神奈川県秦野市にある「弘法山公園(弘法山)」へトレッキングに行ってきました。
標高約200メートルの低山を縦走する登山初心者にも優しいコースとなっており、首都圏からでもお手軽・日帰りで楽しめるトレッキングコースです。
先週は新潟県・長野県まで遠征して、雨飾山に登山していたため、今回は気軽にアクセスできる丹沢エリアを選択した次第です。
また、今回は翌日に歩く予定の「丹沢主稜縦走」の前日譚ということになってます。
少々軽めの記事とはなっていますが、コースから眺める富士山の眺望はなかなかのものでした。
以下は当日のトレッキングの模様です。ご覧いただけますと幸いです。

~2022年10月22日~
「弘法山トレッキングコース」までのアクセス
いきなり話が脱線してしますが「ハイキング」と「トレッキング」の違いをご存じでしょうか?
ちなみに私は知りませんでした。
明確な違いはないようですが、標高差が200m~300mの場合はハイキング。それ以上の場合はトレッキングとされる場合が多いようです。
あくまで個人調べです。あまり、あてにしないようにお願いします汗
今回は累計標高差が300mを越えるので、ギリ、トレッキングというところでしょうか。
前置きが長くなりましたが、まずは、弘法山トレッキングコースの入り口のある小田急線「鶴巻温泉駅」を目指します。
本日はお手軽トレッキングということもあり、ゆっくり正午頃にスタートです。

今日はこの鶴巻温泉駅から秦野駅を目指して歩いていくこととなります。
ちなみに逆から歩くのが一般的なようです。コース全般をとおしてすれ違う人の方が多かった気がします。

当方は弘法山付近からの富士山の眺めを最後に持ってきたかったこともあり鶴巻温泉から歩くこととしましたが、秦野駅から鶴巻温泉を目指し、締めにひとっ風呂浴びるのが定番なのかもしれません。
さて、早速、トレッキングスタートと行きたいところですが、いきなり腹ごしらえです。
鶴巻温泉駅前にある「白髭食堂」さんでランチとすることとしました。

店内はレトロな雰囲気です。ラジオがいい味を出しています。

ただ、小規模なお店で、あまり大人数での食事はできないかもしれません。
こちらが本日食したハンバーグランチです。ジューシーでとても美味でした。

お腹も満たされたところで、トレッキングを開始します。
(おいしいハンバーグも食べられたので、正直トレッキングはどうでも良くなっていたり…。)
トレッキングコースにうまく合流できるかが不安でしたが、住宅街の中にも至るところに道標が設置されており、迷う方が難しいくらいでした。

民家の脇に入り口を発見。ようやくトレッキング開始です。

登山口から「吾妻山」まで
鶴巻温泉から秦野駅まで歩く場合、「吾妻山→弘法山→権現山→浅間山」と標高300mにも満たない低山を巡っていくこととなります。
まずは、一座目の「吾妻山」を目指していきます。
今日は天候も曇りで鬱蒼とした登山道に見えます。

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はい到着~。
所要は約20分といったところでしょうか。早くも一座目を制覇です。
全然登った気はしていませんが、なかなか高度感のある景色が広がっていました。

ハンバーグを食べてすぐに行動を開始したので、お腹がだるくて仕方がなかった・・・。いきなり大休止です。
さて、行動開始。相変わらず、歩きやすい登山道を進んでいきます。

「関東ふれあいのみち」の道標を発見。関東近郊の低山には必ずと言っていいほど認定されているイメージです。

鉄塔の脇も通っていきます。

お約束の一枚。

道が広くて歩きやすく、ペースが全く落ちません。

人がいないタイミングを見計らってシャッターを切ってますが、ホントに多くの方が歩いています。
分岐に到着です。距離はありますが、「大山」まで歩いてルートをつなげられるようです。

今日はおとなしく「弘法山」方面へ進みます。
暫く進むと自動販売機を発見です。ホントいたせりつくせりなコースになっています。

この自動販売機から少し進むとまたもや分岐に当たるのですが、まっすぐ弘法山方面に進まず、「めんようの里」方面に少しだけ歩を進めると…

こんな具合に秦野の市街と富士山の大絶景を拝むことができます。弘法山に行かれることがありましたら、是非、参考にしてみてください。

分岐まで戻って、弘法山方面に歩みを進めます。とは言っても、少し登ればすぐの距離です。
こちらの建造物が見えたらゴールです。

「弘法山」山頂の様子
登山というよりかは、ほぼ散歩程度の運動量ですが、無事に山頂に到着です。
山頂碑前でいつもの自撮りを行いまいます。

山頂は木々に覆われていて、残念ながら展望はありません。この先、もう少し進むと権現山に到着しますので、展望はそこまで我慢です。

山頂に井戸が置かれていました。昔の名残でしょうか? 流石に今は使われていないようです。

ここにも「関東ふれあいのみち」の看板が設置されていました。

豪華な作りでお金がかかってますね。近畿ふれあいのみちや九州ふれあいのみちとかもあるのだろうか。
お堂あったので私もお参りしていきました。

弘法山はこのくらいにして、最終目的地である「権現山」に向かいます。ご覧のとおり、一気にグッと高度を下げます。

ただ、弘法山からであれば1キロメートルもなく、30分程度で到着してしまいすけどね。
坂を下りきったところで、かながわの景勝地50選の石碑を発見。”●●選”とかって言われると、無性に制覇したくなります。

確か、「神馬山」にも同じようなものを見た気がします。
こんな感じで開放的な道をのんびり進んでいきます。当然枯れてしまってはいますが、ここは桜の名所としても有名です。
季節を選べばきっと綺麗だったんでしょうね・・・。

分岐を左に登っていくと権現山に到着です。

「権現山」山頂の様子
本日のメインである「権現山」にようやく到着です。なんだかんだ言って、8㎞以上歩いてました。

山頂は広くて開放的です。皆さん思い思いの時間を過ごされていました。

こちらの展望台に登ってみます。

螺旋階段とかを見つけるとこういう写真って撮りがちですよね。

展望台から文字通り360度の大展望です。富士山も眼前に拝むことができます。まさに大迫力です。

ちなみに展望台の脇に立派な山頂があったので、こちらでも、恒例の自撮りを行います。

毎回のことなのですが、こういう写真撮影ばかりしてるから、ペースが上がらない・・・。
山頂で遊んでいた子供たちが、4つにわれたお尻だ!と言っていたオブジェクト。

例え方がシュールで笑ってしまいました。記念に一枚パシャリと写真を撮っておきました。
「秦野駅」までの帰り道
さて、名残惜しいですが、下山を開始します。

最初から最後まで道標の看板が設置されていました。持参していた、山と高原の地図については、結局一度も開く機会はありませんでした。
トレッキングコースの紹介ページ上で、何故か推されていた公衆トイレです。

下山途中で「浅間山」というピークを通過していきます。展望もなく、特筆すべきことはありません。
…その割には立派な山頂碑です。

その他は特段見どころもなかったので割愛です。
無事、下山完了~。

一旦、交通量の多い道路に合流しますが、

しばらく、歩いていくと河川敷の遊歩道に合流します。

この河川敷については、歩いていて、とても気持ち良かった~。
こちらの石の上を辿って対岸へ。

市街を流れている川とは思えないほど、水が透明でした。

向こうに見える「まほろば大橋」が見えてきたら、ゴールである秦野駅はすぐそこです。

ちなみに、こちらのまほろば大橋は神奈川の橋100選に選ばれているようです。

景勝地は50個しかないけれども、橋については100個もある模様。
確かに趣あるたたずまいをしているなと思います。

秦野駅に到着~。

秦野駅の観光案内所に立ち寄っていきました。ここでパンフレットを収集していきます。

いつかブログで紹介できればなと思っているのですが、登山後には必ず「トラベルノート」なるものを毎回作成していて、そこに張り付けたりするためのものを集めていたりしてます。
あと、パンフレットに記載されている情報は公式情報だと思うので、ブログを書くときに思いがけず役に立ったりするわけです。
電車の時間まで時間があったので、改札前の「丹沢日和」という軽食屋さんに立ち寄ってみました。
秦野の天然水を使用したクラフトコーラを購入。

「本日の山行が果たして登山と呼べるものなのか」という点はありますが、運動後の炭酸が体に染みわたります。

向こうに見えるのが本日登ってきた弘法山です。 判然としませんが、展望台がひょっこり頭を出しているのがわかるかと。

季節も進み、暗くなるのが大分早まってきました。
さて、本日は自宅に戻るのではなく、明日の「丹沢主脈縦走」に向けて前泊地へ向かいます。
丹沢山・蛭が岳については、自宅からの日帰りもできなくは無さそうなのですが、久しぶりのロングコースであることと帰りのバスの時間も考慮すると、前泊が無難かなと思い、宿を押さえることとしました。
秦野駅の隣の「渋沢駅」まで移動し、「たかの家旅館」で一泊としました。

明日の模様は次の記事にて紹介します。こちらも読んでいただけますと幸いです。
明日に備えてゆっくり休みました。

「弘法山」トレッキングを終えて
弘法山は道中もきちんと整備されていてとても歩きやすいコースだったと思います。明日の丹沢主脈縦走のオマケのような立ち位置で訪れましたが、思ったよりも楽しむことができました。
権現山の山頂から見る大迫力の富士山は一見の価値ありだと思います。
また、今回は訪れませんでしたが、鶴巻温泉側にも秦野駅側にも入浴施設があるので、そちらとセットで回るとなおよいかと思います。
ただ、今回のルートを最大限楽しむのであれば、やはり桜の季節に訪れるのが良いかなともいます。まぁ、混雑は避けられないとは思いますが…。
それでは。
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