦走される方も多いようですが、ハイキング気分で歩けるお伊勢山とは違って、なかなか険しい登山道が続くのが花咲山となっています。

普通に歩けば危険は感じないレベルですが、断崖絶壁となっており滑落すればただでは済まないようなポイントもあります。

女幕岩の崖地を歩いて渡ります。

道標にもあるように難路となっており、細かなアップダウンと岩場の痩せ尾根が続くイメージです。

歩きにくい痩せ尾根のアップダウン…。

また、花咲山→大月駅方面の下りについては急激な下り坂です。

土で滑ってかなり神経を使いました…。

一部、木の枝を掴みながら低姿勢で下らざるを得ないようなポイントもあり、かなり難儀したのが印象に残っています。

ただ、繰り返しになりますが、普通に歩けばそこまで難易度が高いとは思いませんでした。崖地で覗き込んだりするなど、危険な行為をしなければ問題なく歩き切ることができるでしょう。

  

登山口までのアクセス

公共交通機関を使用する場合とマイカーの場合(駐車場)をご紹介します。

公共交通機関でアクセスする場合

以下はアクセスの概要です。

  1. 大月駅までアクセスしたならば、富士急行バスのハマイバに乗車(約26分)
  2. 上真木バス停で下車して徒歩(約10分)
  3. バス停から登山口までについては以下をご参照ください。

お伊勢山を下山して、併せて花咲山への縦走に挑戦する場合は、まずは廃校となっている旧大月西小学校跡地(大月町真木字下原2268)を目指しましょう!

ここまでたどり着ければ登山道はすぐそこです。

廃校になった大月西小学校前の分岐

案内板も出ているので迷わずに登山口にたどり着けますよ。

民家手前の脇道を辿って登山開始です!

なお、その他にも登山口があるようですが、ヤマップ・ヤマレコを拝見する限りではもっとも登られている本ルートのみのご紹介とさせていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ

マイカーでアクセスする場合

今回は縦走を念頭においているため、割愛とさせていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ

  

【ここから登山の模様】登山口までのアクセス

さて、ここからはお伊勢山で満開の桜を楽しんだあとのお話です。

真木地区には、甲斐の隠れた名湯・真木温泉なるものが存在しており、ここでしっぽりと汗を流してからバスに乗って帰るという選択肢もあったのですが…

  1. さすがに歩き足りない!
  2. 他の登山者も花咲山方面へと向かっている…
  3. どうしても見ておきたい光景がある!

…ということで、登山続行となったわですね。

そして、『どうしても見ておきたい光景!』というのが、花咲山の崖地付近から見える桜の絨毯のような光景でございます。

まるで小さな山が桜の絨毯に覆われてしまっているような光景で、是非、この目で一度見ておきたいと思っていた場所でありました。

ただ、先にネタばらしをしてしまうと、実物で見るとそこそこ距離があるので、やや迫力に欠けるのですが…

あ~ら。不思議

  

  

写真の編集の力を使えばこの通り

まるで近くで眺めているような作品に早変わりというわけです。

グダグダと書きましたが、どうしても上記の景色を眺めたい!ということで縦走の決意を固めたというわけでございます(*- -)(*_ _)ペコリ

まぁ、ヤマップ・ヤマレコを拝見している限りではセットで歩かれている方が多くいらっしゃるので、この季節においては定番のコースと行っても良いのかもしれませんね。

・・・

さて、登山口までのアクセスについては、再掲とはなりますが以下の通りです。

お伊勢山を下山して、併せて花咲山への縦走に挑戦する場合は、まずは廃校となっている旧大月西小学校跡地(大月町真木字下原2268)を目指しましょう!

ここまでたどり着ければ登山道はすぐそこです。

案内板も出ているので迷わずに登山口にたどり着けますよ。民家手前の脇道を辿って登山開始です!

お伊勢山から花咲山までは15分ほどのロード歩きとなりますが、縦走を念頭に置いている方が多いらしく、あとについていくだけで簡単に登山口までたどり着くことができました。

お伊勢山の桜も綺麗だったのですが、真木地区周辺の紅梅も見ごろを迎えているようで、こちらも、印象に残っている光景です。

後々知ったのですが、花咲山は別名『梅久保山』とも呼ばれているらしく、麓の梅が咲き誇る光景から名づけられているのかもしれませんね。

  

予想外の険しい道のり!? 花咲山までの様子

さて、そういうわけで登山開始でございます。

登山口冒頭はTVのアンテナの脇を通過していきます。ここも紅梅のトンネルのようになっていて、癒される場所でした。

すこし登ると高川山の光景です。

こうして眺めているとなかなか風格のある山容だなぁと感じるばかりです。とても1,000mにも満たない低山には見えないんだよなぁ~

・・・

さて、のんびりとしたレポートから始まった花咲山ではありますが、ハイキング気分で歩くことのできたお伊勢山と違って、そこまで甘くはありません。

花咲山の登り①

開始早々から急登の始まりとなります。一度だけ車道を挟みますので要注意。

花咲山の登り②

お伊勢山も同様ですが、今回の花咲山は桜の見ごろを迎える3月下旬~4月上旬が一番登山者が歩いて季節となっているようです。

花咲山の登り③

他の季節ではどのくらい登られているのかは判然としませんが、登山道には踏み跡はバッチリと残っているので、道に迷う場所は皆無でしたね。

あと、まさかこんなところで外国人の団体さんと遭遇するとは思いもよりませんでした。

日本人のガイドさんが付いていましたが、これだけの人数を1人で率いているように見えたのが少しだけ気になったかな…。

・・・

さて、坂道を登り続けて高度を上げていくと樹林帯だった登山道から、痩せ尾根の登山道へと徐々に変化していきます。

随所に展望の個所もあって、歩いて楽しいポイントではありました。

里山のような景観が広がっており長閑のどかな雰囲気ではあるのですが、静かな登山が楽しめるのか?と問われれば答えはNOであったりもします…。

その理由はコチラの中央高速道路の存在です…。

花咲山の登山道に並行するように道路が伸びており、車のクラクションやエンジン音がダイレクトに伝わってくるんですね…。この点はちょっといただけない。

さて、そんな悪態をついているとようやく山頂らしきものが見えてきます。

花咲山の手前のピークである大岩山となります。ここから大岩山までの登山道は歩行に注意が必要ですが景色は圧巻です。

大きな一枚岩のようなポイントに出るとそこが女幕岩というポイントとなっており、是非、コチラで足を止めてみることをお勧めします。

左手の景観が開けているのですが、先ほどまで滞在していたお伊勢山の方面を見やるとこの通り。

まるで風景の上にピンク色の絵の具をこぼしてしまったかのような光景で、淡い絨毯が敷き詰められているような密度です。

手軽にこんな光景が拝めるなんて、やっぱり大月市は良いところだなぁと改めて実感してしまいます。

暫しこの場所でうっとりと景観を眺めてしまったくらい…。

ただ、冒頭でも触れさせていただきましたが、若干、距離があるのはネックなんですけどね。

・・・

さて、女幕岩での景観に満足したところで、次へのポイントへと足を勧めてまいります。

大岩山までは、距離的には目と鼻の先ではあるのですが、唐突に現れる『難路』という文字に少々面を食らってしまいます…。

『そうは言ってもこんな低山だし、多少オーバーに書いているだけでしょ?』とこの時は思っていたのですが、実際に歩いてみるとキチンと難路となっていますので注意が必要です。

起伏の激しい痩せ尾根が現れるのですが、このせいでペースが上がらない…。

岩場を縫うようにして伸びる登山道のせいで余計に体力を消耗してしまう場面もあって一筋縄ではいきません…。

そんな、まさしく難路と呼ぶにふさわしい登山道を悪戦苦闘しながら進めていくと、気付けば大岩山に到着となっていました。

眺望はほとんどありません。正直、ただの通過点でしかないのでさっさと次へと参りましょうか…。

・・・

さて、大岩山を越えて木々の隙間からは次なる花咲山を垣間見ることができるのですが、花咲までは難路がひと段落するのかと問われると、『そうはなりません。』が答えになります…。

大岩山からは一旦下りとなりますが、ここから鎖場も出現します…。

下り終えて鞍部に出たならば、そこからは花咲山までの登り返しとなります。

ここで再び難路という案内板が出てきて、『ここまでが難路だったんだな。』と勘違いしていたのですが、花咲山までの登りと下りについても、険しい道のりが控えていますのであまり油断をしないように。

さて、花咲山までの登り返しです。

花咲山直下の急登①
花咲山直下の急登②

そう長い登り道ではないのですが、ここまでの小刻みなアップダウンと歩きにくい岩場のせいでかなり体力を消耗してしまっていたようで、足取りが重い重い…。

縦走路中はいくつか木々が途切れて眺望の良いポイントがあるのが唯一の救いかもしれませんね…。

花咲山直下の急登③

さて、斜度が緩やかになってきてようやく花咲山の頂上が近づいてきたようです。

・・・

そういうわけで花咲山に到着となりました。標高は約750m。

登山口からのコースタイムは約1時間となっており、時間はかかっていないのですが険しい登山道のせいか、お疲れモードだったのを今でも記憶しております…。

山頂には小さな祠がちょこんと置かれている程度の質素な山頂となっています。

景観はほとんど無しにひとしいもので、山頂は見事に樹木の中。

どうやら女幕岩での光景が本日のハイライトであったようです。

そこそこ険しい道のりではありましたが、女幕岩の光景は見事なモノでしたし、険しい登山道も見方を変えれば歩きごたえのある登山道だったような気もしています。

今日この場所に足を運んで後悔はありませんでしたね。

そういうわけで下山を開始することとします。

バイバイ。花咲山。

  

引き続き険路の連続!? 花咲山からの下山の様子

さて、本日の登山がまるで終了したかのような書きぶりですが、当然、登ったからには降りなくてはなりません。

花咲山からの下山についてもアップダウンあり、痩せ尾根あり、急な下り坂ありのなかなかの険路となっています。

山頂からは比較的緩やかな痩せ尾根が続いていくのですが、後ほどキッチリと登り返しと急な下り坂が待ち受けていますのでご安心を(?)

花咲山からの下り①
花咲山からの下り②
花咲山からの下り③
花咲峠からの下り④ 花咲峠

上の写真の花咲峠からは本領を発揮し始めます。

まずは登り返して、そこからの一気に急降下となるのですが、ここは要注意なポイントです。

花咲山からの下り⑤

斜度が厳しく、土がむき出しでとても滑りやすくなっています。こういう場所にこそロープや鎖を設置して欲しいなぁ…とも思いながらも慎重に低姿勢になって進んでいきます。

そして、下りが終わると今度は再び登り返しです。

花咲山からの下り⑥

あぁ、せっかく高度を下げたのに…。

その後も野性味あふれるポイントの連続となっています。

花咲山からの下り⑦
花咲山からの下り⑧
花咲山からの下り⑨

一組のパーティと少しだけお話しする機会があったのですが『ここまで険しいと思っていなかった…。』と呟いていたのが印象的でした。まったくもって同感ですね…。

・・・

さて、急激な下り坂を終え中央高速道路の脇へと下山完了~

あとは大月駅前までのんびりと歩いて行けばOKです。

帰り道でふと振り返ると花咲山と大岩山が並んでいることに気付きます。また、大月周辺の地理に明るくなってしまったぜい。

あと、なんだか『また来いよ!』と言われているような気がしたのですが、今回だけでお腹いっぱいです…。

そうして無事に大月駅まで帰り着きましとさ。

岩殿山のある光景を眺めていると、なんだか心が落ち着くような安心感を覚えるようになったのですが、そろそろ『大月マニア』を名乗っても良いだろうか…。

  

下山後のお楽しみ! 大月駅前の『濱野屋』で下山飯

さて、ここからは完全にオマケです(*- -)(*_ _)ペコリ

大月駅前で下山飯とするのであれば、真っ先にオススメさせていただきたのが『濱野屋』さんとなります。

ほうとうなど山梨県の名物は押さえてあるので、迷ったらここに入ってみれば良いのかなと。

そういうわけで、名物のほうとうでもいただこうかとも思ったのですが・・・

豪勢にビールしゃぶしゃを食らって〆とさせていただきました(*- -)(*_ _)ペコリ

満足。満足~♪

  

花咲山の登山を終えて

手強かったぞ!花咲山!

・・・というのが感想です。

事前のリサーチでそこそこ厳しい道のりであることは知っていたのですが、ここまでとは思いませんでしたね…。

やはり実際に歩いてみないとわからないことは沢山あるのだなと。

ただ、当初の目的のとおり満開の桜を眺めることができて、充実した一日を送ることができました。

桜の季節はあっという間に過ぎ去ってしまいます。行こうかどうかで迷っている暇などありません。

皆様もちょっとでも気になっている桜のスポットがあれば、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

もし、行かなかったのならば1年間は悔しい思いを抱いて生きることになってしまいますよ?

・・・

さて、ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

これからも、このような形式で試行錯誤をしながらブログを更新していきたいと考えています。皆様におかれましては、たまにで良いので当ブログを覗いていただけますとこれほど嬉しいことはございません。

  

あなたの次回の縦走で

心に残る景色と出会えますように!  

それでは。

  

・・・

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