今回は生藤山(しょとうさん)‐陣馬山縦走を縦走して参りました。生藤山の標高は990m、陣馬山の標高は855mとなっています。

陣馬山については、景観は一級品、都心からも比較的に簡単にアクセスできることから知名度も高く、実際に登った方も多いのではないでしょうか。
他方で、今回ご紹介する生藤山については、お世辞にも知名度は高くはないかなぁ…という印象で、実際に陣馬山と比べると登山者はかなり控えめな印象です。

しかしながら、今回ご紹介する縦走路では…
- 日本の里100選にも選ばれている鎌沢の茶畑を眺めつつ
- 茅丸で富士山の眺めを堪能し
- 山梨・神奈川・東京の県境を歩く静かな尾根道を歩く
…ことのできる、見どころも多い、大変充実したコースであったと感じています!

そういうわけで、陣馬山には登ったことあるぞ!というかたでも、今度はコースを変えて挑戦してみてはいかがでしょうか?
なお、今回は縦走ルートでは生藤山・茅丸・陣馬山と藤野十五名山を一度に三座も制覇できてしまうというルートとなっています。藤野十五名山にも興味を持たれた方についても、宜しければお付き合いください(*- -)(*_ _)ペコリ
(登山日:2026年5月18日)
生藤山‐陣馬山縦走の基本情報
| 所在 | 神奈川県・山梨県・東京都の県境 |
| 山系 | 奥高尾山系(奥高尾縦走路) 笹尾根山系 |
| 標高 | 陣馬山:855m 生藤山:990m |
| 山のステータス | 藤野十五名山:陣馬山・生藤山・茅丸 関東百名山:陣馬山・生藤山 |
| 主な登山口 | 鎌沢休憩所近くの登山口 |
| 標準コースタイム | 約6時間(※) |
※標準コースタイムについては、私が実際に歩いたルートマップ(後述)の通りに歩いた場合のものです。
以下は補足事項です。
- 今回の縦走路では巻き道が多数存在しますが、展望の良い茅丸には登頂しておくことをオススメします。
- 三国山については、かつては展望があったようですが、現在は樹木に覆われており、ほとんど展望はありません…。
- 生藤山の登山バッチは和田峠の茶屋で購入することができます。

生藤山‐陣馬山縦走はこんな山 特徴を5つ!
- 日本の原風景が残る里山歩き!
- 最高峰である茅丸(かやまる)からの富士山!
- 都県境トレイルのロマン!
- 静寂な縦走路を満喫できる!
- 陣馬山の山頂は360度の大パノラマとシンボルの白馬像!
日本の原風景が残る里山歩き!
今回紹介する縦走路は藤野駅からバスで鎌沢入口へ向かい、そこから歩き始めるルートとなっています。
登山口までは45分ほどのけっこう傾斜が急なロード歩きが続くのですが、山間の急斜面に広がる美しい茶畑など古き良き日本の里山の風景が広がっており、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる場所です。

また、集落の坂を登った先にある県立鎌沢休憩所は、一息つくのに絶好のスポットでになってぃるのですが、ここから谷を挟んだ対面(東側)を振り返ると、これから目指す、なだらかで大きな陣馬山の山容全体を一望することができます。

最高峰である茅丸(かやまる)からの富士山!
生藤山のすぐ隣にある茅丸(標高1,019m)は、この縦走ルートの最高峰となっています。ここから覗く富士山の美しさも隠れた景観ポイントとして外せない場所となっています。

縦走の最後に立ち寄る陣馬山からも眺望は素晴らしいのですが、コチラでは登山客もまばらで静かな時間を過ごせるのが、差別点でしょうか。
いずれにせよ、眺望の良いポイントとなっているので、是非、足を止めてみることをオススメします!
都県境トレイルのロマン!
この縦走路は、常に東京都・神奈川県・山梨県の境界線をなぞるように歩くことになり、生藤の山頂から少し西にある三国山がまさに3都県のジャスト境界点となっています。

(私はあまり興味があるわけではないのですが…)もしかしたら、地理や地図が好きなハイカーの方には刺さるポイントとなっているのではないでしょうか。
だから何なんだ

…とも思われるかもしれませんが、こういう場所を登るのも話の種になって面白いかもしれませんよ?この項目はシンプルにこんなもんです。
静寂な縦走路を満喫できる!
賑やかな陣馬山とは対照的に、生藤山周辺は登山者が少なめで、非常に静かで落ち着いた山域となっています。

個人的には一人で静かに登れる場所を好んでいるので、こういう場所は大好物であったりするのですが、如何せん、マイナーな縦走路であるというのは否定できません。
しかし、前述している鎌沢休憩所・茅丸からの景観は一級品ですし、道中では3つの都県の境界となっている三国山に加え、地味に八王子市の最高峰である醍醐丸を経由するなど、盛りだくさんな縦走路となっています。

藤野駅→鎌沢→生藤山→陣馬山というコースは、知る人ぞ知る名コースである!…というのが、実際に歩いてみての感想であり、是非、一度挑戦してみて欲しいなぁと考え、こうしてブログの記事としている次第です(*- -)(*_ _)ペコリ
陣馬山の山頂は360度の大パノラマとシンボルの白馬像!
陣馬山の景観のすばらしさについては、今更語ることもないでしょう。樹林帯を抜けた瞬間に広がる、雄大な光景は開放感抜群です。

また、山頂では清水茶屋・信玄茶屋・富士見茶屋といった魅力的な茶屋が立ち並んでおり、名物のなめこ汁や山菜うどん、暑い季節のかき氷・シャーベットなどのグルメな要素もは外せない魅力かなと思っています。

縦走の最後に茶屋で一服するのも悪くないと思いますよ!
今回歩いたルートマップ・コースタイム
ルートマップ
以下は私が歩いた際のコースとなります。
移動距離は15.3㎞、登り1,222m、下り1,357mとなりました。ヤマップ・ヤマレコで計測したものとなります。誤差があると思いますので、ご参考までとしてください。

なお、コースマップについては、フリーハンドで作成しています。あくまで目安としていただき、実際の登山の際には、地図やGPSアプリの使用をお願いします
コースタイム
鎌沢入口から生藤山・陣馬山を経て藤野駅まで帰るまでの標準コースタイムは合計約6時間となっています。距離が長めのコースとなっており、休憩時間として+1時間ほどはみておくべきでしょう。
以下は私が実際に歩いた際のコースタイムとなっています。写真撮影などで長めの休憩時間をとっており、結果としてコースタイムを一時間ほどオーバーする結果となっています…。
09:27 鎌沢入口バス停
10:00 登山口着
11:00 三国山
11:20 生藤山
11:40 茅丸
13:10 醍醐丸
14:15 陣馬山→栃谷尾根で下山
16:30 陣馬登山口バス停 GOAL!
生藤山‐陣馬山縦走はの難易度・所感
今回の縦走路においては、特段、危険に感じるような個所はありませんでした。また、登山道は明瞭で道迷いの心配も少ないように感じました。
他方で登山者の数については控えめかなぁという印象で、静かな山行を楽しめる場所です。

今回ご紹介したコースは、歩行距離が15㎞を超えるということで、そこそこ長丁場なものとなります。歩きやすい登山道が続きますが、いくつもピークを超えることになりますので、必然的にアップダウンは多くなる印象です。
山に慣れている方からすると大した距離ではないのかもしれませんが、自信のない方は多くの場合、ピーク手前で巻き道が整備されているので、遠慮なく使っちゃいましょう!

ただし、茅丸については展望が開けているので登頂することをオススメいたします(*- -)(*_ _)ペコリ
また、その他にも・・・
- 三国山は、山梨県・神奈川県・東京都の3つの都県境になっている場所
- 生藤山は、関東百名山と藤野十五名山に選定されている山
- 醍醐丸は、八王子市の最高峰となっている山
・・・となっており、関東百名山・藤野十五名山の制覇を狙っている方、ピークハンターな方は、必ず山頂を踏んでおきましょう!
登山口までのアクセス
公共交通機関を使用する場合とマイカーの場合(駐車場)をご紹介します。
公共交通機関でアクセスする場合
以下はアクセスの概要です。

- JR中央線藤野駅までアクセス
- 藤野駅前の開札から和田行きのバスに乗車し、鎌沢入口で下車(約15分)
- 鎌沢入口バス停から鎌沢休憩所までは舗装道歩き(約45分)
なお、令和8年6月1日から神奈川中央交通株式会社がダイヤ改正を実施しており、藤野駅~鎌沢入口~和田間の土休日の運行が廃止となっています(また、平日であっても大幅な減便となっています。)。
また、令和8年5月からハイシーズンにおいてハイカー向けに和田方面における登山バスの実証運行が行われています。
マイカーでアクセスする場合
藤野駅前にコインパーキングあるので、コチラを利用するのが便利そうです。
駐車台数は17台となっていますが、土日祝日の午前中は、周辺観光に訪れるハイカーの車で駅周辺の駐車場が満車になることがあるようです。コチラもできるだけ早めの時間帯に到着することをおすすめします。
【ここから登山の模様】生藤山登山口までのアクセス
東京駅からおはようございます。

本日は久方ぶりの藤野十五名山の登山記事ということで中央線に乗って、藤野駅までのアクセスとなります。
かなり久方ぶりの登場ということでもあるので、簡単に藤野十五名山とは何か?をご説明させていただくと…
神奈川県相模原市緑区にある旧藤野町(2007年相模原市に合併)にある、「藤野名山選定委員会」により選定された藤野を代表する15の山と峠を指します。

1 茅丸(かやまる)1019m
2 生藤山(しょうとうざん) 990.6m
3 陣馬山(じんばさん) 855m
4 明王峠(みょうおうとうげ)738.9m
5 石老山(せきろうざん)694.3m
6 矢ノ音(やのね)633m
7 石砂山(いしざれやま) 578m
8 峰山(みねやま) 570m
9 鷹取山(たかとりやま) 472.4m
10 鉢岡山(はちおかやま) 460m
11 名倉金剛山(なぐらこんごうざん) 456.4m
12 日連金剛山(ひづれこんごうざん) 410m
13 岩戸山(いわとやま) 377m
14 京塚山(石山)(きょうづかやま)358.7m
15 小渕山(おぶちやま) 355m
中でも一番の知名度を誇るのは陣馬山で間違いないでしょう。次いで石老山、生藤山といった順となるでしょうか。

いずれにせよ、陣馬山以外は聞いたことが無いという方も多いかもしれませんね…。
そもそも旧藤野町の人口は近年の統計では約8,500人となっており、山々に囲まれた非常に長閑なエリアとなっています。

登山者目線では、近隣には、おそらく日本で一番知名度のある低山・高尾山(高尾駅)と秀逸な富士山の景観を眺められる秀麗富嶽十二景を抱える大月駅の間に位置しており、如何せん、周りが強すぎて埋没してしまっている感が否めない地域となっています…。
ただ、藤野のキャッチコピーが「東京から一番近い里山」ということで、ハイキングコースも整備されています。

「芸術の街」としての街づくりも行われており、歩いていて、どこかホッとするような場所で、個人的には気に入っているエリアとなっています。
さて、旧藤野町と藤野十五名山について語り尽くしたところで、藤野駅に到着となりました。山間の谷間に建つ駅となっています。

なんだか藤野駅に訪れるたびに毎回書いているような気もするのですが、まずは駅を出たならば、駅併設のふじのねという観光案内所へと立ち寄っていただくことを強くお勧めします。

観光案内所とはなっているのですが、実質はお土産屋さんとなっており、藤野周辺の名産品を買い込むことも可能です。

また、特筆したいのは充実したパンフレット類の数々でしょうか。

壁面一杯にところ狭しと並べらている一角には毎回圧倒されてしまうのですが、藤野山に挑戦する際には、コチラでパンフレットを入手して計画の参考とするのもありだと思っています。
如何せん、藤野の山々は陣馬山を除いては、知名度があまり高くないものですから、ネットでも詳細な情報が掲載されていないんですよね…。
ハイキング関係のパンフレットはかなり充実しているので、気になった山があったら取り敢えず持ち帰って、次回の計画の参考にするのが、藤野流だと個人的に思っています。

東京からも近く、短時間で日帰りできコースも多いので、こんな場所があるんだ!…ということを知識として持っておくことも有用だと思いますよ!
・・・
さて、ふじのねで時間を潰している内に目的のバスが到着しました。本日は藤野駅発、和田行のバスに乗車します。

正直、並ばずとも座席に座れないことはないだろう。…と高を括っていたのですが、途中の陣馬山登山口までのアクセスで使われるようで、臨時便を合わせて3台もバスが出るなど大変な盛況ぶりでした。
ただ、終点間際の鎌沢入口バス停に到着するまでで9割の方々が下車されており、最後の最後はガラガラでしたけどね…。

ちなみに鎌沢入口で下車したパーティは私を含めて4組だけでした。

いずれにしても、ここまで運んでくれてありがとうー!
・・・
さて、こんなところで立ち止まっていても仕方がないので、早速、登山開始と行きましょうか。

バス停の前の案内板を信じる限りでは、三国山までは4.6㎞、生藤山までは4.8㎞となります。ただ、このうち半分はアスファルト舗装のロード歩きとなるんですけどね。
以下からは、登山口のある鎌沢休憩所までのアクセスを簡単にご紹介させていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ
バス停の前からはまずは分岐を左手の方へと折れて下っていきましょう。

簡単な道案内は交えて行こうとも思うのですが、基本的には定期的に立っている案内板の表示に従っていけば問題はありません。そもそも、登山口のある鎌沢休憩所までは一本道ですからね…。

鎌沢休憩所までは約45分のロード歩きとなるのですが、道中の見どころとしては、牧歌的でのどかな風景という点でしょうか。

山の斜面に敷き詰められるように栽培されている茶畑を横目にのんびりと歩いて行きましょう♪
鎌沢までのこちらの茶畑については日本の里100選にも選ばれている風景で、明るい緑色が目にも優しく、癒される光景です。

さて、そんな光景も実は長くは続かず、次第に傾斜は急になってきます。ちょうど、下の写真の県立鎌沢駐車場を通り過ぎる頃くらいでしょうか…。

歩き終えて実感したのですが、もしかしたら本日のコースで最大の急登部分は鎌沢休憩所までのロード歩きの部分だったかもしれないと思うほど、急な傾斜に変貌していきます。



・・・
さて、地味に辛い歩きを経てようやく鎌沢休憩所に到着となりました。

東屋とトイレが設置されており、休憩には最適な場所です。正直、ここまでの道のりが予想以上に険しかったので、水分補給とさせていただきました…。
こちらの休憩所からの眺めは良好で、本日の最終目的地である陣馬山を真正面から捉えることのできるビュースポットとなっております。

この時点で「意外と高いところまで登ってきたんだなぁ~」と感じたのですが、実際に休憩所の標高は650mほどとなっており、藤野駅からの400m以上の高度を稼いでいる計算となります。
そりゃあ眺めもいいはずだ…。

この鎌沢休憩所は、陣馬山から生藤山へと続く山々に囲まれた谷あいに位置しており、休憩所の東屋や看板の前に立つと、ちょうど対面(東側)に陣馬山の山容全体やその稜線を大きく望むことができます!
もう少しだけ景観を楽しみたいところではあったのですが、ようやく登山口に到着したばかりということを思い出し、気合を入れなおして、歩き始めることとします。

休憩所からもう少し登った先にある登山口から、まずは、一座目の三国山を目指していきましょうか
登山口から三国山・生藤山へ出発
登山口を通過して早々ですが、生藤山の桜のプロムナードを通過していきます。時期を選べば桜を眺めつつの登山ができたんでしょうが、今回は新緑の時期ということで、桜はさすがに散っています。

桜の時期の来訪も考えたのですが、生藤山の桜はテングス病という菌に蝕まれ開花状況が芳しくないという情報をキャッチしていたので、4月にこだわらずこうして挑戦しに来たというわけです。
菌に強い桜を植樹するなどの対策が実りつつあるようなので、いつか桜の季節に往訪したいなぁと考えている次第です(*- -)(*_ _)ペコリ
・・・
さて、まずは三国山までの登山となるのですが、登山道については穏やかな印象です。

それもそのはずで、鎌沢休憩所までで高度を大きく稼いでいたので、その分、登山口からは道のりが楽になっているというわけです。
もちろん登り基調の登山道とはなるのですが、道も整備され、踏み跡も明瞭で、非常に歩きやすい登山道となっています。よって、ペースも好調でした♪


途中で佐野川峠を通過~ここら辺は少しだけ道が荒れていた印象です。

峠を越えるとかなり歩きやすくなる印象です。快適、快適~♪

途中で甘草水(かんぞうみず)という水場を発見。登山道から100mほど離れた場所にあるようなのですが、序盤もいいところで、水分は十二分にあったのでここはスルーとさせていいただきます(*- -)(*_ _)ペコリ

水場との分岐のポイントまできていると、三国山までは1㎞を切っています。もう少しだけ頑張って歩くこととします。

日本武尊に端を発する場所で由緒はありそうなのですが、ここは登山優先で…
三国山の直下で少しだけ登り返しますが、ここは難なくクリア

開けた場所へと至ると山頂となります。一旦、お疲れさまでした(*- -)(*_ _)ペコリ
三国山・生藤山の山頂の模様
そういうわけで、三国山の山頂に到着しました。標高は960m。

正直、鎌沢休憩所までのロード歩きの方が辛かったかもしれません…。
ネットの過去の記録を見ている限りでは、昔は眺望があったようなのですが、現在では一面樹木に覆われており、特段、見どころは無いかな…というのが正直な感想。

ただ、山名が”三国”となっている通りで、現在は東京都・神奈川県・山梨県の境界となっている山となっているポイントです。

個人的にはこういうポイントはブログやSNSのネタにもなるのでありがたかったりもするのですが…。ほとんどのハイカーの方はささっと通過して、お隣の生藤山へと向かわれていましたね…。
立派なベンチも備え付けられていたので、少しだけ休憩をして次なる生藤山へと向かうことします。

・・・
さて、三国山から生藤山までは、その距離はわずかに200mということもあり、のんびりと向かって参りましょうか。

ただ、生藤山の直下では大きな登り返しがあり、ここはそこそこ辛かった記憶が残っています…。
むき出しの土と樹木の根っこでなかなか歩きにくい箇所ではあったかなという印象

とはいえ距離にすると100mほどの登り坂となるので、ここは踏ん張っていきましょうー
なお、今回の縦走路ではピークを踏まずに巻き道を経由することも可能(いくつかこういうポイントあり。)となっています。

個人的には、ここまで来てピークを踏んでいかないという選択肢は無いので、愚直に登ることと致します(*- -)(*_ _)ペコリ
・・・
急な坂道を登り終えると、本日二座目の生藤山(しょうとうさん)に到着となります。標高は約990m。

あまり知名度がないのが少しだけ悲しいですが、藤野十五名山に選定されている山となっております。そして、後々調べて少し意外だったのですが、関東百名山にも選定されている山となっております。
そんな、生藤山ですが山頂の展望は皆無です。


樹木に覆われた山頂には、ポツンとベンチが置かれている程度で、特段見どころがあるわけでは無いんですよね…。

藤野山々は個人的には大好物なのですが、この山がどうして関東百名山に選ばれているのかは、少々、疑問が残るというのが感想だったりします…。
ただ、山頂のツツジが見頃を迎えていたのは良かったのです(*´ω`*)

新緑の中で良いアクセントになっているのがGOODです。
よくよく見ていると「生藤山が認定ポイント」とされている案内を発見するのですが、一体なにの認定ポイントなんだろうか…

生藤山のご紹介としては、こんなところでしょうか。

次なる茅丸では展望があるので、そちらでランチとするのがお勧めですよ!
痩せ尾根を越えて茅丸(かやまる)へ
さて、引き続き、縦走を開始します。
生藤山から茅丸までは、約500mほどではあるのですが、ここまでの登山道とは違い、痩せ尾根がメインとなります。特段、危険個所はありませんでしたが、滑落の可能性もありますので、引き続き、慎重に参りましょう!
まずは大きく下っていき…

そこからは痩せ尾根の区間となります。



巻き道との分岐が現れたら、茅丸まではもうひと踏ん張りとなります。

茅丸は本日の縦走路の最高峰となっており、これまでのピークと違って展望があります。ちょっと辛いかもですが、ここは登頂することをオススメします!
・・・
さて、最後の登り返しを経て茅丸(かやまる)に登頂となりました。標高は約1,019mとなっており、本日の最高峰でございます(*- -)(*_ _)ペコリ

ちなみにですが、藤野十五名山にも選定されており、藤野十五名山の最高峰であったりもします。
山頂は狭いのですが、南側の展望が開けており、秀逸な富士山が眺められるポイントとなっております。

ここまでは、立ちっぱなしの休憩ばかりだったので、少々、腰を下ろして食事休憩とさせていただきます(-。-)y-゜゜゜
何度も蒸し返してしまって恐縮なのですが、最高峰である茅丸ではなくて、なんで生藤山が関東百名山に選定されているのかが、やっぱり引っかかるかなぁ~

たまにガイドブックなどでも紹介されている場所ではあるのですが、茅丸ではなく生藤山として紹介がなされています。
後ほど地図と睨めっこしていて気づいたのですが、一応、生藤山は神奈川県の最北端に位置しているので、それが理由なのだろうか…。
まぁ、細かいことはいいや( ゚Д゚)

景観が良ければそれでよし!
4つのピークを経て和田峠・陣馬山まで
さて、茅丸で十二分に景観を楽しんだところで、陣馬山までの移動を再開します。
茅丸からの下りは少しだけ急ではあるのですが、その他は至ってシンプルな樹林帯歩きといった様相です。

陣馬山までは景観にも乏しいので、ここからはダイジェストチックにお伝えさせていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ
茅丸からの下りを終えると、まずは連行峰までの移動となります。



それなりにアップダウンはあるのですが、歩きやすい登山道で快調なペースで歩くことがえっ来ました。
登り返してベンチが見えてくると連行峰に到着なります。

景観があるわけでもなく、登山道に溶け込んでおり危うくスルーしそうになりましたが記録だけは残していかねばなるまい…。

・・・
サクサク次へと参りましょうー
次なる大蔵里山までは、引き続きアップダウンはあるのですが、こちらも特段危険と思える箇所はなし。


途中で山ノ神という峠道を通過していきます。大層な名前が付いた場所ですね…。

いちおう、このポイントから陣馬山を経ずに和田バス停まで下山することも出来るのですが、本日のメインである陣馬山を登らずして、下山するという選択肢はないかなぁ
さて、山ノ神から登り返し、少しすると大蔵里山(おおぞうりやま)に到着となります。


こちらも展望は無いので特段語ることはありませんかね…。
・・・
大蔵里山からは、若干、痩せ尾根チックな場所も挟みつつ、引き続き、歩きやすい登山道を進めていきます。

再び巻き道との分岐となるのですが、大人しく登っていくと大蔵里山・東峰に登頂となりました。


見通しも悪いので確認する術がありませんでしたが、まさかの双二峰となっていたようです。

ただ、展望も無いのでスルーで良いとは思いますが…。
・・・
さて、今度こそ本当に大蔵里山を後にして、次なるピークへと向かいます。先ほどから、案内板に表示されている醍醐丸というピークへとようやく挑戦となります。



引き続き、歩きやすい登山道ではあったのですが、醍醐丸までの登りについては、そこそこ苦労した記憶があります…。登ったところで相変わらず展望はありませんので、巻き道を使うのも選択肢の一つでしょう。

ただ、醍醐丸は八王子市の最高峰となっている山となっており、八王子市の最高峰に立ったという称号が欲しい方は、是非、登っていきましょう。私は当然登頂して参りました。
・・・
そういうわけで、醍醐丸に到着となりました。標高は867mです。

前述のとおりですが、八王子市の最高峰となっている場所です。
最高峰ではあるのですが、展望が開けているというわけではなく、正直なところ、樹林帯の中の登山道にベンチが置かれているだけの静かな山頂となっています。

語ることは特にないので先へと急ぐことにします…。

・・・
さて、醍醐丸を通り越してからは和田峠(陣馬山の直下の峠)までの下り基調の登山道となるのですが、最後にもう一座だけピークを踏んでいくこととします。



さて、醍醐丸から1㎞ほど進んだところにある看板を見落とさないでいただきたいのですが、わずかに登山道の痕跡が残る場所があります。


右上に高岩山…とあるように、よ~く目を凝らすと薄っすらと登山道が伸びているのがわかるはず。


ちょこっとだけ急登ですが、登り切ると高岩山というピークとなります。

山頂は展望もなく、先ほどの醍醐丸のように八王子市の最高峰というわけでもありません。

コチラは全くもって踏んでいく必要はないとは思うのですが、私のようなピークハンターの方は、是非、探してみてください(*- -)(*_ _)ペコリ
それ以外の方は回避推奨です。
・・・
さて、高岩山から下って登山道に合流し、さらにしばらく歩くとアスファルト舗装の道へと合流します。

ここまでくれば和田峠まであとわずかです。

茶屋もありますので、休憩もできる場所ですよ!
和田峠から陣馬山の山頂まで
そういうわけで和田峠に到着となりました。

ここまでくると最後のピークである陣馬山まではあと一息といったところです。
実は完全に諦めていたのですが、なんと生藤山の登山バッチがありますということで、購入させていただきました。


生藤山のバッチは存在しないと思っていたので、予想外の出会いに、感動も一塩といったところでした(*´ω`*)
どうやら和田峠までは車で上がってくることも出来るらしく、駐車場も半分以上が埋まっているような状況でした。

こちらは時間をかけてここまで登ってきているのに…。車で楽々、陣馬山の好展望を拝めるなんて羨まけしからん話ですな( ゚Д゚)
・・・
さて、和田峠のレポートについてはこの辺にしておいて、最後の陣馬山へと参ります。

その距離はわずかに700mとなっており、大したこと無いように感じてしまいますが、ここからがなかなかしんどかった…。
道はキレイに整備されてはいるんですがね…まさに階段地獄といった様相で、終盤でこの登りは堪えるものがありました…。



長い長い階段を登るきってようやく陣馬山の山頂に到着です…。
最後の山頂! 陣馬山山頂の様子
そういうわけで陣馬山の山頂に到着となりました。標高は855m。

何度か登頂している山なので、正直、目新しさはないんですけどネ
ただ、何度のぼっても山頂の開放的な景観を見ると頑張った甲斐があったと思わせてくれるから不思議なものです。

そういうわけで、陣馬山のシンボルともなっている白いお馬さんの前でもパシャリと写真を写しておきました。

コイツに会うと陣馬山に来たんあだなぁ~と実感するのは私だけではないはず
遅い時間の到着であるにもかかわらず、人出はかなりのもので、すべての茶屋が絶賛営業中となっていました。

どうせなら入ったことの無い茶屋にでも挑戦してみようと思ったのですが、せっかく本日は藤野にフォーカスした登山道を辿ってきたので、ゆず坊シャーベットをチョイスしてみました。

甘酸っぱい香りが疲れた体に心地よく、気付いたら無くなっておりました。もう一個だけ買ってしまいそうになりましたが、ここはグッと我慢…。

本日は曇り時々晴れといった予報でしたが、富士山は最後の最後まで顔を覗かせてくれており、抜群のロケーションで美味しく食すことができました(*´ω`*)

・・・
陣馬山の山頂であまり意識することは無かったのですが、ここまで歩いてきた生藤山や茅丸をバッチリと見渡せることができました。


こうして眺めていると結構な距離を歩いてきたんだなということが実感できて良いですね。今日という一日を生藤山登山に費やしたことに一片の後悔もありません。
そんな気持ちを抱きつつ、陣馬山をあとにしましたとさ。
藤野駅までの下山の模様
さて、散々景色を眺め尽くしたところで下山を開始します。
陣馬山には方々から登山道が伸びており、下山の選択肢はいくつかあるのですが、今回は栃谷尾根を使って下山をすることとしました。

今後も陣馬山に訪れることはあるかもしれませんが、栃谷尾根を使うのは、多分今回が最後になるだろうなぁ
登山道の様子については、山頂直下はさすがに少し傾斜が急でしたが、総じて歩きやすい登山道であったというのが感想です。



個人的に終盤で下界に近づいてきたところで現れる茶畑越しの光景は印象に残っている光景です。

こうして最後まで楽しませてくれる藤野山々はやはり大好きなぁと感じたのでしたとさ。
・・・
さて、栃谷尾根を降り切ると、そのまま陣馬登山口バス停へと到着となります。ちょうど良いバスがあれば乗車するのも良いのですが、藤野駅までは約2㎞となっており、歩いて帰れない距離でもありません。

バス停近くの商店で藤野名産の柚子を使ったサイダーを購入し、ちびちび飲みつつ駅まで帰りましたとさ。


おしまい。
生藤山‐陣馬山縦走を終えて
人気の低山をマイナーなルートから登るのも静かで良いなぁと、改めて感じた一日でした。

陣馬山と生藤山は関東百名山に選定されており、もう少し人気があっても良さそうなモノなのですが、如何せん、歩行距離が伸びてしまうのがネックになっているのでしょうか。
生藤山の桜のプロムナードについては、少しだけ心残りになっているので、今度は時期を変えて訪問してみるのも面白そうかなと感じているところです。

いずれにしても、のどかな茶畑・里山の光景に始まり、ダイナミックな富士山の眺め、1都2県の県境を歩くという経験に、関東百名山を手軽に2座も制覇できてしまう充実感…

最初のイメージとは違って、歩いたあとは盛りだくさんな一日だったなと思い返すばかりでした。
食わず嫌いでは無いですが、やはり実際に歩いてみないと、その魅力に気づくことができないんだなぁ~と、改めて実感するばかりです。
・・・
さて、ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
これからも、このような形式で試行錯誤をしながらブログを更新していきたいと考えています。皆様におかれましては、たまにで良いので当ブログを覗いていただけますとこれほど嬉しいことはございません。
あなたの次回の縦走で素敵な景色と出会えますように!
それでは。
・・・
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