【火打山|登山ルポ】山頂からの大展望と高谷池からの絵画のような風景を訪ねる旅【難易度|アクセス|コースマップ|火打山→妙高山縦走登山:Day1】

登山記事

  

こちらの記事では縦走一日目の『火打山』をメインにルートマップ・難易度・コースタイム・アクセス・登山の模様等を写真多めで解説しています。

今回は火打山へと登山に行って参りました。標高は約2,462mとなっています。

火打山は雪国で知られる新潟県に位置している山岳であり、その豊富な降雪が点在する高谷池・天狗の庭池塘ちとうとなって残り、高山植物の宝庫となっています。

また、火打山→妙高山の縦走ルートについては、日本百名山を縦走できるルートとしても、大変人気のある場所となっています。

そういうわけで、今回は運良く押さえることのできた高谷池ヒュッテに宿泊して、一日目に火打山、二日目に妙高山と縦走を行って参りました。

今回の記事では火打山をメインでご紹介し、縦走路の解説・ヒュッテの情報・アクセスなどは以下の記事にまとめておりますので、併せてご参照いただけると幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ

(登山日:2025年10月11日)

  

火打山の基本情報

所在新潟県 糸魚川市・妙高市
山系頚城くびき山塊
標高2,462m
標準コースタイム約8時間30分
※笹ヶ峰から往復の場合
山のステータス日本百名山、花の百名山
登山適期6月下旬~10月下旬

以下は補足事項です。

  • 5月は残雪が多く初心者は避けた方が無難
  • マイカーが無い場合は、頸南バスの笹ヶ峰直行バスを使用してアクセスするのが基本となります(後述)。
  • 登山バッチは高谷池ヒュッテ、妙高高原駅前の土産屋で購入できます。
  • 紅葉は9月下旬~。ただ、言うまでもないですが年によって状況は異なります…。
  • ハクサンコザクラが見頃を迎える7月上旬も人気なようです。
  • 妙高山まで縦走をするのであれば、高谷池ヒュッか黒沢池ヒュッテに一泊
  • 高谷池・黒沢池の周辺の水場は煮沸が必要
火打山の名前の由来

諸説あるようですが、お隣の新潟焼山の噴煙を打ち消してくれるような山容であったことから『火打山』と呼ばれるようになったのではないかとのことです。

  

火打山はこんな山 特徴を4つ!

  1. CNN『日本の美しい風景』にも選ばれた高谷池からの景観!
  2. 天狗の庭から眺める雄大な火打山の眺め!
  3. 山頂からは360度の大展望!
  4. ライチョウ生息の北限の地

CNN『日本の美しい風景』にも選ばれた高谷池からの景観!

偶然、一緒に景色を眺めていた登山者の方は、『ホントに絵画のみたいな景色だな…。』と呟いていましたが、同意するより仕方のない光景でした。

広々とした台地に点在する池塘は流れる雲を映し、三角屋根の高谷池ヒュッテが可愛く鎮座しています。

カラフルなテントからは時折、歓談の声が聞こえてくるのですが、この景観を眺めていた瞬間は、なんだか心が満ち足りてくるような…そんな印象を感じた場所です。

アメリカ・CNNのウェブサイトで、「日本の最も美しい場所31選」として紹介されたのは2015年当時と言うことで、少し古いものとはなっていますが、この景観は変わらず今も存在しています。

山頂からの展望を目当てとするのも良いのですが、たまには道中のポイントにも視点を向けて登山に出かけてみませんか?

  

天狗の庭から眺める穏やかで雄大な火打山の眺め!

この景観が眼前に現れたときは痺れました!

そのくらい気に入っているポイントです。

上の写真は天狗の庭と呼ばれる場所から眺めた光景で、山頂までの登山で必ず経由するポイントとなります。

高谷池からの眺めも十二分に素晴らしかったのですが、『おいおい、まだこんな隠し玉を持っていたのかよ…。』と呟いてしまうくらいには素晴らしい場所でした。

高谷池ヒュッテ・テント場からも近いポイントなので、夕日が照らされる火打山を狙ってみるのも有りかもしれませんね。

  

山頂からは360度の大展望!

火打山は頚城三山の最高峰でもあり、山頂からの景観は抜群です。

そもそも、私が火打山の登山に興味を持ったのは、雑誌に掲載されていた火打山から眺める妙高山の景色がカッコ良すぎたためです。

ただ、以下の通り…。私が登頂した際は、妙高山方面がガスってしまっており、望んでいた風景を眺めることは叶いませんでした…。

それでも晴れてさえいれば雄大な景観と出会えることはお分かりいただけるのではないでしょうか?

是非、晴れの日を狙って挑戦してみてください!

  

ライチョウ生息の北限の地

火打山は登山界のミッキーマウス的な存在であるライチョウの北限の地であることが知れています。

火打山の山頂直下には『雷鳥平』というポイントも控えており、期待も膨らむところなのですが、高谷池ヒュッテのスタッフの方からお伺いしたところでは、姿を見られることは極まれと言うことです…。

ちなみに私は火打山に登るのは2回目となりましたが、どちらの登山でもライチョウに出会うことはありませんでした…。

偶然出会うことができればかなりの幸運と言うことを念頭におきつつ、ライチョウに思いを馳せるのも良いかもしれませんね。

  

今回歩いたルートマップ・コースタイム

こちらでは笹ヶ峰登山口→火打山までのルート・タイムをご紹介します。

ルートマップ

以下は私が歩いた際のコースとなります。

国土地理院地図を加工して作成

妙高高原駅から直行バスで笹ヶ峰登山口から登山開始。火打山に登頂後は高谷池ヒュッテで一泊としています。

なお、コースマップについては、フリーハンドで作成しています。あくまで目安としていただき、実際の登山の際には、地図及びGPSアプリの使用をお願いします。

  

コースタイム

登山口から火打山山頂までの標準コースタイムは登り約5時間、下りは約3時間30分の合計約8時間30分となっています。

以下は私が実際に歩いた際のコースタイムとなっています。道中では景色に見とれてかなりの時間足を止めています。

また、登頂後は高谷池ヒュッテに宿泊し、翌日は妙高山へと縦走に出向いています。あくまで、ご参考までに(*- -)(*_ _)ペコリ

  • 10:45 笹ヶ峰登山口
  • 11:20 黒沢
  • 12:50 高谷池ヒュッテ(休憩40分)
  • 13:30 出発
  • 13:50 天狗の庭(景色に見とれる…。)
  • 14:45 火打山山頂

  

火打山の難易度・所感

笹ヶ峰登山口から火打山山頂までのピストン登山を前提として記載しています。また、個人の見解となりますので、あくまで参考情報としてください(*- -)(*_ _)ペコリ

笹ヶ峰登山口から火打山山頂までの登山道については、とてもよく整備されています。登山道の多くが木道となっており、非常に歩きやすい登山道でした。また、鎖場も無く、危険と言えるポイントは皆無であると感じました。

登山口からきれいに整備されています。
大半に木道が整備されていて歩きやすい!

いて言えばというレベルですが…十二曲がりを登り終えた後から富士見平分岐までの区間についてはゴツゴツとした岩場となっており、この区間だけ『少し歩きにくいかな…。』と感じました。

富士見平分岐までの岩場のポイント

ただし、このように記載をしてしまうととても簡単な登山のように感じてしまうかもしれませんが、私が記録したたヤマップ・ヤマレコのログでは…累積標高差約1,400m、片道約8.4㎞となっており、日帰りで挑戦するのであれば、それなりの体力が必要となります。

自身の体力に見合った参考となるかは今一度ご確認をお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ

なお、日本百名山の一角と言うこともあり、登山者も多いです。前述のとおり登山道は明瞭に整備がなされており、道迷いの心配はほとんどないように感じました。

  

登山口までのアクセス

公共交通機関を使用する場合とマイカーの場合(駐車場)を簡単にご紹介します。

公共交通機関でアクセスする場合

以下はアクセスの概要図です。

東京駅から出発の場合は…

  1. 北陸新幹線で上越妙高駅までアクセス(約2時間)
  2. 上越妙高駅からえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原まで乗車(約35分)
  3. 妙高高原駅から頚南バスの笹ヶ峰直行便に乗って笹ヶ峰下車(約50分)

基本的にマイカー無しで火打山に挑戦する場合は、頚南けいなんバス』さんの笹ヶ峰直行バスを使用することとなります。

『笹ヶ峰直行バス』については、例年7月~10月の季節運航となっています。ご参考までに、令和7年の運行期間は7月12日(土)~10月26日(日)となっているようです。

また、平日と土日・祝日は運行本数が異なります。計画を立てられる際には、必ず『頚南バス』さんのホームページで時刻表の確認をお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ

なお、直行バスが運行していな期間はタクシーを使うしかなさそうです…。

  

補足の情報となりますが、火打山を公共交通機関のみで日帰り登山をする場合は時間が若干タイトとなります。

2025年の実績でいくと、始発バスの笹ヶ峰到着が8時10分で、終バスが笹ヶ峰を出発するのが、16時00分となっていました。

コースタイムを少し巻くことが出来れば、帰りの終バスに間に合わせることは可能ですが、遅れたり、休憩時間をとり過ぎたりが無いように、スケジュール管理はキチンと行いましょう。

終バスに間に合わない場合は、最悪のタクシーの覚悟も必要かもしれません…。

  

マイカーでアクセスする場合

上信越自動車道・妙高高原ICから笹ヶ峰登山口の駐車場まで約35分となります。

笹ヶ峰登山口駐車場
(〒949-2112 新潟県妙高市関川)

  • 駐車台数は100台以上は停められそうです。
  • 第一駐車場が満車の場合は第二駐車場も近隣にあります。
  • 駐車場は無料ですが、シーズン中は登山協力金を集金するスタッフの方が駐在するようです。
  • トイレ、自動販売機あり。
  • 平日・月曜日に登山をしてきましたが、駐車場の8割は埋まっていました…。
笹ヶ峰駐車場の全景

以下からが実際に私が登山をした際の模様となります。よろしければお付き合いください(*- -)(*_ _)ペコリ

  

【ここから登山の模様】登山口までのアクセスの模様

いきなりですが、新幹線を使用しての登山は特別感があって好きです。

普段の生活圏を離れ、遠く自分の知らない土地に行くというのは何歳になってもワクワクします。

自身と同じく登山用の大型ザックを担いでいる人を見かけるたびに、親近感が湧くのもありがちなことではないでしょうか?

まぁ、旅先で見かけたときは仲間意識を感じるのですが、普段、会社に出勤する時に見かけた暁には、羨望嫉妬が入り混じった黒い感情が生まれるのは私だけではないはず…。

・・・

さて、東京駅から上越妙高駅までアクセスし、次いで『えちごトキめき鉄道はねうまライン』に乗り換えます。

赤いカラーリングが可愛い電車に乗って妙高高原駅へと向かうとしましょうか。

・・・

つつがなく妙高高原駅に到着〜。

もう少し観光地らしいところを想像していたのですが、駅前には喫茶店とお土産屋さんがあるくらいで典型的な田舎の駅といった装いでした。

まぁ、もともと富山県のド田舎出身と言うことでこういう景観を見るとなんだか心が落ち着くんですけどネ。

・・・

さて、はるばる妙高高原駅までやってきたのは、頸南バスさんが運行する『笹ヶ峰直行バス』に乗車するためとなります。

基本、マイカーをお持ちではない場合は、このバスに乗って登山に挑戦することとなります。

こちらの笹ヶ峰直行バスについては、妙高高原駅の改札をで右手にある妙高高原観光案内所さんの目の前にバス停がございます。

駅から距離も近く、そもそも建物が非常に目立つ構造をしているため、すぐに気づくはず。

可能であれば第一便である7:20発の始発に乗りたかったのですが、東京から出発ではどう足掻あがいても間に合わなかったため、9時40分出発の第三便に乗り込むこととします。ここは致し方なし…。

・・・

さて、第三便までは時間もあることなので、簡単に駅前をブラついてみることとします。

毎度、毎度恐縮ですが、このブログは登山が始まるまでに非常に長く尺を使います(*- -)(*_ _)ペコリ

・・・

ブラつくとは書きましたが、基本的には駅前にあるこちらの2つのビルくらいしか当てが無かったので、早速入店してみることとします。

時刻は9時前でしたがどちらも開店していました。

まずは上の写真左手のお土産屋さんに入店~

品揃えは申し分無しで、各種登山バッチもバッチリでした。

ただ、登山前に荷物になるのが嫌なので、コチラは眺めるだけに留めておきました…。ごめんなさい。

  

しかし、個人的にここで語っておきたかったのは、右手の喫茶店『Myouko coffee』さんのほう!

外観は何の面白味もない平凡な建物であるのですが、入店してみると一気に別世界のようなお洒落な空間が広がります。

こだわっているであろうコーヒーも美味しかったのですが、個人的に滅茶苦茶お勧めしたいのがコチラのBLTサンド!

部厚すぎるベーコンをガブリッとかじると芳醇なベーコンの香りが口いっぱいに広がり、とても食べ応えのある一品でございました。

直行バスの待ち時間の際には、是非、立ち寄ってみてください(*- -)(*_ _)ペコリ

Myouko coffee

  • 立地は妙高高原駅の目の前です。
  • 営業開始時刻は10時となっていましたが、9時には開店していました。
  • 何人かの登山者もここで時間調整をしているようでした。

・・・

さて、腹ごしらえも済んだところでようやくお目当てのバスが参りました。

どこで待っていたのかが本当に不明ですが、あちらこちらから人がワラワラと集まってくるのが少し面白かった。

とはいえ、乗車率は6割ほどでバスの存続が少し心配になってしまうかな…。

  

バスに乗り込み車窓をボーっと眺めていたのですが、なんだか火打山・妙高山方面の雲行きが怪しいような…。

・・・

・・

さて、バスに乗車してから約50分ほどで笹ヶ峰の登山口前までやって参りました。

青空がのぞいているいるものの、雲が多く少々不安な出だしとなります…。ササっと登頂してしまって青空の広がる景観を楽しみたいところ。(なお、フラグです…。)

ちなみに、駐車場にはトイレと自動販売機も設置されていました。

  

笹ヶ峰登山口から高谷池ヒュッテまでの模様

そういうわけで、火打山の登山口から早速スタート!

本日は朝一で東京駅からアクセスしてきたため時刻は10時45分と遅めのスタートとなりました。果たして、この遅れをどこまで巻き返すことができるか…。

  

なお、登山口のゲートには登山協力金500円を納めるポストがあり、協力金を納めると木彫りのキーホルダーを受け取ることが可能です。

このキーホルダーは凝ったデザインとなっており、廃材の板にライチョウのシルエットがくり抜かれた、かなりお洒落な一品です!

ここは素直に協力金を支払って、キーホルダーを受け取っておくことをおススメします(*- -)(*_ _)ペコリ

・・・

・・

さて、ようやく登山道のご紹介です。

ここまで大変長らくお待たせいたしました(*- -)(*_ _)ペコリ

標高が高めである日本百名山においては、序盤の初っ端から急登スタートというのがお約束ですが、今回の火打山については、のんびりとしたスタートとなります。

登り基調の登山道の大半は木道が整備されており、大変歩きやすい道がしばらく続きます。

もちろん、全部が全部、木道が整備されているわけではありませんが、ウォームアップには丁度良く、ペースも上がります。このまま山頂までこうだったら良いのに…。

  

火打山山頂までの登山道には下の写真のような合目石的な道標が設置されています。

見ていただければわかるように、単位が『km』となっているため、登山でありがちな距離感が滅茶苦茶な表示ではなく、正確に距離感を知ることが可能です。

さて、2㎞の道標を越えて、穏やかな登山道を歩くこと45分ほどで黒沢というポイントへと至ります。

残念ですが、ここから本格的な登山の開始となります。

黒沢橋を渡り爽やかな登山道であるのですが、ここからは十二曲がりという急登のポイントとなります。

十二曲がりは、読んで字のごとくつづら折りの曲がりくねった坂道を越えて行く急登のポイント。

ご丁寧に曲がり角ごとに数字が振られています。

あぁ、ようやく終わった…。

  

十二曲がりを登り終えたところで、ようやく3/9kmの道標が現れるのですが、『これだけキツイ登りを終えて、まだ3分の一しか歩いていないのか…。』と軽く絶望したのは、今となっては良い思い出です。

  

さて、十二曲がりを乗り越えたところですが、越えてからも険しい登山道が続いていきます。

前半の歩きやすかった登山道とは違い、むき出しのゴツゴツとした岩場が行く手をさえぎります。

あぁ、あの歩きやすかった木道はどこに…。

・・・

ただ、山頂までずっとこのようないかつい登山道を歩くわけではありません。

十二曲がりを抜け、樹林帯の岩場を歩き続けること1時間ほどで、次第に樹木がひらけてくると急登が終了となる合図となります。

三叉路の分岐点に到着すると、そこが富士見平分岐というポイント。

コチラでは火打山・高谷池方面と黒沢池方面への分岐となっていますが、本日は高谷池ヒュッテの方を予約してあるので、迷わずそちらの方に進んでいきます。

なお、黒沢池ヒュッテの方を予約している方は、始めに黒沢池ヒュッテで荷物をデポしてから火打山の山頂を目指すようです。

・・・

分岐を過ぎてからは、登山道のコンディションも景観も抜群に良くなってきます。

しばし歩いて行くと本日の目的地である火打山が、ようやく姿を現します。

青空をバックにした火打山を拝むことができて、ひとまず安心といったところだったのですが、山頂まではあと4㎞もあるという事実を突きつけられ、ちょっと焦る一幕も…。

・・・とはいえ、開放的な草原と穏やかな登山道のおかでペースは上がります。

この時点で最高にハイな気持ちではあったのですが、ここからは更に素晴らしい光景が待っていますよ♪

・・・っと、その前に可愛い三角屋根の高谷池ヒュッテでチェックインと荷物のデポを済ませてしまいましょうか。

  

高谷池ヒュッテの模様

そういうわけで高谷池ヒュッテに到着です。時刻は12時50分。登山口からは約2時間と言うことでなかなか良いペースで歩き切ることができました。

すみません。正直なところ、開始時刻が遅めだったこともあり、かなりハイペースで歩いてきました…。

場合によっては、この日の登頂は諦めようかとも思ったのですが、往復するくらいの時間は残されていそうだったので、一安心といったところ。

・・・

ヒュッテの前には日帰り登山者用のザック置き場もあったのですが、今回の私は久しぶりの山小屋泊なのだよ。ハッハッハ。

チェックインを済ませてしまい案内された自身のスペースにザックなどをデポ。身軽なアタックザックに切り替えて出発です。

なお、上の写真に写っているとおりですが、カーテンの仕切り毎に1人のスペースが確保されており、かなり余裕があって、快適にくつろぐことができました。

高谷池ヒュッテに併設されているテント場は既に満杯といった様相で、競争率の高さが伺い知れます。ホントに今日は宿の予約がとれてよかったよ…。

さて、簡単な昼食と休憩を済ませて、火打山への登山を再開です。

  

高谷池ヒュッテから火打山山頂までの模様

ヒュッテを出発してからは、名前の由来にもなっている高谷池を横切って火打山の麓へと向かいます。

ちなみにヒュッテから山頂までの片道コースタイムは約1時間となっています。

グルっと池を周回するようにして登山道を歩いてい参ります。

 

さて、いきなりで恐縮ですが、期待に胸が膨らみます。

・・・というのも、この先の高台から眺める高谷池の景観が、アメリカCNNが選ぶ「日本の美しい風景31選」に掲載された場所となっているからです。

今回、火打山の登山を決意した理由の一つに、ネットで見つけた写真があまりにキレイで感動し、『いつか是非訪れてみたい!』と常々思っていた、ある種、憧れの場所でもあったのです。

・・・

そして、その憧れの場所からの景気がコチラです。

さて、いかがでしょうか?

  

  

なんとなくですが、皆さんの感想は予想できます。

  

  

『期待値を上げに上げた割には大したことなくね?』

・・・っと思っていませんか?

  

まぁ、私の写真の腕前がイマイチなので、なんとなく平凡な風景に見えてしまってはいますが、その場にいた当時の私は、感動と安らぎのようなものを感じていました。

  

点在している池塘の水面は静かに空を映し、ゆっくりと流れていく雲はまさに悠久の時を刻んでいます。

私が見たネットの画像では紅葉の全盛期のものだったようで、今回の写真はどことなく殺風景なイメージが先行するモノとなってはいますが、足を止め息を呑み溜息をついてしまうくらいには、感動的なものであったことはここに記しておきたいのです。

ちなみに、以下は火打山から下山して夕暮れ時に写したものとなっています。こちらの方が多少はサマになっているでしょうか?

この景観を他の登山者の方々と眺めていましたが、『まるで絵画みたいだ…。』と呟いた方がいました。この場でこの景色を眺めていた皆の心を代弁したものだったと思います…。

・・・

しばらく高谷池の光景に見惚れていたわけですが、火打山はまだまだ感動的な景観を準備してくれています。

高台のポイントを離れて、火打山方面へと歩みを進めていくと徐々に近づいてくる火打山の光景。

ここの木道歩きは歩いていて本当に気持ちの良い場所でした。

木道を少し歩いて行くと天狗の庭というポイントに到着です。

おそらく火打山を紹介している書籍や雑誌で必ずと言っていいほど使用されている写真はコチラで撮影されたもののようです。

ここからの光景にも感動してしまって、しばらく動けなくなったのは言うまでもない。

先ほどから次々に現れる景観のせいで、登山が進まない…。

・・・

さて、景色ばかりを眺めていると本気で夕飯の時刻に間に合わなくなってしまうので、流石さすがに足を動かしていきましょうか。

天狗の庭からの眺めのとおりではあるのですが、山頂まではそれなりの急登となるので、再び気を引き締めなくてなりません。

正直、天狗の庭にたどり着いた時点で、今日の登山はほとんど終わった感覚でいたのですが、山頂までの道のりは、そこそこ足に辛いものがありました…。

道中で雷鳥平というポイントを通過していきます。ここまでたどり着くと山頂まではもう一息といったところ。

快晴であれば佐渡島まで見渡せるポイントであったのですが、『あれっ?』なんだか谷間から雲が湧きだしてきてるような…。

…とは言え、最後の力を振り絞って山頂まで向かいましょうか。

  

火打山山頂の模様

さて、そういうわけで火打山の山頂に到着です。標高は2,462m。到着時刻は14時45分と高谷池ヒュッテからのコースタイムからは、かなり遅れての到着となりました。

あれっ?

あんなに晴れていたはずの山頂がガスに包まれて真っ白になっていました…。

・・・

理由は明白で、高谷池の絵画のような景観や天狗の庭からの雄大な眺めに感動して時間を使いすぎたというのが大きな理由でしょう。その間に雲が湧き出して、ついには山頂を覆ってしまったというわけです…。

再掲①:高谷池
再掲②:天狗の庭

これらの景観をゆっくりと眺める時間は何物なにものにも代えられない時間であったとは思っているのですが、『もう少しペース配分を考えれば良かったなぁ…』と非常に後悔したシーンとなりましたとさ…。

・・・

ほぼほぼ雲の中に飲まれてしまった山頂でしたが、一応、山頂の模様をリポートさせていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ

まずはコチラが、妙高山と高谷池ヒュッテ方面の展望となります。

雲に隠れてしまっていますが、高谷池の向こうには妙高山そびえているはずなのですが見ての通りの光景でございます…。

ただ、もし晴れ地ならば雄大な絶景を拝めていただろうと言うことはお分かりいただけるハズ…。

そしてこちらが、火打山・妙高山と同じく頚城三山を形成する新潟焼山方面の景観でございます。

まさに真っ白でございます。

何が何だかサッパリな光景…。

どうやら新潟焼山の糸魚川市方面の谷間から延々と雲が湧き出してきており、『これは晴れ待ちしても無駄だな…』と一目でわかる状況でした。

悔しい山頂とはなりましたが、儀式としてきちんと三角点にも優しくタッチをしておきます。

最後に山頂のケルンの中にポツンと置かれているお地蔵さんに挨拶をして、山頂を辞去させていただきました。

今日という日にありがとう!

最後の最後で消化不良な山頂となってしまいましたが、自然を相手にしている以上は仕方がないかなと納得しつつ…。

明日の縦走路に期待を馳せながら下山を開始します。

  

火打山登山を終えて ~エピローグ~

絵になる景色の見本市のような場所だった!

こうしてブログを書きながら火打山の写真を眺めているとそのような印象を感じました。

  • 高谷池の静かな池塘たち
  • 天狗の庭から眺める火打山
  • 草原に伸びる穏やかな木道の景観

歩いていてこれほど楽しいと感じる場所はそうそう無いでしょうね。

純粋にそのように感じました。

・・・

さて、今回の旅はここでは終わりではありません。

本文中で何度も触れてはいますが、当日は高谷山ヒュッテで疲れを癒し、翌日は妙高山への縦走へと繰り出して参りました。

本日の火打山までの登山とは様相が異なり、かなりの険路に悪戦苦闘する羽目になるのですが、それは次回の記事でのご紹介と言うことで。

  

取りあえず、素晴らしい景色に出会えた感動と火打山の登頂の達成感を嚙み締めつつ、高谷池ヒュッテでの一晩を堪能したのでしたとさ。

  

・・・

さて、ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

これからも、このような形式で試行錯誤をしながらブログを更新していきたいと考えています。皆様におかれましては、たまにで良いので当ブログを覗いていただけますとこれほど嬉しいことはございません。

  

あなたの次回の縦走で『絵画のような素敵な景色』と出会えますように!

  

それでは。

  

・・・

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