【幕山】梅の宴と真鶴半島の絶景。梅林と低山を巡る旅【アクセス・難易度・見ごろ】

低山

今回は伊豆半島の湯河原に位置する幕山に登山してきました。標高は626mです。

幕山は箱根火山の噴火活動の一環で形成された山で、冷えて固まった溶岩の柱状節理の岩壁が山腹を取り囲み、それがまるで歌舞伎の幕の様なので、そちらにちなんで幕山と名付けられたとされています。

  

幕山については、山頂から真鶴半島と相模湾を見渡すことのできる眺望に優れた山となっていますが、やはり、この山が一番輝きを放つのは、毎年2月下旬から3月上旬に一斉に開花を始める梅の絨毯のような景観が有名です。

湯河原温泉公式観光サイトでも、こちらの『梅の宴』を大々的にピックアップしており、開催期間中は非常に多くの観光客が訪れる人気の観光スポットにもなっています。

  

また、幕山の魅力は梅の宴だけではありません。

冒頭でも少し触れましたが、山頂からは湯河原の市街と相模湾に浮かぶ真鶴半島の雄大な景色を堪能することが可能です。まさに山頂まで歩いた方だけが見ることのできる特権的な景色です。

  

梅と絶景。

今回はそんなコンセプトで幕山へ登山をしてまいりましたので、そちらの模様についてご紹介いたします。

アクセス・難易度・見どころなどを写真付きで分かりやすく解説しておりますので、ご一読いただけますと幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ

(登山日:2024年3月3日)

  

幕山登山口までのアクセス解説

公共交通機関(バス・電車)でアクセスする場合

東京駅を起点とした場合は、東海道本線で湯河原駅までアクセスできます。(便によっては乗り換えの必要があります。)

首尾よく湯河原駅に到着出来たら、鍛冶屋方面行もしくは幕山公園方面行の路線バスに乗り込みましょう。湯河原駅から鍛冶屋バス停までは徒歩圏内(約30分)なので、丁度良い時刻にバスが無い場合は、徒歩でのアクセスもご検討ください。

なお、梅の宴開催期間中は、例年、臨時バスが運航されており、湯河原駅から幕山公園までのピストン輸送が実施されています。臨時バスの運行状況については、湯河原温泉公式観光サイトをご参照ください。

せなか
せなか

ちなみに、私が梅の宴の開催期間中に訪れた際には、幕山公園まで歩かれている方も、チラホラ見かけました。徒歩で約60分となります。

また、梅の宴の開催期間中は臨時便もありますので、”湯河原温泉公式観光ガイド”のホームページも参考としてみてください。

  

自動車でアクセスする場合

幕山公園には駐車場も設けられています。カーナビについては、以下の情報を登録してください。

カーナビへの入力情報
幕山公園
〒259-0313  神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋951−1

ただし、梅の宴の開催期間中は有料となりますので要注意!
また、相当な混雑が予想されますので、早めの出発をご検討ください。

  

梅の宴の見ごろはいつなのか?

見ごろの時期と見ごろを把握する方法

梅の宴の開催については、例年2月上旬から3月上旬の開催となっているようです。(2024年は2月3日(土)~3月9日(土)までの開催でした。)

ただ、開催期間中、梅の花がずっと見頃というわけではありません。

  

せなか
せなか

そういうわけで、過去2年分ではありますが、梅の花が見ごろになるタイミングを調べてみたところ・・・

2023年の梅の花の開花状況

  • 2023年2月14日:3分咲き
  • 2023年2月22日:5分咲き
  • 2023年2月27日:7分咲き(見ごろ間近)
  • 2023年3月 1日:見ごろ
  • 2023年3月 8日:見ごろ
  • 2023年3月13日:見ごろ過ぎ

  
2024年の梅の花の開花状況

  • 2024年2月 2日:3分咲き
  • 2024年2月11日:5分咲き
  • 2024年2月16日:7分咲き
  • 2024年2月22日:見頃
  • 2024年2月27日:見頃
  • 2024年3月 4日:見頃過ぎ

・・・となっており、2月下旬~3月上旬がベストなタイミングとなる確率が高そうです。

しかし、2023年と2024年では見ごろに1週間ほどのずれが生じてしまっています。

どうしても、その年の気象条件によって、梅の花の付き方に早い遅いの差が出てきてしまうようです。

  

ただ、より精度高く梅の見ごろを調べる方法があって、それは『湯河原温泉公式観光サイトに掲載されている湯河原梅林開花状況(随時更新)』を逐一チェックしてみることです。

現在の開花状況が写真付きで紹介されているので、見ごろであるかどうかが一目瞭然で判別することが可能です。

少なくとも、訪問日を大きく外してしまうということはなくなるはずです!

せなか
せなか

また、X(旧Twitter)なんかでは、非常に多くの方がポストをされるので、そちらを参考にしてみても良いかもしれません。

  

幕山は梅の季節じゃないと楽しめないの?

そんなことはありません!

登山記録の中で詳細を記載しますが、幕山(及び南郷山)については、梅の宴の開催時期でなくても訪れる価値のある山だと個人的には思っています。

麓の幕山公園からは、柱状節理と端正な山並みの幕山を眺めることが出来ます。火山活動で形成されたダイナミックな山容は一見の価値のある景色です。

  

また、少し足を伸ばしたところにある南郷山からのフォトジェニックな景観も見逃せない場所です。

そのような理由から、むしろ『人混みでごった返す梅の季節を敢えて外して登山する。』というのも、全然ありな選択肢です。

  

『梅の季節じゃないし行くのは止めておこうか…。』

そんなことを言わないで!

梅の季節に関係なく、興味があるなら是非訪れてみることをおススメします!

  

幕山のコースタイム・難易度

筆者のコースタイム

普段は標準的なコースタイムを少し巻く位のペースで歩くことが多いですが、山頂での休憩を長めにとっています。

  • 10:00 幕山公園から登山開始
  • 11:00 幕山山頂
  • 11:40 出発
  • 12:00 自鑑水
  • 12:35 南郷山

写真も沢山撮影しており、総じて一般的なタイムにおさまっていると思います。ご参考までに。

帰路については、来た道を戻りました。

  

登山の難易度について

幕山は登山の初心者にもおススメできる山です。

ただ、幕山公園から幕山の山頂まではつづら折りの坂道をひたすら登り続けることになります。『急登か?』と問われると微妙なラインですが、意外と辛いので低山だと侮るのはやめましょう。

登山道は明瞭で道迷いの心配はないでしょう。鎖場や岩場などの危険個所もありません。

  

幕山から自鑑水経由南郷山に向かう場合は、一部林道と交差・横断する箇所があります。登山道に復帰する際は見逃さないように注意しましょう。

南郷山まではハコネザサのトンネルを抜けて山頂へと至りますが、時期によっては草の刈払いがなされていない場合もあるようです。

そういう理由から、南郷山まで足を伸ばすのであれば、地図の持参、ヤマレコ・ヤマップなどのGPSを活用するなど準備を忘れすに!

少々長くなりましたが、以下からが活動の記録となっています。宜しければ、以下からもご覧ください(*- -)(*_ _)ペコリ

  

登山口までの実際のアクセスの模様

東京駅からおはようございます。

幕山の最寄りである湯河原駅まではJR東海道本線での移動となります。小田原等で乗り換えが必要な場合もありますが、熱海行に乗り込むことが出来れば、一本でアクセスが可能で、この利便性の高さもこの山の魅力の一つです。

東京駅から出発するときの都心の高層ビルが車窓から流れていく景色が好きで、そんな景色を目の当たりにするたびに、『登山に行くんだなぁ。』という感情が沸き上がってきます。

このワクワクする感じが登山をする一つの理由なのかもしれません。

  

なお、今回の移動でもグリーン車を使用しています。

伊豆方面に向かう際にはグリーン車を使用することが、もはや当たり前のようになっています…。乗車券+1,000円(片道)でこの快適さを買えるということを知ってからは、もはやグリーン車なしでの移動は考えられない体となってしまいました。

決して高給取りと言うわけではありません。ごく普通のサラリーマンをしている自身にとって、週末の唯一の楽しみです。自分へのご褒美と言うことで…。

  

・・・

グリーン車に乗って首尾よく湯河原に到着です。木目調のオシャレな駅舎が出迎えてくれます。

湯河原駅に設計には、一般社団法人日本ウッドデザイン協会会長の隈研吾さんという方が携わっています。木材を大胆に使用しており、木の温かみと開放感の溢れる駅舎となっています。

普通、駅舎と言えば無骨なコンクリート造りのモノが多いですが、湯河原の駅舎については、ただ通り過ぎるだけでなく、木材を前面に使用した意匠を間近で体感していただきたい。そんな造りになっています。

  

さて、そんな湯河原駅から梅の宴の開催会場である幕山公園まではバスでアクセスこととなります。

早朝の到着となりましたが、バスの乗り場の前には長蛇の列がぁぁ…。

  

ただ、安心してください。

梅の宴の開催期間中に関しては、バスの増発便が運航し来場者をピストン輸送しています。『少し待つかな…。』と思っていましたが、アッという間に乗車することが出来ました。

運賃は大人290円。幕山公園までの乗車時間は約15分でした。
上記は2024年開催維持の情報となりますので、最新の情報については『湯河原温泉公式観光サイト』で確認をお願いします。

なお、梅の宴の開催期間『外』にアクセスする場合は、鍛冶屋方面行もしくは幕山公園方面行の路線バスに乗り込みましょう!

鍛冶屋バス停からは、
南郷山を経由して幕山に至るハイキングコース
・徒歩30分で幕山公園へ至り、そこから幕山へ登山
するルートが考えられます。

  

首尾よく増発便のバスに乗車し、幕山公園の入り口には10時に到着。

この時点で公園付近の駐車場は既に満車のようでした。

  

『湯河原梅林は只今見ごろです。』

これほどテンションの上がる文言は今年一番かもしれません。(なお、現在2月下旬)

梅の宴開催期間中は入場料として200円が必要なります。(2024年開催時)入場料を支払う際にはSuicaなどの交通系電子マネーにも対応しており、スムーズに入場できました。

  

入場ゲートをくぐるとすぐに幕山がお出迎えです。

中央にそびえるのが幕山で麓の梅林には紅白の梅が色づいているのがわかります。

  

色がついているのはわかるのですが、梅の花の付き具合が弱いような・・・。

不安になって、出店の方に少々伺ってみたのですが、『ちょっとだけ来るのが遅かったかもしれないねぇ~。』とのことでした。

なんでも、2024年の場合だと2月24日~27日が最盛期であったようで・・・。

まじでかぁ・・・。

  

正直なところ、見ごろは少し過ぎてしまったのではないかと思ってはいたのですが、改めてその事実に直面するとガックシとくるものがあります。

  

丁度、一年前に宝登山のロウバイを目当てに登山をしに行ったことがあったのですが、その頃も『若干、見ごろが過ぎてしまっているかな』というタイミングでの訪問でしたが、今回も少しばかり合わずとなってしまいました。

私は花の開花にはトコトン見放されているようです…。

 

そういうわけで・・・

私と同じ轍を踏みたくない方は、湯河原温泉公式観光サイトで開花情報を逐一公表しているようなのでチェックしてから訪問するように!

  

『時にはちょっとした下調べが大きな幸福を呼び込むこともあるだろう。』

この言葉はわたしが即興で作りましたが、あながち間違ってはいないと思います…。

  

・・・

ただ、梅の品種によっては、後になってから見ごろを迎える品種もあるらしく、小振りで小さい梅の花を存分に楽しむことはできました。

眼福、眼福~。

  

・・・

気を取り直して、登山と行きたいところですが、まずは出店を見て周ってみることにしました。

伊豆や湯河原の特産品が所狭しと陳列されており、見ているだけでも楽しかったです。

ちなみに、幕山の登山バッチも出店で販売されていました。梅の宴の開催期間中だけ購入できるようなので、登山バッチコレクターの方は、機会を見つけて訪れてみてはいかがでしょうか?

  

会場全体を歩いた印象ですが、この日は、休日と言うこともあり非常に多くの方々で賑わっていましたが、どちらかというと登山客は少数で梅園と和太鼓の演奏を目当てに来場されている方が多いのではないかなと。

梅の宴の開催期間中は、ステージでの各種催し物も行われています。2024年の場合ですと、日によって、狂言・寄席・和太鼓など日本伝統芸能とを掛け合わせた演目が企画されているようです。

  

幕山の登山開始!登山道の様子

ひとしきり園内を見て周ったところで、ようやく登山開始を開始することにします。

幕山登山道の入り口については、目立つところに道標が設置されているので、簡単に発見することができました。

  

見ごろは過ぎてしまっているとのことですが、少しずつ高度を上げていくと、十分に花をつけている梅の木もあって、個人的には満足。(決して負け惜しみではなく。)

なお、幕山周辺の岩場は、ロッククライマーに人気の場所となっており、この日も多くの方々が岩壁に立ち向かっていました。

  

人気のコースでは順番待ちなることもあるらしく、付近にある幕岩はロッククライマーの聖地とされているのだとか。

私自身は登山を趣味としていながら、高所恐怖症を患っているので、見ているだけで冷汗をかくほどでした。挑戦したいとは思わないかな・・・。

  

・・・

登山口から順路に沿って、しばらく歩いていくと『梅林最高地点』に到着です。

ここからであれば、梅林を上層部から一望することが出来る一番のビュースポットとなっています。

  

少々、手前の樹木が邪魔になっていますが、梅の絨毯と言われる理由がわかる景観が広がっています。

梅の木と言われれば、茨城・偕楽園の梅林なんかも非常に有名ですが、幕山の特色は何と言っても、山の斜面に立体的に梅の木が生えていることから、よりダイナミックに梅の木の数と色が目立って見えるという点があると思います。 

平面的な梅林は各地に名所が存在していますが、高低差のある景観を拝めるのは幕山くらいしか思いつきません。

こちらの最高地点を通過してしまうと、梅の木とはお別れとなってしまいます。存分に景色を楽しんでいきましょう。

個人的には、また梅の真の見ごろの時期に訪れようと決意をした瞬間でもありました。

  

・・・

さて、梅の花を十二分に楽しんだところで、ここからはちゃんとした登山の開始です。

山麓の梅林エリアはまだ傾斜が緩く、歩きやすいように特に入念に整備されているように感じましたが、それ以降は『傾斜がきつくなる登山者向けエリア』に差し掛かる境界線にもなっています。

とは言え道迷いの心配の無いくらいに整備がされてはいますので、そこはご安心を。

  

つづら折りの登山道でひたすら高度を上げていくにつれて、ちょこんと飛び出た真鶴半島の景観があらわになってきます。

道中は木々の隙間からかろうじて覗ける程度のモノですが、山頂からは思う存分にこの雄大な景観を眺めることが出来るので、焦らなくても大丈夫。

  

山頂直下は周遊道路が整備されており、そこまでたどり着くことが出来れば、山頂はすぐそこです。

ひとまずお疲れさまでした。

  

幕山山頂の様子

そういうわけで、幕山の山頂に到着です。標高は626m。到着時刻は11時ジャストで、登山口からのコースタイムは1時間ほどでした。

梅の花を眺めたり、写真を撮ったりしていたのですが、コースタイムを若干を上回るペースで到着することが出来ました。

  

山頂は広場のようになっており、そこそこの大人数で押しかけても休憩するスペースは十分の広さ。

梅園の混雑状況から考えると、山頂も結構な人出を覚悟していたのですが、頂上まで登ってきている方はごく少数のようで、落ち着いて休憩を取ることが出来ました。

  

そして、こちらが幕山山頂からの真鶴半島の景観です。相模灘に突き出ている半島が特徴的で、なかなかフォトジェニックな景観です。

ただ、後々ご紹介はさせていただくのですが、真鶴半島の景観を満喫するのであれば景色自体は南郷山の方が優れています。

幕山まで到達したのであれば、是非、南郷山方面にも足を運んでいただきたいところです。

さて、昼食を摂るにしても早い時間帯であったことから、休憩もそこそこに南郷山へと向かうこととします。

  

さらなる景色を求めて南郷山へ

幕山山頂からは、北西方面の傾斜を下って南郷山へと向かいます。

コースタイムは多めに見積もって約1時間と見ておけばよいでしょう。

  

幕山までの登りに比べると、高低差も小さく歩きやすい道がしばらく続きます。

15分ほど下っていくと、アスファルト舗装がなされた林道にぶつかりますが、こちらを横断して、自鑑水(じがんすい)方面へと進んでいきます。

一応、道標は設置されているのですが、このポイントを見つけるのに若干難儀したのを覚えています。ヤマップ・ヤマレコ等のGPSアプリを起動している場合は、一度マップを確認することをおススメします。

  

林道を横断してすぐに自鑑水へと至ります。

自鑑水とは

石橋山の合戦に敗れた頼朝は山の中を敗走してこの池にたどり着いたが、その際に池に映る自分のやつれた顔を見て自害を決心しましたが、家来になんとか諌められて思いとどまったという伝説が残っています。
湯河原温泉公式観光サイトより抜粋

読んで字のごとくですが、『自らの顔を鑑(かんが)みる水』とされています。

私も義経よろしく、『果たして今の自分の顔はどんな顔をしているか。』とのぞき込んでみたのですが、枯れ葉や木の枝が水面が覆われており、鑑みることは叶わずでした・・・。

  

ちなみに、今朝、鏡で確認した限りでは、久しぶりの早起きのため青白い顔をしていたのを覚えています。

まずは、早寝早起きの習慣を身に着けるのが良いかもしれない。

  

・・・

自鑑水から南郷山までは600mとのこと。あとちょっとの距離ですが、ここから登り返しが控えていますので、もうひと踏ん張り必要です。

  

自鑑水を越えていくと登山道の様相は一変します。

まるでトトロの道です。

  

背の高いハコネザサに覆われた登山道はどこか懐かしさを感じさせてくれました。

ササのトンネルを潜り抜けて、登り返すと本日最後の目的地である南郷山に到着です。今度こそ本当にお疲れさまでした。

  

南郷山山頂の様子

そういうわけで南郷山(なんごうさん)に到着です。標高は613m。幕山の山頂からは1時間とかからないくらいのコースタイムとなりました。

体感ですが、人出は幕山の山頂からさらに減って、その半分くらいでした。

  

山頂の周囲は樹木で覆われており、展望が開けているとは言い難いのですが、南西方面の下山口からは相模湾と真鶴半島の開放的な景観が広がっています。

こんな感じに

今回は幕山梅林のオマケのような立ち位置で訪れた場所ですが、5月末から6月上旬にかけて、南郷山の麓にある星ヶ山公園でさつき祭りが開催され、山頂からもさながらピンクの絨毯のような光景を楽しむことができるようです。

  

南郷山にも再度訪れる理由が見つかって、ちょっとだけ気持ちが軽くなった気がします。

なお、南郷山からは鍛冶屋バス停までのハイキングコースがきちんと整備されているようで、幕山とセットで周回コースとすることも可能です。

ただ、今回はもう一度幕山の梅林を眺めてから帰りたいと思い来た道を引き返すこととしました。実際にそう考えている方も多いようで、ピストンで戻っていく方が多数のようでした。

  

そういうわけで、

また来るぞ。南郷山!

  

・・・

ここからは余談。

午後からは雲がとれて、青空も広がり絶好の行楽日和となりました。

時間に追われることなく、のんびりと梅の花を眺めて歩くのも悪くない時間でした。

梅の見頃は過ぎているのかなという印象でしたが、幕山だけでも非常に絵になる構図で、梅の宴の開催期間外であっても、十二分に満足できる山だろうなと感じています。

今日という日を幕山で過ごすことが出来て、悔いはありません。大変満足な一日になりましたとさ。

  

・・・

ただ、帰りはラッシュに捕まってしまい、ちょっと後悔しましたが。

見頃は外しても来場者数は非常に多いようです…。

  

幕山登山を終えて

小さく小振りな梅の花を眺めていると『ようやく長い冬も終わりを迎えたんだな』と。感慨深い気持ちになりました。

今回のように『登山+α』があると、疲れが溜まっている下山時にも張り合いがあって、より充実した一日を過ごせるような気がしています。(若干、見頃は逃してはいますが…。)

  

冬場は晴れの多い太平洋側(主に静岡・伊豆・茨城辺り)の低山を攻めることが多いわたくしですが、

これからの季節は雪が解け進み、徐々に活動範囲が広がっていく。花々が咲き始め、新緑が芽吹きだす。そんな鮮やかなシーズンの幕開けが迫る頃。

幕山の梅の宴が開催されるのは、そんなワクワクするシーズンの直前です。

そんな、楽しみなシーズンを迎える前の足慣らしとしても、幕山は丁度良いのではないかと思っています。

  

さて、ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。今後もこのような形で登山記事をアップできたらと考えておりますので、たまにで良いので覗いていただけると、これほど嬉しいことはございません。

皆様の次の登山がいろどり溢れるものとなりますように。

それでは。

  

  
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