今回は茨城県つくば市の宝篋山に登山してきました。標高は461mです。
標高からすると純然たる低山としてカテゴライズされる山とはなりますが、山頂からはほぼ360°の展望が開けています。
北側には日本百名山にも選定されている筑波山を間近に眺めることができ、東側には日本の湖沼では琵琶湖についで二番目に大きい霞ヶ浦の絶景も楽しめる低山とは思えないほど眺望に優れた山です。
さらには、国土交通省・関東地方整備局の関東の富士見百景にも選定されており、良く晴れた空気の澄んだ日には、遥か富士山まで眺めることも可能です。
眺望についても、上述のとおり申し分のないポテンシャルを持った山ですが、茨城県は冬場の積雪量も少なく通年を通して登山が可能です。
関東圏内では季節を問わず屈指の人気を誇る低山としても知られいます。
ちなみに上の写真は1月上旬に撮影した写真です。
・・・
さて、自分事で恐縮ですが、今回は新年が明けて初っ端な登山となっております。
正月は実家でぐうたら食っちゃ寝を繰り返し、爆増してしまった体重をリセットすべく、大きくなった体に鞭を打つ覚悟(とはいえ、宝篋山はそこまで辛い山ではない。)で登山に訪れた経緯があります。
- 関東近郊で日帰りができる
- 正月太りで体がなまっているから、辛い山登りはイヤ
- でも、展望だけは楽しみたい
宝篋山は、そんなぐうたらなハイカーの要望を叶えてくれる非常に懐の大きな低名山でもあります。
さて、わりと不純な気持ちで臨んだ登山でしたが、見事な冬晴れの一日で、目に痛いくらいの青色の空のもと気軽に登山を楽しいんで来た時の模様をご紹介いたします。
また、登山口までのアクセス、登山道の様子などを写真多めで紹介しております。登山を計画されている方の参考となればとの思いで記事を作成しておりますので、ご覧いただけますと幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
(登山日:2024年1月)
宝篋山登山口までのアクセスと各コースの特色
宝篋山のトレッキングコースについては、つくば市公式が公表しているとおり、6つのコースが整備されていますが、起点となるポイント(地点)は大きく分けて3つとなります。ここでは、起点となるポイントまでのアクセスをご紹介します。
登山の起点となるポイント(地点)3つ
- 小田休憩所・・・極楽寺コース・常願寺コース
- 市営筑波山麓小田駐車場(無料)・・・小田城コース
- 市営筑波山麓平沢駐車場(無料)・・・山口コース⑴(途中、山口コース⑵・新寺コースの分岐あり)
なお、公共交通機関(電車・バス)でのアクセスを考えている場合は、まずは電車でつくば駅又は土浦駅へアクセスする必要があります。以下は、つくば駅又は土浦駅へ到着し、そこからのバス移動を前提で解説します。
【小田休憩所】極楽寺コース・常願寺コースで登る場合
〇TXつくば駅からの場合:【つくバス】小田シャトルバス乗車(つくばセンター3番乗り場・約45分)➡小田東部下車(徒歩7分で小田休憩所の登山口)
〇JR土浦駅からの場合:【関東バス】筑波山口行き又は下妻駅行き乗車(JR土浦駅西口5番乗り場・約30分)➡宝篋山入口下車(徒歩4分で小田休憩所の登山口)
自動車でアクセスする場合は、以下の情報をカーナビへ登録しましょう。
カーナビ入力
・宝篋山小田休憩所
・〒300-4223 茨城県つくば市小田4544
なお、小田休憩所の駐車場が満車の場合、近くに位置する市営筑波山麓小田駐車場(無料約90台)も使用可能な圏内です。(距離にして1㎞未満、徒歩約10分)
宝篋山は休日になると大変多くの登山者が押し寄せます。小田休憩所の駐車場は満車になっていることも多いので、早出を心がけるか、市営の小田駐車場の使用も念頭に入れておきましょう!
【市営筑波山麓小田駐車場(無料)】小田城コースで登る場合
〇TXつくば駅からの場合:【つくバス】小田シャトルバス乗車(つくばセンター3番乗り場・約45分)➡小田東部下車(徒歩8分で小田城登山口)
〇JR土浦駅からの場合:【関東バス】筑波山口行き又は下妻駅行き乗車(JR土浦駅西口5番乗り場・約30分)➡宝篋山入口下車(徒歩13分で小田城登山口)
自動車でアクセスする場合は、以下の情報をカーナビへ登録しましょう。
カーナビ入力
・市営小田駐車場
・〒300-4223 茨城県つくば市小田3069−1
【市営筑波山麓平沢駐車場(無料)】山口コース⑴・山口コース⑵・新寺コースで登る場合
〇TXつくば駅からの場合:【つくバス】小田シャトルバス乗車(つくばセンター3番乗り場・約55分) ➡ 大池・平沢官衙入口下車
〇JR土浦駅からの場合:【関東バス】筑波山口行き又は下妻駅行き乗車(JR土浦駅西口5番乗り場・約30分)➡平沢官衙入口下車
自動車でアクセスする場合は、以下の情報をカーナビへ登録しましょう。
カーナビ入力
・市営平沢駐車場
・〒300-4213 茨城県つくば市平沢754−1
宝篋山(極楽寺コース)の筆者コースタイム・難易度
筆者のコースタイム
宝篋山には6つの登山道が整備されており、ヤマップ・ヤマレコの登山記録を拝見している限りでは、極楽寺コースが一番人気の登山コースとなっているようです。そういうわけで、筆者も極楽寺コースで登山してきました。
- 12:00 小田東武バス停着
- 12:10 小田休憩所着
- 13:10 宝篋山 山頂に到着
- 14:55 下山開始
- 15:30 小田無料休憩所へ下山完了
宝篋山の難易度について
宝篋山は登山デビューの方にも最適の山です。
通年を通して登山する方が多く、踏み跡も明瞭で道迷いの心配もないでしょう。
また、私が歩いた極楽寺コースには、危険な鎖場などはありませんでした。また、岩場はありますが、そこまで危険性を感じませんでした。
ただ、落ち着いて歩を進めればそこまでの脅威はありません。
ただし、これは登山時の模様でも詳細を掲載しますが、私が登山した際に、丁度、滑落の現場に居合わせることとなりました。
『デビューにも最適!』と書いておいて何なんですが、いくら低山とはいっても、自然の中に足を踏み入れる以上は最低限の心構えと準備は必要です。
地図・食料・水はきちんと持ちましょう。また、前日にはきちんと睡眠をとって、万全の体調で登山に臨みましょう!
さて、長くなりましたが、以下から登山時の模様となります。こちらも、ご覧いただけますと幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
登山口までのアクセスの模様
いつもであれば、自宅の最寄り駅からのアクセスをご紹介しているところですが、今回はまさかの写真データの誤削除という凡ミスをかましてしまいます。
そういうわけで、今回はバス車内からの唐突なスタートとなります。
つくば駅までアクセスし、『つくバス』に乗車して、目的地である小田東部まで移動を開始の道中。
バスからの車窓は秀逸の一言です。(この写真は消えてなくて良かった…。)
右側手前に見えるのは、本日の目的地である宝篋山。奥に見えるのが筑波山です。
こんな見事な眺められるのですが、乗客はまさかのわたくし一人。正直、路線の存続すら心配になるレベルです。
恐らくこの『つくバス』は、周辺の住民の方々の足にもなっているでしょう。
そういうわけで、たまには公共交通機関を使って登山しようぜ!
(私のような車を持たないハイカーとしても切実でございます。)
・・・
いきなり話題が逸れてしまいましたが、首尾よく極楽寺コースの最寄りバス停である小田東部に到着しました。
降車する際に『気を付けて行ってらっしゃいませぇ~。』とアナウンスいただいたのが、少し嬉しかった。
さて、いきなり住宅街の真っただ中で降車することとなりますが、そこは心配ご無用。
極楽寺コースの起点となる小田休憩所までは、丁寧に道案内がされており、方向音痴を自覚する自身ですら簡単にたどり着くことができました。
小田東部のバス停からは一度信号を渡りますが、迷うところは特段無し。10分とかからず小田休憩所にたどり着くことができます。
小田休憩所には70台の登山者用の駐車場が設置されていますが、この日は既に満車のようでした。
バスを使ってアクセスしたのは、私だけで公共機関でのアクセスよりも車でのアクセスがメジャーな山のようです。
野菜の直売所なんかもあって、年中通して人出の多さが伺えます。
そして、こちらが小田休憩所となります。既に登山を終えて下山してきた方々が、雑談に花を咲かせていました。
一応、使用可能な時間が決まっているので、ご注意ください。
さて、こちらの小田休憩所を起点として、【極楽寺コース】と【常願寺コース】の2つの登山道が伸びています。登山当日は非常に寒く、また登山と言うよりかは散歩気分だったので、よりコースタイムの短い【極楽寺コース】から登山を開始しました。
ちなみに、宝篋山に来るのは今回で通算3回目となります。過去訪れた時は、退院後のリハビリ登山として活用していました。いきなり登山に繰り出すのが不安な時の足慣らしとケガの具合の確認にはもってこいの山だと思っています。
…がのちほど、この甘い考えを改める出来事に遭遇します。(伏線)
冒頭は田んぼ脇の畦道をとおっていきます。
すぐに視界が開けて本日の目的地である宝篋山とご対面です。
山頂付近に電波塔(?)のようなものが設置されているところが、宝篋山となります。
登山日は1月と言うことで、少々味気ない殺風景な雰囲気に見えていますが、5月の新緑時期なんかは、青々とした田畑と宝篋山を眺めることができます。
自身はこのポイントからの景色が好きで、宝篋山に来ているといっても過言ではありません。この景色を眺められるからこそ、極楽寺コースが一番人気なのではないかと想像しています。
山頂からの風景が良いのも登山の醍醐味ではありますが、こうして麓から山の遠景を眺めるのも一つの楽しみ方です。
田んぼの畦道歩きが終了すると、今度は小さな沢沿いをしばらく歩いていきます。
いくつか小振りな滝の脇を通り抜けて高度を上げていきましょう。危険と思われるような個所はありませんが、岩が露出した登山道を辿っていきますので、足元に注意して進んでいきましょう。
・・・と、ここまでは、順調に散歩気分での登山を満喫していたわけなのですが、何やら上部の方が騒がしくなってきます。
何事かと思って歩を進めていくと、どうやら登山パーティの1人が滑落してしまい、身動きがとれなくなってしまったようでした。私が到着した頃には、既にレスキュー隊が滑落した方を救い上げ、ヘリコプターでの搬送準備を行っている真っ最中のようでした。
詳細は避けるのですが、かなり悲惨な状況のようでした。呆然と立ちつくしているとレスキュー隊員の方から声を掛けれ『救助は終わり。搬送するだけだけ。邪魔にならないよう、先に進んでくれ。』と諭されてしまいました。
そして、気を遣ってくれたのか、『くれぐれも気を付けて先に進むように』とフォローまで。
低山であっても登山をする以上は、腑抜けた散歩気分で歩いてはいけないと考えを改めた瞬間でもありました。山の中では、すべてが自己責任。ソロで歩くことの多い自身にとっては、特に注意を怠るわけにはいきません。
事故現場の関係はここまで。登山に話を戻します。
・・・
小さな沢沿いを抜けると岩場の登山道も鳴りを潜め、歩きやすい道へと変化していきます。
道中では、ちょくちょく休憩用のベンチも設けられており、休み休み山頂へと向かうことが可能。
まぁ、一回も使いませんでしたが。
尾根上に出ると樹木の葉が完全に枯れ落ちてしまっており、なかなか開放的な雰囲気になってきました。
葉が生い茂る季節ではこうも行かないので、冬場の低山では、こういう景色との出会いもあるのかと再認識させられました。
一度登った山であっても、季節を変えるとこうまで印象が変わるものなのか。
もうしばらくすると、『宝篋城・空堀跡』なる看板を発見。これも前に来た時には見つけられなかったものです。
少し調べてみると、宝篋城については、麓の小田城を守るための山城であったようで、特段面白そうな歴史は出てきませんでした。
ただ、小田休憩所付近に位置している小田城跡に関しては、歴史上ユニークな城主が治めていることがわかりました。
小田城跡は、鎌倉から戦国時代まで常陸国南部で最大の勢力を誇った小田氏の居城跡であり、江戸時代の軍記物語では、9回も落城したと記録されています。城主であった小田氏治については戦国時代最弱の武将と歴史フリークからは呼ばれているようです。
当時の勢力図からすると、落城しても仕方がなかったのかもしれませんが、さすがに落城し過ぎではないかのかと…。
ただ、(詳細は分からないのですが…)9回落城しているということは、8回は奪還しているとも言えるので、もしそうだとしたらその諦めの悪さについては、是非、見習いたいところです。
出展:スラムダンク28巻
なお、小田城跡歴史広場については、宝篋山登山口から近くに位置しており、話の種としても立ち寄ってみてはいかがでしょうか?つくば市が小田城跡公園として整備を行っており、城跡の遺構なんかを見学できます。
あと、公園内からは宝篋山・筑波山の遠景も眺められて、眺望も良い感じですよ!
参考URL:つくば市公式 文化財展示施設
さて、今回は話が逸れてばかりですが、登山の模様に戻ります。
先ほどの空堀跡を通り過ぎてしまうと山頂はもうすぐそことなります。
山頂直下には、バイオトイレが設置されており、ここまで来てしまえば山頂までは残り100mとなります。
大きな鳥居と麓から見えていた電波塔が見えてきたら山頂に到着となります。
一旦、お疲れさまでした。
宝篋山の山頂の様子
そういうわけで、宝篋山の山頂に到着です。標高は461mで小田休憩所からのコースタイムは約1時間となりました。
つくば市の公表している標準的なコースタイム(1時間45分)から大幅に巻いて到着することができました。
山頂は思いのほか広めのスペースが確保されており、大人数が訪れていたとしても、余裕を持って休憩場所の確保が可能そうです。
ただし、ベンチとテーブルについては、奪い合いの様相でした。
山頂に着いてすぐに『ここは場所をとって場所だ!』『いいや、私たちが場所を先に確保してたんだと!』怒鳴り合いの喧嘩に遭遇する羽目に…。
『頼むから山頂では静かにしてくれよ…。』
…と思っていたところ、イケメンの爽やかなお兄さんが
『広めのテーブルだから2組で使えば?』
・・・と助言を残して颯爽と去っていきました。
こういう時に、堂々とズバッと的確な助言ができる人間はきっと仕事もできるんだろうなぁ…と。
何もできなかった自分と比較して少しだけ情けなくなりました。
というか年始一発目の登山にしては色々な出来事に遭遇し過ぎです…。
・・・
さて、何度目かわかりませんが話を元に戻して、山頂の様子をご紹介させていただきます。
冒頭でも紹介させていいただいた通り、山頂はほぼ360°の好展望となっております。
まずは、山頂の北側から眺めることができる筑波山の絶景です。
宝篋山からの眺めと言えばこの風景だと思います。正に絶好の展望台といったところ。
筑波山と言えば標高は877mで、日本百名山の中でも一番標高の低い山としても知られています。ただ、周囲にそれほど高い山も無いことから非常に良く目立つ山でもあります。
こんなことを言っては、大変失礼ですが、筑波山を見るたびに『口は達者で自分を大きく見せるのはうまいが、実は仕事の出来ない職場の同僚』のことをいつも思い出してしまいます。
そして、何で山頂まで来て、他人の悪い点を思い返してしまうのか…。
新年早々、自己嫌悪で爆発してしまいそうです。
・・・
山頂の紹介に戻ります。(・・・ちょっと、今日の自分はどうかしている。疲れているんだろうか。)
続いて、場所を移して東側の展望です。
こちらからは、霞ケ浦方面の展望が開けています。
霞ケ浦と言えば、琵琶湖に次ぐ日本で二番目の面積を誇る大きな湖となっています。
『二位じゃダメなんですか?』という名言(迷言?)を思い出しましたが、また話が逸れてしまいそうなので、東側についてはここまで。
南西方面には関東平野を一望できるスポットとなります。
この日は冬場のピーカンと言うこともあり、非常に空気が澄んでおり、富士山まで眺めることができました。
一応、関東地方整備局の関東の富士見百景にも選定されていることは知ってはいたのですが、さすがに距離が離れており、上の写真が精一杯です。(正直、富士山の眺望に関しては、あまり期待し過ぎない方が良いかもしれませんね…。)
関東の富士見百景とはされていますが、令和6年の時点で1都8県で128景233地点が選定されています。その地点の魅力・アクセス方法・周辺の見どころについて紹介しているガイドブックも作成(関東地方整備局のWEBで閲覧可能)されてますので、興味ある方は覗いてみると新たな発見があるかもしれません。
・・・
さて、山頂についてまず目につくのがコチラの銅像なのですが、気になったので少々調べてみました。
こちらは忍性僧侶の像となっており、背中の子供はハンセン病(らい病)の子供であるとされております。
忍性(にんしょう)は、鎌倉時代の律宗(真言律宗)の僧侶で貧民やハンセン病患者など社会的弱者の救済に尽力したことで知られる。
出典:宝篋山山頂の案内板より意訳
山頂から関東平野を眺める忍性僧侶の像。
生涯を善行に捧げた忍性僧侶がいまの現代社会を見たら、一体どのような感想を漏らすのだろうかと、ふと思ったりもしました。
『他人と比較したり、他人の悪い点を探すのではなくて、まずは自身の研鑽に努めなさい。』
なんとなくですが、今の自分にはそんな言葉を投げかけられそうな気がしました。
・・・
さて、最後に紹介するのが、こちらの宝篋印塔です。
宝篋山の名前の由来となっているもので、鎌倉時代中頃に建造されたとされています。
忍性といい、宝篋印塔といい、宝篋山は過去・現代・将来に渡ってずっと地域に根差した里山としてあり続けるんだろうな。
・・・と、そんな風に思ったのでした。
・・・
下山時については、特段何も起こらなかったので、バッサリ割愛です。
下ってバスに乗り込み、今日あったこと反芻していると、改めていろいろなことに遭遇し、いろいろなことを考えた一日だったなぁと思うばかりです。
ただ、一つ言えるのは『今日は宝篋山に登りに来て良かった。』と言うことです。
登山に行くまでは『寒いし辞めとこうかなぁ~。映画でも見てマッタリしようかなぁ~。』なんて思っていましたが、
自宅のでダラけた生活をリセットできて本当に良かった。
・・・本当に良かった。
登山に出かける前は、何かと理由をつけてためらってしますのですが『行ったら行ったで楽しめるのが登山である。』
夕暮れ近づく宝篋山と筑波山を眺めつつ、そんなことを考えたのでした。
宝篋山の登山を終えて
新年一発目の登山と言うことで『今日はのんびり散歩気分で登山しよう!』
・・・なんて、軽い気持ちで始めた登山だったのですが、意図せず様々な事象に遭遇し、結果として『なんか…いろいろあった登山』になっちゃいました。
登山をする方の登山をする理由については、十人十色、それぞれ理由や楽しみがあるのだと思いますが、私が登山する理由の一つに『頭を空っぽにして、いろんなことを考える機会となる。』ことがあります。
日常の生活圏では味わえない体験や景色を通して、刺激を受けて、それについて考える。登山の道中は、辛ければ辛いほど、職場や日常の嫌なことを忘れるアシストをしてくれます。
正直、これほど、贅沢な時間の使い方は無いんじゃないかな?なんて考えてます。
宝篋山に登山した日はそんなことを改めて実感した。そんな一日となりました。
さて、記事についてはここまでとさせていただきます。
こんな感じで登山記事等を定期的に更新していきますので、興味を持っていただいた方については、たまにで良いので本ブログを覗いてやっていただけると励みになります(*- -)(*_ _)ペコリ
ここまで読んでくださった皆様の一年間が素晴らしいものとなりますように。
それでは。
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